「有田と週刊プロレスと」をディープに楽しむプロレス用語と情報

Amazonプライムビデオで配信中の「有田と週刊プロレスと」をより深く楽しむためのマニアックなプロレス情報を紹介します。

昔は”プロレスを”見ていた。でも、今は”プロレスに”何を見るかですね。
(第95代内閣総理大臣 野田佳彦)

プロレスとは何か?

きっと人によって答えは違うけれど、

一つだけ言えるのは、プロレスは
物事の見方を教えてくれる、ということ。

だから、プロレスに縁のない日常を送るのは、すごくもったいない

プロレスを楽しむコツは、物事を面白がろうとする気持ちを持つこと。そう考えた瞬間、プロレスは一気に身近になります。

興味のない人から見れば、プロレスはプロレス。
四角いリングで、レスラーが戦っている。
ただそれだけ。
しかもそれで正解。
ところがいったんプロレスに心が奪われてしまうと、そこに人生やら何やら大事なことも見てしまうことだってある。
(芸人・プチ鹿島)

さあ、プロレスのある人生を始めましょう。

3つの試合でプロレス史がわかる!

たった3試合でわかるわけないだろ!
とツッコミが入ると思いますが、

乱暴は承知の上でプロレス史を理解するためのターニングポイントとなる試合を3試合選んでみました。

1981年4月23日 タイガーマスク vs ダイナマイト・キッド

1995年10月9日 武藤敬司 vs 高田延彦

2012年2月12日 棚橋弘至 vs オカダ・カズチカ

まるで〇〇の試合のようだと、例えられる名勝負

1988年8月8日:猪木vs藤波

猪木が引退を懸けて、藤波と対戦。藤波に引導を渡す最大のチャンスだったが、試合は60分フルタイムのドロー。

試合後、両者と敵対する長州力がリングに上がり、猪木を肩車したシーンはハイライトのひとつ。

【用例】
レベルの高いパフォーマンスを見せた後、クライマックスが爽やかであったり、また感動的なものだったときに”まるで8.8のときみたいだ”と例える。

1997年10月11日:高田vsヒクソン

1R 4分47秒、腕ひしぎ十字固めであっけなく負け、しかもエースクラスの日本人レスラーの総合格闘技での敗北はこれが最初でありプロレスファンの深い失望を招く。

【用例】
応援したものが完膚なきまでやられた時や、絶望感を感じたときに、”高田ヒクソン戦以来のショック”と使われる事がある。

1999年1月4日:橋本vs小川

小川の暴走ファイトで橋本を潰した不穏な試合。

試合後、両陣営のレスラーが入り乱れて東京ドームが異様な空気になっている中、小川が「新日本プロレスのファンの皆様、目を覚ましてください」という名言でファンを挑発し、さらに物騒な雰囲気に。

【用例】
約束を無視したことや突然、何かを仕掛けられたときに”橋本小川戦みたいだ”あるいは”北尾ジョンテンタ戦”を思い出すと言う時が…ってこれは特殊かw

1999年2月21日:前田vsカレリン

前田日明の引退試合で、猪木アリ戦と並び、世間的に注目を浴びた試合。

その相手に選んだのが、オリンピック3連覇・世界選手権9連覇の”霊長類最強の男”アレキサンダーカレリン。

120kg近くある前田を軽々持ち上げるカレリンズリフトを決められる等、さすがの前田でも相手が悪すぎて、カレリンの強さだけが際立つ試合になった。

しかし、最後まで強い相手を求めた前田の心意気にファンは魅了され、ドン中矢ニールセン戦と共に今でも語り継がれる伝説の試合。

【用例】
絶対にありえないことが起きた時、あるいは勝ち目のない相手と対峙する時、”前田カレリン戦みたいだ”と使われる事がある。

2001年4月18日:三沢力皇vs小川村上

禁断の対決と言われた試合。

橋本を潰し、そして総合格闘技にも進出し勢いに乗っていた小川直也に対してベテランの域に達して全盛期に比べ力が落ちてきたのではと囁かれてた三沢光晴が対峙するのは分が悪いとの戦前の予想を覆し、三沢が小川をコントロールし格の違いを見せ、凄みを見せた。

【用例】
応援していた人よりも相手の強さ・スゴさに驚いた時、”小川と三沢が初めて絡んだ時みたいだ”と使われることがある。

1993年〜2000年:四天王プロレス

1990年代に全日本プロレスに所属した、三沢・川田・田上・小橋たちが中心となって行った試合スタイル。

相手を立ち上がれない状態に追い込むために脳天から垂直に落下させる技や高角度でリングから場外に落とす技を多く繰り出した激しく高度な試合は、プロレスファンからの熱狂的な支持を集めた。

特に三沢光晴vs小橋健太の一連の試合は3年連続ベストバウトを受賞する等、プロレス史上最高の試合と評されている。

【用例】
常軌を逸した激しいパフォーマンスを評する際、”まるで四天王プロレスのようだ”と使われる。

まるで〇〇のようだと、よく例えられるレスラー

アントニオ猪木

言わずと知れた生きる伝説、プロレス界の最重要人物。

123ダァーと叫び、ビンタをする人とプロレスを知らない若い人には、そう思われているかもしれないが、現役を退いた今でも最も世間に届いているレスラーであるのは間違いない。

現役時代、モハメドアリと対戦、様々な猛者との異種格闘技戦、パク・ソンナンの目を指先で突っ込んだり、パキスタンの英雄ペールワンの腕折り、アミン元大統領との対戦を計画したりなど数えればきりがないほど仕掛けていた。

【用例】
”〇〇はまるで猪木のようだ”と例えたときは、猪木ばりにガチに仕掛けるという意味で使われる。

会長以上のレスラーがまだ出てきていないよな。

前田日明

総合格闘技を日本に根付かせた功労者。

大勢の暴走族がいる中にツカツカと歩いていきバイクを次々蹴り倒し暴走族をビビらせたとか、熊本に巡業した際、酔っ払った前田と武藤が喧嘩をし、旅館が崩壊したという伝説的な出来事が数多くあるが、UWF旗揚げの際にポール・ヴェルレーヌの「叡智(Sagesse)」の言葉を引用する程の読書家で、学者とも対談できるプロレス界屈指の聡明な一面を持ち合わせる。

今なお、プロレスファンに語られるレスラーとして評価されている。

【用例】
”〇〇はまるで前田日明のようだ”と例えたときは、身に纏ったオーラで強さを感じさせる、という意味で使われることが多い。

アキラのキックはヤバかったよ。ただ後ろから蹴るのは反則だよ!

藤波辰爾

剛田武ばりの歌声でレコードを出してファンを戦慄させたり、城好き、愛妻家の無邪気なアピールなど、とにかくやることがいちいち可愛い、萌え要素を持ったレジェンドレスラー、ドラゴン。

ボンボンなイメージを持ちがちだが、何の実績もなく中学卒業後に日本プロレスに入門し実績を積み上げてきた叩き上げのレスラーである。

レスリングスタイルは、ひたすら技を受けまくり相手を光らせる。また伽織夫人もドラゴンとセットでおさえておいた方がいい。

【用例】
”〇〇はまるでドラゴンのようだ”と例えたときは、自分の主張はせず、ひたすら相手の言い分を聞きまくる人という意味で使われる。

藤波は受け身がうまかったよな

ジャンボ鶴田

ファンの間ではプロレス史上最強レスラーに推す声も多く、大のプロレスファンである事を公言している前総理大臣・野田佳彦も鶴田最強論者であるほど、歴史に残る名レスラー。

大学からレスリングを始めて即オリンピックに出場したり、病気のため第一戦から退いて時間が空いたので勉強を始めて大学院に合格するなど、やれば即何でもできてしまう天才性を持っているが、なかなか本気にならない暢気な性格も魅力。

【用例】
”〇〇はまるでジャンボ鶴田のようだ”と例えたときは、やればできるのに、なかなかやらないという意味で使われる。

鶴田さんはホント強かった

三沢光晴

大型レスラーをも吹き飛ばす強烈なエルボー、器械体操の経験者ならではの空中技、プロレス界屈指の受け身の上手さ等、あの小川直也が”サッカー選手に例えると中田英寿”と評する程、花形レスラーだったが、一番の強みは内に秘めた気持ちの強さが他のレスラーとは次元が違っていた。

エゲい攻撃に鬼のような表情で倍返しで反撃。危険な投げ技を何度も受けても立ち上がる三沢を、何度やってもゾンビのように起き上がってくる(by 高山善廣)と恐れられていた。

【用例】
”〇〇はまるで三沢のようだ”と例えたときは、熱い気持ちを内に秘めている、または何度も打ちのめされても這い上がってくるという意味で使われる。

彼のドロップキックは綺麗でしたよ

アンドレ・ザ・ジャイアント

身長223cm、体重236kgと、巨人症のため大きくなった圧倒的な体格もさることながら、レスリングテクニックでも観客を惹きつけることができた巨人レスラーだった。

まさに人間離れした体格のためにハンディキャップマッチを組まれる事が多かった。

【用例】
”これではアンドレ扱いじゃないか”と例えたときは、一人で複数を相手に勝負しなければいけない時などで使われる。

アンドレはテレビショッピングが好きだったんだよな

プロレスファンによくありがちな物事の見方

今起きている現象に対して、まずは疑ってみる

これはガチか、いやギミックじゃないか?とか様々なシチュエーションを妄想する

相手の対応に綺麗に反応する(受け身を取る)

相手の強さを引き立たせてこそ一人前と考え、相手の意図を知りつつ、悟られないように綺麗なリアクションをとる

場の空気を読んで、立ち位置を決める

どうすればこの状況が面白くなるかを考えて、自分のスタンスを決める。

そのため状況によってスタンスを変えるためカメレオンみたいなやつだと勘違いされる場合も。

プロレスファンがつい妄想しがちな事

トランプを観るとカールゴッチを思い出す

トランプで引いて出たマークと数(スペードは腹筋運動、ハートはスクワットなど、数は出た数の10倍)をおこなう。なくなるまで続けるトレーニング

居酒屋でどんぶりを見ると、UWF系の飲み方をさせられるのではと一瞬恐れる

UWFの道場でドンブリに氷を入れてビールをがぶ飲みするのはUWFファンにはおなじみのネタ。

会社でパイプイスを見かけると栗栖正伸を思い出す

言わずと知れた”イス大王”栗栖正伸。嫌な上司に、栗栖ばりに座席部分が外れてしまうほど頭を激しくぶち抜くイス攻撃を繰り出す妄想にかられることもw

ファーの脚カバーをつけてる女性を見るたびにブロディを思い出す

イヤホンを付けてたら、そこから流れているのは「移民の歌」ではないかとセットで妄想してしまう

沼や川を見た時に底が見えるかを確認しがち

元週刊ファイト”I編集長”井上義啓氏の「プロレスは底が丸見えの底なし沼」という名言に影響を受けたプロレスファンは多い。

ちなみに猪木マサ斉藤の巌流島決戦に先立ち、元週プロ安西記者が巌流島には底があったとレポートし怒られるという小ネタも。

会社が新事業を立ち上げた時、アントンハイセルみたいになるんじゃないかと、つい疑いがち

猪木が情熱を注いだエネルギー事業だったが莫大な借金を残して挫折。

ちなみにもう一つの事業、永久電気では「人は噓をつくけど、電気は噓をつかないからな」という迷言が生まれ、こちらも順調に頓挫。アントン最高!

プロレス用語大辞林

紙プロの名物コーナー「プロレス用語大辞林」を勝手に再現。有プロをディープに楽しむため?人生の役にはたたなさそうな気もするが、面白おかしく読んでもらえればと思います。
情報は当時のままですのでご了承を。

【ア~】(台詞)
大仁田率いるFMW所属選手、サンボ浅子がやられている場面で発する独特な声。「あいつ、サンボじゃなくてサンバでもならってたんじゃねえか?」との批判の声もあるが、さすがはUWF(フロント)出身。セリフまでもが従来のプロレスラーとは一線を画していたのである。

【アースクエイク】(通称名)
地震の意。マゲが結えなくなったためプロレス入りしたと噂される元・大相撲の琴天山ことジョン・テンタのWWF時代のリングネーム。馳浩は自信家として有名だが、テンタは地震家なのであった。

【アイドル】(人種名)
ダンプ松本と立花理佐、FMW女子と木原美智子など、昔からアイドルと女子プロレスラーが友人になるケースは多い。しかし、カラオケでも乙女塾ナンバーしか唄わないという『BOMB』愛読者・キューティー鈴木が、女子プロレス界一のアイドルファンであろう。かつて高田延彦は、「あんな人と結婚したいんです」と語るほどの熱狂的な松田聖子ファンで、ライガーは『わらべ』のたまえちゃんファンだった。そして、『ビートたけしのオールナイトニッポン』のハガキ職人出身のリッキー・フジは、おニャン子クラブの大ファンだったというもっぱらの噂。井上貴子やキューティーがプロレス界でそう呼ばれるのはわかるが、大向美智子や半田美希がなぜ!?

【IWAジャパン】(団体名)
思わず苦笑したくなるデスマッチを売り物としていた小所帯のプロレス団体。ミル・マスカラスが保持しているIWA世界ヘビー級ベルトとは無関係。つい最近まで、会場で御自慢の葉巻を販売したり、スーツ姿で試合をやっていたりしていた凶悪な男が、転向して社長をやっている不思議な団体。エースはサーフィンもうらやむ「俺はエースじゃない」荒谷信孝。

【IWGP】(王座名)
「世界のベルトを統一した王座を設定し、その頂点に猪木が立つ」という考えで作られた、いかにも新間寿が考えそうな新日黄金期最大の野望。この野望がスケールダウンして、その決勝戦で猪木がハルク・ホーガンのアックスボンバーで失神するとともに、プロレスブームも沈静化していく。パンクラス・船木曰く、「猪木さんが失神した時も、嘘なんじゃねえかと思いました」とのこと。

【藍田真潮(あいだましお)】(人名)
アイドルグループ”制服向上委員会”に所属していた、独自の声を持つ少女。対抗戦勃発以降、よくアイドル雑誌で女子プロレスの魅力について熱く語り、山田敏代に技をかけられたりしている。

【アイビー】(服装名)
アメリカ北東部の大学生のファッション・スタイル。中央大出身の若大将・ジャンボ鶴田がこよなく愛している。

【阿吽(あうん)の呼吸】(形容詞)
天龍源一郎と阿修羅・原の龍原砲タッグなどで発揮される、息の合った呼吸のこと。”二人合わせてJJ・JACKS”が合体殺法を出しても、こう呼ばれないのが不思議でならない。

【青山】(地名)
一般には東京の地名に過ぎないが、長州語録では、以前青山に事務所を置いていた『新日本プロレス』を意味する。(例)日本のマット界は「全日本」、「新日本」、そしてオレたちの「維新軍団」の3派で、強烈な戦争となる様相だ。こうなると、オレたちは『新日本』の青山に同情する。(『必殺ラリアット宣言』長州力・著より)

【赤いウィンナー逃げた】(曲名)
極悪同盟から一転、芸能界の「おデブちゃん要員」として転進をはかったダンプ松本&大森ゆかりが、「PINK TON TON(桃色豚々)」名義でリリースしたコミックソング。タイトルの「赤いウィンナー逃げた」とは、もちろん陰茎のことだ。ダンプ松本の芸能界入りの際には、ブル中野も強く同行を求められたらしいが、行かなくて本当に正解だった。なお、桃色豚々は原宿でLサイズ専門タレントショップもオープンさせたが、店員もスーパーヘビー級だったために恐れをなしたのか、客は全く集まらなかった。

【赤井英和(あかいひでかず)】(人名)
映画『どついたるねん』でデビューした、プロボクシング出身の役者。通称・浪速のロッキー。格闘王・高田延彦とカラオケボックスで異種格闘技戦を繰り広げ、ドローになったほどの実力を現在も維持している。少なくともトレバー・バービックには200%勝てるはず。「好きな男性のタイプは?」と聞くと、「赤井英和!! だって体育会系で優しそうなんだもん♪」と答える女子プロレスラーが多いのも、彼のそんな野性味溢れる魅力ゆえなのか。

【赤いベルト】(王座名)
全日本女子プロレスの頂点であるWWWF王座の愛称。他に白いベルトやピンクのベルトもある。

【赤覆面(あかふくめん)】(通称名)
赤いマスクをかぶったプロレスラーの呼称。力道山時代のミスター・アトミックがこう呼ばれたのが走り。月光仮面とはあまり関係はない。ジャパンプロレスの旗揚げチャリティー興行で、新倉とエキシビジョン・マッチをやる予定だった長州力の前に立ちはだかった謎のマスクマン。フットボール用のガードを付けたままタックルするほど悪い奴だが、わずか95秒でギブアップ負け。そしてその正体は、全日本の眉毛の薄い某独身レスラーであったという。

【秋田犬】(犬名)
はぐれ国際軍団として、新日に参戦していた当時のラッシャー木村が飼っていたペット。当時のファンは単純だったので、ダンプ松本やラッシャーといった悪役の自宅に、石や生タマゴを投げつけるという習慣を持っていた。そのため、この秋田犬もノイローゼとなり、死んでしまったという・・・・・・。ラッシャー木村が全日ファミリー軍団入りした理由は、おそらくここにあるのではないだろうか?

【あき竹城(あきたけじょう)】(人名)
誰よりも、ボクサー・斎藤清作ことたこ八郎を愛した女優。俳優としても活躍するリングスの古田リングアナと、誕生日が同じ4月4日ということでも知られている。ちなみに7歳違いだ。

【アキラ】(人名)
長州語録による前田日明の呼び方。前田に似ているからとファンに名付けられた北斗のあだ名。現在、JJ・JACKSの野上彰が凱旋帰国当時に名乗っていたリングネーム”AKIRA”。今にして思うと、衣装もリングネームも北斗でしかなかった気がする。

【悪の正太郎君(あくのしょうたろうくん)】(通称名)
古館伊知郎語録における、将軍KY・ワカマツの表現。古くはストロング・マシーンから最近は宇宙パワーズまで、悪の正太郎君として悪の鉄人28号達を操っていたワカマツだが、屋台村の帰りにファンとタクシーに同乗してくれて、その上お金まで出してくれたりもするいい人としても有名。SWSの道場主となってからは、そのクレイジーさも鳴りをひそめたかに見えたが、SWS崩壊後、「宇宙パワー」がアタマに注入され再び大爆発。現在は、北海道で宇宙パワーステーション・道場「元気」(現・どさんこプロレス?)を主宰しているらしい。

【アゴ】(通称名)
口の上下の、歯の生えている固い部分。[ものを話し、また噛むのに役立つ]。食料、食費。[アゴ足付きで招待](以上、新明解国語辞典より)力道山先生が命名した、若き日のアントニオ猪木のあだ名。まったくひねりのないネーミングがステキ。ちなみに猪木は「このアゴで、俺は結婚できるのか?」と思い悩み、整形できないものかどうか医者に相談した時期もあるという。やはり人並み外れてデカイ身長などのコンプレックスを持った人間は、開き直ると強いのだろう。

【阿修羅(あしゅら)】(人名)
ラグビー好きの野坂昭如が命名した、ラガーマン・原進(阿修羅・原)のリングネーム。しかし阿修羅の名は、天龍にこそ似合うような気がする。キン肉マンのアシュラマンにも似てるし。

【翌檜(あすなろ)】(通称名)
「明日はヒノキになろう」という意味を持ったヒノキ科の常緑高木。後にリバプールの風となってしまった”筋肉の一寸法師”(古館語録より)こと山田恵一君の愛称でもある。”アントニオひのき”というグッズがあるように、おそらく「明日の猪木になってくれ」という意味を込めて名付けられたであろう。違うかもしれないが。

【汗飛ばし】(癖名)
天龍が得意とする、己の汗を削り落とすようにしてピッピッと払いのける、挑発的なテクニック。相手にその汗を飛ばすこともある。これがバージョン・アップしたものが、リック・ルードの手鼻かみなのであろう。スーパーファミコン「全日本プロレス」で三沢を選択し、対戦中にRボタンを押すと、テレビでおなじみの三沢選手のあのアクションが見られちゃうのだ。

【アダモ】(通称名)
過去に島崎敏郎の持ちネタ「アダモステ」を得意としていたため名付けられた、井上京子のあだ名。だが、「オリジナリティがなくなるから他人が使っている技は使わない」のが井上京子のモットーなのだから、ギャグも芸人のコピーではなくオリジナル・ギャグを磨いて欲しいものである。これは宮尾すすむのモノマネを得意としている小島聡にも、ぜひ言っておきたい。

【あっ、ちょっと待ってください!】(台詞・著名)
山本小鉄の名台詞でもあり、彼が残した素晴らしいジャケットの単行本タイトルでもある。なお、何かリング上で波乱が起きると、解説者がこの台詞を言い残して放送席から去るという小鉄スタイルは、Uインターの宮戸が今も継承している。

【アップル】(通称名)
紙プロ編集部でも活躍中のパソコン、マッキントッシュを出しているメーカー。おニャン子長者、秋元康が、ジャパン女子プロレス旗揚げ時にキューティー鈴木に名付けようとしていた、幻のリングネーム。最近、キューティーがマック雑誌の表紙になっていたのは、マッキントッシュ社のキットカットのCMに出演していた千葉麗子がマック・ユーザーなのと同様に、何かの因縁なのであろうか?

【あなたの目は闘う目だ】(台詞名)
日本に帰ってきた最後の日本軍兵士、小野田さんが猪木に対して言った台詞。野生動物は自分より強い相手を本能的に恐れるというが、これもその一種であろう。「それに比べてジャイアント馬場。あれは良くない」とも発言したらしいが、馬場さんは史上最強の草食動物みたいなものなのだから、それはやむなしなのである。

【アニキ】(通称名)
ラッシャー木村が命名したジャイアント馬場の愛称。団体渡り鳥、ラッシャー木村が最後に辿りついた全日本プロレスという名の楽園で出会った大人物は、彼がアニキと呼ぶに相応しい男だったのであろう。

【アニマル浜口ジム】(ジム名)
新日のみならず、全日や藤原組にも選手を送り込んだ、浅草名物のトレーニング・ジム。毎年お祭りの季節になると、浅草在住の半田美希や女社長、風間ルミなどのLLPW軍団も、ジムの面々と一緒におみこしを担いでいる。

【あぶ木(もく)】(略称名)
『あぶない木曜日』という名の『週間プロレス』読者ページ。あまりにも思い入れが強すぎる薄気味悪い文章がよく掲載されていることで有名。

【ア・ポー】(台詞)
素人がジャイアント馬場のモノマネをする際、最も多用されるフレーズ。関根勤は『笑っていいとも・増刊号』のゲストに馬場が来た際、「僕はア・ポーなんて言わないよ」と怒る馬場に対し、馬場が試合後のインタビューで「ふぉーですね」と答えるモノマネを披露し、本人直々に「それは似てる!」と言われたという伝説を持つ。

【甘い!!】(台詞)
コロコロ負けるコロコロした体型のIWGPチャンピオン・橋本真也と闘い、藤波が一瞬の返し技で勝利した瞬間に言い放った台詞。「橋本!! やるんだったら俺を殺すまでやれ!!」とまで言っていたが、おそらくこれが藤波流に解釈したところの猪木イズムなのであろう。

【アマレス】(競技名)
アマチュア・レスリングの略称だが、本当の意味でのアマチュア・レスリングとは、ハヤブサやテリー・ボーイを輩出した学生プロレスであろう。なお、「数年前、飲み屋でくわえタバコの三沢が女に囲まれ、『俺が今アマレスでオリンピックに出たら、金メダル取れるよ』と豪語していた」との情報が、とある暴走族評論家筋から寄せられたが、真偽の程は定かではない。

【アマレス三銃士】(集団名)
なんでも三銃士と名付けたがる新日が生み出した、若手の中西学、石沢常光、永田裕志の3人組の呼称。当初は中西の独走状態かと思われたが、売り出しに失敗したため今はほぼ同格。それにしても石沢がヒクソン・グレイシーなら、永田のたたずまいはかつての前田日明のようで、今後が期待できる。

【アミン大統領】(人名)
猪木との異種格闘技戦が実現一歩手前までいった、ウガンダの元・大統領。なぜれっきとした一国の大統領が、異種格闘技戦をやるという話になったのか・・・・・・プロレスは奥が深すぎる。真意のほどは確かではないにしても、民衆を大量虐殺しその肉を食べたという話から、食人大統領とも呼ばれていた。それにしてもなぜ、そんな男と異種格闘技戦を行わなければならなかったのか・・・・・・プロレス、そして猪木は奥が深すぎる。

【アメリカン・ドリーム】(称号名)
アメリカの夢。貧困な人が、一夜にして成り上がってしまうアメリカのおとぎ話し。白ブタ野郎・ダスティ・ローデスのキャッチフレーズ。今にして思えば、なんともチッポケなアメリカンドリームである。そして、よりスケールの小さい和製アメリカンドリームの名を欲しいままにしたロッキー羽田も、今はもういない・・・・・・。

【アメリカン・プロレス】(種類・集団名)
アメリカのプロレス。かのダーティチャンプ・リック・フレアー的なプロレスの意。コミック『プロレス・スターウォーズ』に登場する、日本マット界の制覇を狙うワルい集団。バーン・ガニア、ピンス・マクマホンJr、ジム・クロケットJrとそうそうたるメンバーが団体の統治をしていた。

【荒鷲(あらわし)】(通称名)
元・柔道日本一こと新日本プロレス社長、坂口征二の現役時代の通り名。なぜそう名付けられたのか調べる気もないが、あの面構えは確かに「荒鷲」を感じさせる何かがある。荒鷲なのに、浮き沈みを好まない超現実的な人柄、というギャップもステキだ。エモやんこと江本議員も、スポーツ平和等所属なだけあって「荒鷲」らしさを漂わせているが、それはただ一人称が「ワシ」なだけじゃないかという説もある。

【アラー・マキーム】(台詞)
史上最高齢の極悪人、ザ・シークの祈りの言葉。シークがどれぐらいワルかというと、リング上に煙を充満させている間に、シビレ薬を塗った吹き矢を放つほどの悪党なのである。(参考資料/一峰大ニ&真樹日佐夫・作『プロレス悪役シリーズ・エジプトの大魔王』)

【アリ軍団】(軍団名)
モハメッド・アリの取り巻き集団、通称・アリ軍団は悪いヤツらだ。アリVS猪木戦の際、一緒に来日した彼らは、滞在中に悪行の限りを尽くしている。中でも印象深いのは、軍団全員で女湯にドカドカとあがり込み、写真を撮りまくったというエピソード。全盛期には数百人単位の規模だった、と言われている。

【有村氏神一番(ありむらうじがみいちばん)】(人名)
元ヒステリック・グラマー、現カブキロックスのボーカリスト。シンコー・ミュージックからプロレス本をリリースしたりしているプロレス好き芸人、もといミュージシャンだが、JWPの篠崎代表とは犬猿の仲でもある。ちなみにナイスミドル・篠崎代表曰く、「最近あいつドラマ出てるだろ? もう顔見るだけでムカつくんだよね!! 『あいつと口聞いたらもううちのリングに上げさせない』って、ウチの選手にはキツク言ってるぐらいでさ。ろくなもんじゃないっての、ホント。これ書いちゃっていいから」とのこと。

【ある格闘技のチャンピオン】(肩書名)
西日本プロレス旗揚げの記者会見で、「もし俺様がマスクを取ったら、誰もが衝撃を受けるぜ。なんたって俺様は、ある格闘技のチャンピオンだったんだからな。ガッハッハ」と言い放ったホッパーキング(多少誇張あり)。もしかして、社会人プロレスの2部リーグでデビューし、ライバルに覆面太郎の名を挙げていた人と、同一人物じゃないのだろうか。『週プロ』選手名鑑の「スポーツ歴」の欄には、デビュー当時から「陸上競技、水泳」としか書かれていないようだが・・・・・・。W★INGマットで”とてもプロとは呼べぬ試合”(『週プロ』より)をしたため、高杉正彦に3分弱で潰されたこともあったが、たとえある格闘技のチャンピオンであろうとも、仮面ライダーがウルトラセブンに負けるのはやむなし、なのであろう。ポテチン。

【暗所恐怖症(あんしょきょうふしょう)】(持病名)
超人ハルク・ホーガンが最も恐れるのは、猪木が舌を出して失神することなんかではなくて、実は単なる暗闇だという。なにしろ、寝る時はいつも電気をつけっぱなしという、でんこちゃんに怒られて然るべき輩なのだ。つまりこれは、松永光弘やレザー・フェイスが『月光闇討ちデスマッチ』で挑むなら、彼らにも勝機はあるということでもある。

【安藤組(あんどうぐみ)】(暴力団名)
おそらく童貞喪失最年少記録を持つ、安藤昇を組長とする暴力団。同じ極悪人でも、『紙プロ』編集長の山口昇とは違う。後に映画スター兼歌手となる安藤昇も、かつて力道山の暗殺を計画していたというが、つまり元・安藤組の構成員・阿倍譲二も、その計画に一枚噛んでいたのだろうか?

【アントニオ猪木のPKO】(台詞名)
過激な仕掛人、新間寿がいわゆる”猪木スキャンダル”の記者会見で口走った台詞。Pはパンパン、Kはコイコイ、Oはオ・マンチョ野郎とのこと。この新間節が復活し、再びプロレス界に万里の長城を築く日が来ることはあるのだろうか。

【アントンナッツ】(商品名)
ひまわりナッツの別称。その他、アントンリブ、アントンマテ茶からタバスコまで各種揃っていたアントングッズの一種。しかし、これらの商品や店も、ハイセルの負債のために消滅してしまった・・・・・・。

【アントンハイセル】(企業名)
全ての問題を解決できる究極のリサイクル事業であり、アントニオ猪木が今なお追い続ける一生の夢。つまり、村西とおる監督にとっての衛星放送事業みたいなものである。ちなみに藤波辰爾は、かなりの額を投資してきたという噂。

【イーデス・ハンソン】(人名)
死刑、拷問の廃止を訴え、人種の保護活動をしている『アムネスティ・インターナショナル』のエージェントだか関係者だかの人。新日の斎藤清六か全日のハンソンか、と言われたほどリングサイドによく顔を見せていた。実は彼女、御大・ジャイアント馬場に対し、不当な拷問が加えられていないかどうかを監視していたらしいが・・・・・・(ベタベタ)。

【いい奴】(人種名)
墓にクソぶっかけてやりたくなるほどUインターに対して怒りを爆発させていた長州が、「でも山崎はいい奴だから」と言っていたことからも、山ちゃんの人並み外れたいい奴ぶりはわかる。そしてウィーな奴といえば全日本の野球チームにも入っているジョー・ディートンであろう。映画監督・河崎実氏は著書『タイガーマスクに土下座しろ』で、原作版でのタイガーマスクとジャイアント馬場を『いい奴』と評した。馬場は中学時代、先生に理由もわからず殴られたことがあるため、今その先生に会っても挨拶する気はないというエピソードからも、それはうかがい知れる。「よく雑誌とかに『人がいい』って書かれてますよね?」というボクの質問に、「昔は自分でそう思ったこともあったんですけど、最近は自分にも汚い部分があるって気付いたっていうか・・・・・・」と答えたコンバット豊田。そんなことに気付いちゃうのは、いい奴の証明でしかないぞ。

【言うだけ番長】(台詞・人種名)
前田が長州に対して、こう言い放ったのはあまりにも有名。言うことは言うくせに、何もしない奴の意。かつては猪木、そして今は安生や宮戸、ついでに前田本人もそう呼ばれつつある。しかし、内容はどうあれ「言う」だけでも偉い。ノーコメント連発の高田ほどつまらないレスラーは、かつて存在しなかっただろう。高田より安生の方が、200%魅力的なのである。

【遺恨(いこん)】(伏線名)
昭和のプロレスには欠かせないエッセンス。現在はFMW辺りにやたら渦巻いている。それにしてもミスター・ポーゴの伏線ほど読めないものはない。(例)遺恨の対決。

【いじめっ子】(人種名)
対抗戦や格下相手になると発揮される下田美馬、井上貴子らのキャラクター。しかし下田の場合、いじめっ子というよりもOLの陰湿ないじめを思わせるが、そこもマニアにとってはたまらないのだろう。女子プロ界には本当のいじめっ子も多く、全女のS選手が引退した理由もそうであったとか。

【いじめ問題】(社会問題名)
プロレス技がいじめには欠かせないアイテムとなっているためか、それともプロレス界にもいじめが横行しているためか、アニマル浜口など各レスラーともいじめ問題には敏感に反応した。血まみれの「グレート・ニタ」スタイルでいじめ問題を語る大仁田(通訳は荒井広報)も意味不明だが、「風車の理論を使えばいじめ問題はなくなる!」と言い切った猪木はもっと意味不明。

【異種格闘技戦】(試合名)
『プロレスは最強の格闘技、キング・オブ・スポーツである』と証明するために、アントニオ猪木と新間寿が仕掛けた各種格闘家との闘い。梶原一騎・作『四角いジャングル』を読み、「ああ、覆面空手家ミスターXの中身は、ウィリーに倒されたから偽者だったのか」とか思いながら見ると面白い。

【維新軍(いしんぐん)】(軍団名)
長髪、長州力というリングネーム、そして下克上と、幕末っぽさに溢れたエッセンスの詰まった長州軍団の別名。なお維新軍曰く、全日のレスリング・スタイルはヌルマ湯の中のオナラであったという。

【維震軍(いしんぐん)】(軍団名)
越中詩郎率いる、新日内団体の名称。昭和に活躍した長州の維新軍をもじって(あんまりもじっていないが)、平成維震軍と名付けられた。94.11.13、NKホール大会を皮きりに、自主興行も打っていくらしく、独立団体として活動していく意思もある模様。それにしてもこのネーミングは、『平成維新の会』のようで最低だ。『侍ファクトリー』なら良いが。とにかくカブキも髪を剃れ!!

【椅子】(小道具名)
プロレスで最もオーソドックスな凶器。パイプの部分を使ったり、椅子の上で攻撃を仕掛けたり、相手を椅子の山に埋めたりと、様々なアレンジを加えられて、現在も生き続けている。日本有数の椅子使いといえば、イス大王・栗栖正伸。そして世界有数のイス受け男といえば、ジプシー・ジョーであった。しかし、そのジプシー・ジョーの血をなめるポーゴは、さらにすごい男なのである。

【異端の小国(いたんのしょうこく)】(書名)
唯一の小人(ミゼット)プロレス専門書であり、高部雨市氏入魂のルポルタージュ。なお、パチンコの天才でもあるリトル・フランキー氏の好物はコーラだが、自動販売機ではたいがい上の段にあるので手が届かないという。

【一線を超えたデスマッチ】(試合名)
すっぽん野郎・松永が、いつの日か議員の息子・ポーゴとやる予定の試合。

【1億円】(金額)
UWFインターナショナルが、ワールド・トーナメント開催に当たって他団体のトップレスラーに挑戦状を送りつけた際、ブチ上げた優勝賞金。結果的に挑戦を受け取った側から、「リスクを考えると安すぎる」、「金じゃない」、「クソぶっかけてやる」などとボロクソに言われることとなるが、これは実にUインターらしいといえばらしい、ステキなアクションであった。竹やぶで1億円が発見された騒動の際、一攫千金&濡れ手にアワを目指して現ナマ捜索に精を出したジョージ高野。諦めた途端に第2の現ナマが発見され、相当に悔しがったという。「給料袋の中に夢はなかった」としみじみ語る、弟・俊二(現・拳磁)同様、現ナマに翻弄されやすい兄弟なのであろうか。

【一番】(呼称名)
今や大金をはたいてまで呼ぶ価値が皆無という選手に成り下がった、超人ハルク・ホーガンのキャッチフレーズ&勝ちドキをあげる際の雄叫び。ちなみに、当時の『コロコロコミック』に連載されていたスポ勉(スポーツ&勉強)マンガ『とどろけ一番』とは無関係。

【1001万5000円】(金額)
W★ING軍団が、FMW後楽園大会の興行拳を奪い取った結果、手にした金額。執拗に焼かれたマット代の弁償を迫るターザン後藤を無視して、現ナマを素肌に張りつける大矢、ズボンのウエスト部分に狭む”風呂なしアパート男”松永、満面の笑みを浮かべて口にくわえる”僕はお金じゃ動きません”金村。ここは素直に「キミたち、良かったね・・・・・・」と言ってあげたい。

【いつも一緒に】(曲名)
かつてEP『猪木ボンバイエ』のB面に収録されていた、同曲の”歌入り”バージョン。猪木前夫人、倍賞美津子が「♪い~つもぉ~、い~い~しょなのぉ~」と、メロウに歌いあげる名曲である。東スポ情報によると、猪木はまだ前夫人に「愛がある」様子だが・・・・・・。どうするショーケン・・・・・・。

【イデオロギー闘争】(概念名)
85年に全日本プロレスに殴り込みをかけた維新軍がやろうとしていた、新日イズムと全日イズムとの闘いの呼称。しかし、長州をしても眠れる白雪姫・ジャンボ鶴田を目覚めさせるには到らなかった。

【愛しのボッチャー】(漫画名)
河口仁氏が『週間少年マガジン』に連載していた、ブッチャー・ブームの発火点とも言える漫画。それにしてもなんだったんだ、ブッチャー・ブーム。そしてゴジン・カーン。また監禁しちゃうぞ。

【稲妻(いなずま)】(肩書)
ケロちゃんの本では、間寛平もしくは猿として活躍する木村健吾の代名詞。しかし、「腕より足の力のほうが3倍強いので、ラリアートも足でやった方が効果的なはず」というブッチャーの持論は、どうも今でも信じ難い。

【犬】(動物名)
あのエリオ・グレイシーを倒し、力道山と昭和の巌流島対決を行った、偉大なる柔道王・木村政彦先生。彼が修行時代の御馳走としていた動物がこれだ。散歩中の犬をテイクアウトしてビフテキ(正確にはドッグテキか?)にすると、とても美味だったとか。ちなみにパリでは鳩を食していたというからステキ。食事当番の時は、味噌汁にペンペン草や松葉、自分の糞などをクソミソにミックスさせたというから、なおステキ。それに負けじと本誌・山口編集長も犬殺しですが、さすがに食べやしませんな。

【犬殺し(いぬごろし)】(肩書名)
”犬殺し”の異名を持つ本誌編集長・山口昇は、泥酔して帰宅した際、じゃれついてきた愛犬を笑顔で壁に叩きつけ殺したうえ、奥さんにまで暴力を振るい病院送りにしたという。そんな話を平気な顔で『紙プロ』誌上に掲載するセンスは、すごいんだかすごくないんだか。それに劣らず新日若手時代の藤波は、犬を土の中に埋めて首だけ出してエサをやるという、非人道的なイタズラを嬉しそうにしていたというから、普段温厚なマッチョドラゴンからはちょっと想像できないっス。ちなみにカール・ゴッチ曰く「犬を殺すには脇腹にヒザを落とすのが一番」だとか。かといってほんとにやるなよ。

【井上節(いのうえぶし)】(文体)
元・『週間ファイト』編集長・井上義啓氏がつづる独特の文章のこと。”デルフィンだらけの街”、”イチロー人間”など、この表現はなかなか真似できない。(例)「底抜けに明るい『スーパー・ジュニア』の街で、”J-カップ”の中のコーヒーをかき回しているのだ」

【猪木とは何か?】(書籍名)
『紙プロ』大飛躍のきっかけとなった、巨大な金づる。93年9月発行のパート1に続き、94年5月には「キラー編」を出版して、センセーショナルな話題を巻き起こした。そして、「イベント編」と題したイベントまで行い、それを再録したブックレットまでついでに発行し、いもづる式にボロ儲けしたと噂される(編集部注・「お金なんかどこにあるん? ないやろ? なかったら誰が責任取るん? 今金庫と通帳見せるから。ほら、ないじゃない!!(怒)」)。筆者もイベント編のインビテーション・カードを5000円で買わされたのだが、あの金はどこへ消えたのだろうか? そして、”猪木”とは結局のところ何だったのでしょう?

【猪(いのしし)】(動物名)
家畜化する前のブタ。かつてアントニオ猪木が議員に立候補した際、”猪”の隣に”木”が立っているというストレートな表現のポスターを製作したはいいが、回収するハメになったこともありましたなあ。

【イバラキング・スタイル】(服装名)
団体消滅後も熱狂的マニアが多い、『デスマッチ至上主義団体』W★ING。ファンのハートをガッチリ捉えて離さないその魅力の秘密は、主宰者・茨木清志代表(現在行方不明中)の、安っちいブルゾン&薄汚れたジーパンを基調とする、一種独特のファッション感覚にあったと言っても過言ではない。高座にポンチョ&作務衣で登場する立川談志師匠のごとく、どんな公式の場でも自らのスタイルを貫いていた茨木氏のファッションは、「イバラキング・スタイル」として、関係者の間に語り継がれている。現在、氏の意思を継ぎ、金村ゆきひろ(現・W★ING同盟)のファッションが、ややイバラキングである。それともただダサいだけななのか? 謎である。

【いぶし銀】(呼称名)
くすんだ渋色。テクニシャンのベテラン・レスラーにはたいがいこの呼称が付くが、その代表格と言えば、やっぱり木戸修である。いぶし銀、言われ続けてウン十年。そんな人です木戸修。アパート経営など実生活でも、地道ないぶし銀ぶりを発揮するが、キドゲリ、キドクラッチなどの自らの名前を配した技の名前を見る限りは、自己主張も少しはあるのかもしれない。(例)いぶし銀のテクニック。

【入墨獣(いれずみじゅう)】(通称名)
タトゥー入れまくりのロックなレスラー、バンピーロ・カサノバのことではなく、クラッシャー・バンバン・ビガロのキャッチフレーズ。しかし天龍は、ビガロ&大仁田とタッグを組んだ時、どうしてまた、「トロフィーはバンバンにやってくれ」などと、ビガロをバンバン呼ばわりしたのだろうか?

【言わせる番長】(人種名)
口だけの奴の言うだけ番長に対し、都合の悪いことは下っ端に言わせ、自分はええカッコしいしている奴の意。Uインター当時の高田は、安生、宮戸に言うだけ番長としての汚名をかぶさせ、当のご本人はそ知らぬふりの世界最強君であった。しかし最近の高田は、2度の惨敗を喫したヒクソンに対し「最強でも何でもない柔術オヤジ」、御大・ジャイアント馬場に対し、「お前を潰してやろうと思った」等と、今までの高田とは打って変わり、見事に言うだけ番長への進化を成し遂げた。しかしあまりの高田の豹変ぶりに、「謎の整体師の洗脳でも受けたのか?」と、周りでささやかれている。

【陰茎(いんけい)】(医学用語)
?@男性の生殖器の一部で、筒の形をした部分(集英社国語辞典)。?A陰茎は興奮すると大きくなるもの。試合中、明らかに陰茎が大きくなっているレスラー(誰だかは怖くて言えない)がたまにいるが、彼らはそれだけ試合に対してエキサイトしているということなのだろうか? それとも・・・・・・。同様に、乳首をピンコ立ちさせたままあ肉弾戦を繰り広げる女子プロレスラーも存在するが、白い水着を着用することによってそれらを自ら際立たせようとするのは、何故なのか・・・・・・。

【隠語(いんご)】(専門用語)
プロレス界の隠語は、元祖・力道山の影響か、相撲界に通じるものも多い。金星=美人、首投げ=SEX、手相撲=オナニー、肩口=チンポなど。馬場の肩口はジャイアントであり、鶴田の肩口もジャンボだともっぱらの評判だが、黒人兵士とのハーフであるジョージ高野の『黒い秘密兵器』も、かなりの『ビッグマグナム黒岩先生』状態らしい。しかし、プロレス界最大最強の肩口を持つと噂されるのは、黒いツチノコの異名を持つ冬木弘道だというから意外。某ホモ雑誌を思わせるかつての『サムソン』というリングネームは、伊達ではなかったのだ。チンポの大きい男は態度も大きいと言われるが、それなら最近の冬木のビッグマウスぶりもやむなし、なのである。

【インディアン】(人種名)
インディアン・レスラーと言えば、ワフー・マクダニエルやヤングブラッド兄弟、そしてタタンカだが、マシンこと平田淳二が、海外遠征中に扮した謎のモヒカンインディアン野郎・サニー・トゥ・リバーズも忘れちゃいけない。しかし、引退試合でマスクを脱ぐと言っていたマシンがいきなりマスクを脱いで、ついでに名前も淳嗣と変えたのは何故なのか? インディアンが嘘をついてはいけない。

【インディー系】(種別名)
「独立の」「中立の」という意味を持つ『インディペンデント』の言葉にも見合わない、小所帯なプロレス団体のこと。今までは一人で団体を名乗る高野拳磁や剛竜馬などのナイスガイも増えて、収集がつかない状態になりつつある。かつて音楽界でも「インディー系」ブームの到来によって、メジャー狙いの三流バンドが大手に青田買いされまくったものだが、今ではペンペン草すら残っていない有り様。プロレス界の場合も同様で、W★ING茨木の青田買いは早計だったと言わざるを得ない。

【インテリ】(通称名)
知識階級(に属すると言われる人)。新聞記者出身のブルーザー・ブロディは『インテリジェント・モンスター』と呼ばれていたが、ザ・デストロイヤーの正式名称は、『ザ・インテリジェント・センセーショナル・デストロイヤー』だった。なにしろ初来日時には、リングアナが正式名称で呼ばないと承知しなかったというから、なんともセンセーショナルである。日本が誇るインテリ・レスラーと言えば、シュタイナーなどでムリヤリ理論武装する前田日明と、40歳を過ぎて、あっさりと筑波大大学院へと進学した中央大学法学部の星・ジャンボ鶴田か。そしてミスター・ポーゴは、中央大学法学部中退である。

【ウィーッ!!】(口癖名)
いつの頃からか、スタン・ハンセンがロングホーンを掲げながら発するようになった雄叫び。一緒になって「ウィーッ!!」と絶叫する観客を、福沢ジャストミート朗は『ウィーッ少年合唱団』と名付けた。ちなみに「イーッ!!」と絶叫するのは、リングの下での入れ替わり劇がとってもスリリングだった、同じマスクの2人組、ザ・ブラックハーツである。

【W★ING(ういんぐ)】(団体名)
W★INGプロモーション名義で、格闘三兄弟をエースとして平成3年12月に旗揚げ。それ以前には、雀の涙ほどの短期活動をしていた「格闘技連合」こと旧W★INGもあった。しかし、気がつくと徳田光輝の姿が消えて、ミスター・ポーゴをエースとした日本最狂の団体と化していた。段取りの悪さばかりが指摘されたが、たまに中身が代わっていたたり、マスクを脱いで社長の悪口を言い出したりする数々のホラーキャラクターも光っていた。ジャパン女子同様、そんなダメなところが一部マニアに指示されたのだろう。その後、松永→邪道&外道→金村とエースを変えつつも、どんどんスケールは小さくなっていき、6年3月に消滅。『ネイル・デスマッチの釘先が丸まってるんじゃないのか?』疑惑や、『ファイヤー・デスマッチで大火傷』事件、いきなりリングで試合をするビクター・キニョネス(マネージャー=しかもサングラス姿)、茨木社長の風貌など、実に印象的な団体ではあった。

【W★ING同盟(ういんぐどうめい)】(軍団名)
崩壊したW★INGのメンバーを中心に結成された、日本のプロレス界で今一番カッコイイ軍団。FMW内で暗躍する。その勢いは今や誰にも止められず、タイガーマスクにおける『虎の穴』のごとく、『むじなの目』という組織というか秘密結社まで設立して、全国の将来有望な不良少年たちをスカウトしまくっているほどエスカレートしている。『むじなの目』は時給自足がモットーなので、野菜泥棒も重要な仕事のひとつ。あのクサリガマだって、こんな時には便利な実用品と化すわけなのだ。

【牛殺し(うしごろし)】(肩書名)
極真空手の創始者、ゴッドハンド・マス大山のキャッチフレーズ。「人間じゃあ相手にならないから動物と闘うんだよ、キミィ~」と、牛やゴリラと闘い続けた大山総裁。しかしながら後年、「人間が牛と闘えるわけないよ、キミィ~」と、大山総裁がおっしゃったとかそうじゃなかったとか。

【後ろ髪(うしろがみ)】(身体的部位名)
全日、新日、UWF系を問わず、誰もが伸ばす後ろ髪。入門当初は短髪を義務付けられているレスラーにとって、最初に挑戦できるオシャレはこれぐらいなものなのだろう。全体をくまなく伸ばすと、本田多聞状態になってしまうので、それもやむなしなのか。

【宇宙パワーステーション道場「元気」】(団体名)
北海道で生活する将軍KY若松が起こした、地元密着型団体。これをいつのまにか『どさんこプロレス道場「元気」』に改名しちゃうというのが、若松市政姿勢特有の底知れないセンスである。94年には誰も知らないうちに、いつのまにか自主興行を行っていた。

【腕相撲】(競技名)
腕相撲と言えばスコット・ノートンだ。全米腕相撲大会で3度も優勝し、シルベスター・スタローン主演の映画『オーバー・ザ・トップ』にも出演。同じくスタローンの、『ロッキー3』に出演していたホーガンに匹敵するだけの評価を得てもいいはずだが、現在もインパクトのない外人エースとして新日マットで地道に頑張っている。

【馬カラス(うまからす)】(覆面名)
マスカラスの額部分にあるべきMマークを、馬マークに変えただけの素敵な覆面。『男は馬之助!!』と唸らずにはいられないセンスの良さであろう。ちなみに『バカラス』ではなく『うまカラス』である。同じパターンで栗栖の栗カラスというのも存在した。何を意図しての行為なのかは神のみぞ知るというやつだが、「あの中身は徳田じゃないか?」というデマも一部で流布された。

【馬の骨(うまのほね)】(差別用語)
今最もステキな奴、ミスター200%こと安生洋二が、リングス所属外人選手を表現した言葉。まあ、アムステルダム界隈のディスコの用心棒をそう表現したくなる安生の気持ちは、そのゼブラ柄のタイツを見れば一目瞭然であろう。

【ウルトラマン】(番組名)
TV番組のヒーロー。ゼットンにやられてしまうウルトラマンの最終回を見て、前田日明は強くなることを決意したという。自ら怪獣王子を名乗る正道会館・佐竹雅昭とは公私にわたる好敵手となれるはずだったのだが・・・・・・しかし、高杉正彦(現・ユニオン)は、ゴースト星人にやられてしまうウルトラセブンの最終回をみていないだろう、たぶん。

【噂の真相(うわさのしんそう)】(雑誌名)
かつては『ZORROが暴くニセ流血のナゾ』といった記事も出ていたスキャンダルを売り物にする月刊誌。93年、『レスラーの赤裸々な下半身交流戦』といった記事が掲載されたため、『紙プロ』6号で”『噂の真相』でプロレス暴露記事を書いたやつぁ誰だ!? 出てこいってんだぁ座談会”が行われ、『紙プロ』との仁義なき抗争が勃発。「ちゃんとマジメにやれば、紙プロはもっと部数も伸びるはず、と、スタッフの面々にも言っておこう」と書かれたりもしたが、それは無理な相談というものであろう。ほっとけ。この座談会で「『噂の真相』に書かれたプロレス暴露ネタは、8割がウソ」と指摘されたが、残り2割の真実はどれなのか。そっちの方が興味深くもある。

【浮気】(行為名)
妻や恋人の他に、女をつくること。一つの物事だけに精神が集中できず、いろいろな物事に興味が変わりやすいこと。『英雄、色を好む』という格言がある。国民的英雄として知られた力道山や木村政彦がそうであったように、浮気の一つもしない輩は英雄と呼ぶに値しないであろう。そういう意味で、猪木が浮気発覚によって丸坊主となり、前座で鈴木実(現・みのる)あたりと試合していたというのは、本当に素晴らしいことであったと心から思う。サスケ選手も風俗雑誌で、「東北6県で浮気はしません」なんてアヌスの小さいことを言っているようでは、英雄にはなれやしない。他の女の写真が奥さんに見つかったぐらい、なんだ!!

【絵】(趣味名)
物の形象を描き表したもの(広辞苑より)。藤原組長、金本浩二、ハヤブサなど、イラスト描きを趣味とする粋なレスラーもけっこう多い。中にはコンドル斎藤のように、カット描きが本職になってしまう本末転倒な選手までいるほどである。しかしハヤブサだけでなく、絵本作家を夢見た唯一のヒールであるシャーク土屋や、パリに行って画家になることを夢見る鍋野ゆき江など、FMWに本格派アーティストが多いのは何故なのか。これは推測に過ぎないが、おそらく大仁田社長の師匠であるジャイアント馬場の影響が強いためだと思われる。何しろ馬場さんは、大枚をはたいて購入した油絵を自ら模写したら、奥さんにもどっちが本物だかわからなくなってしまったというほどの画力を持っているのだから。さすが元美術部。「誰に習ったわけでもないので、他人には絶対に見せない」という奥ゆかしさもステキ。

【エース】(肩書名)
団体の看板選手。トランプのエースから取った「切り札」が語源。団体が増えればそれだけエースの数も増える。中には「俺はエースじゃない」エースもいたりするが、真の”エースじゃないエース”はジョニー・エースだろう。四谷の焼肉屋で発見したマンガ家のゆでたまご先生は、「ジョニー・エースは最高やね」って言ってたぞ。

【AV(えいぶい】(娯楽名)
アダルト・ビデオの略。オーディオ・ビジュアルの略称でもある。藤原組長がAV監督としてデビューするほど、プロレスとAVは密接な関係である。新日本の馳先生はただの女優も好きだが、AV女優も大好き、らしい

【永久歯(えいきゅうし)】(歯名)
普通の人は32本あるはずの、死ぬまで生え変わらない歯のこと。しかし大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントには40本あったという。それならグラン浜田は30本、リトル・フランキーは26本ぐらいしかなかったとしても不思議ではない。

【営業】(仕事名)
プロレスラーにとっての営業は、なんといっても「くだらないバラエティー番組に出演し→お笑いタレントにからかわれ(女子の場合はわざとらしいセクハラを仕掛けられ)→本気になって怒り→暴れる(タレントに技をかける)」のが王道パターン。大仁田を例にとってあてはめると、「くだらないトーク番組に出演→例によって千針の傷を自慢→金メダルマン・森末慎二に鼻で笑われ→ムキになって反論するが→まだ鼻で笑いつづける森末」となる。(以上、『たかじんnoぱあ~』より)

【英雄(えいゆう)】(称号名)
ボクシング界の英雄といえばモハメド・アリ。パキスタンの英雄といえばアクラム・ペールワン。”ペールワン”というのは、パキスタンで英雄に与えられる称号で、アクラムに勝った猪木は”ペールワン”の称号を手にすることができた。だがしかし、ベトナム戦争の英雄の息子を半殺しにしたというホー・チー・ウィンことターザン後藤に、ペールワンの称号が与えられないのはなぜか。そして村田英雄がパキスタン公演を行うとしたら、村田ペールワンとして登場するのか。疑問は尽きない。

【エキジビション】(試合名)
模範試合。学芸会のこと(広辞苑より)。1994年5月1日、福岡ドームで獣神サンダー・ライガーを相手に、ニヤニヤ笑いながらエキジビション・マッチを繰り広げた佐山”僕から甘い物を取り上げたら、何が残るって言うんですか!!”サトル。スーパーヘビー級の佐山が放つ素早いキックに観客はざわめいていたが、それらを全て完璧に防御していたライガーもスゴかった。しかし後日、シューティングの興行で「先日、福岡ドームで試合・・・おっと違った、芝居をしてきました」という「ボクの飲むお茶ボクの園。おっと違った」級のボケ台詞を放った佐山はもっとスゴイ。エキジビションは学芸会に過ぎないと指摘したわけである。しかも佐山ファンクラブの会員特典には、「自家用飛行機搭乗会への参加」なんてものまであるから、なおスゴイ。

【エスエル出版会】(出版社名)
ワープロ原稿を版下にしていしまう唯一のプロレス月刊誌『プロレス・ファン』を発行する大阪の出版社。ZORROが活躍しているといっても、エスエム出版ではない。

【SOS】(救援信号名)
今やレスリング・ユニオンの会長として華淑々しく活躍する、プロレス界の佐藤蛾次郎こと鶴見五郎。彼が試合時に着用するコスチュームに書かれたSOSの文字は、いったいどこの誰に向けて発しているのだろうか。毎年必ず抱負として「とにかく生き抜く、生き残る」と語る五郎よ、困ったことがあったらボクに何でも言ってくれ。

【SGP】(団体名)
平成6年10月に旗揚げ。スペシャリスト・グローバル・プロレスリングという壮大過ぎるネーミングの団体。甘いマスクの尾内淳代表がさらにマスクを被り、ウルトラマン・ロビンとしてリング上でも活躍しまくる。謎の必殺技ウルトラ・デスティニーを駆使する彼は、プロレスショップで自らのサイン入りプロマイドを500円で販売したりするあたりも、スペシャル・グローバルなのであろうか。

【SWS】(団体名)
メガネ・スーパーをスポンサーにして平成2年に旗揚げするも、やはり天龍意外の選手が小粒過ぎたためか、4年5月に崩壊。高野兄弟をはじめ、この団体に参加したことで運命の歯車が大きく狂ってしまった選手は数知れない。「金曜プロレス」、「黒船」と『週間プロレス』に袋叩きにされ、運命の歯車は大きく狂ってしまった。

【SPWF】(団体名)
平成5年8月に旗揚げした、社会人プロレス団体。シンボルマーク中央に大きく輝く”人”の文字からは、エース・谷津嘉章の人生がヒシヒシと伝わってくる。素人や吉本興行のお笑い芸人をリングに上げたことからメディアに叩かれ、ろくに雑誌で紹介されなくなってしまったのは不幸だが、その縁で谷津の吉本入りが決定したのだから良しとするべきか。下半身の暴れん坊の異名を持つ競艇好き男・茂木正淑が昨年暮れに離脱。新団体『レッスル夢ファクトリー』を旗揚げ。都内一等地に道場を設立した直後だったこともあって、谷津のショックはかなり大きかったことだろう。しかし、彼らのシンボルマークも大きく”夢”の文字が輝いているあたり、谷津イズムの呪縛からは逃れられないのかもしれない。

【エスペランサ】(通称名)
新日時代、『青春エスペランサ』と呼ばれていた高田伸彦(現・延彦)。下品な名前のポーランド人・ザーメンホーフさんが考え出した人工的な国際語『エスペランド語』とは、おそらく無関係のはず。

【エックス・ジャパン】(音楽集団名)
かつてはスラッシュ・メタル界の暴れん坊、そして今は”破壊の美学”を追い続けるお化粧バンド。なぜか女子プロレス界で異常人気を誇る。FMWの女帝・コンバット豊田が彼らのフィルム・コンサートに行った際、正面から熱狂的ファンとして知られるLLPWの神取忍が、風間やイーグル達を引き連れてのし歩いてきたので、思わず隠れてしまったという。彼らがそこまで人気があるというのに、角掛溜造エックスの評判が悪いのは納得いかない。

【エッチューさん】(通称名)
ド演歌ファイター・越中詩郎のニックネーム。越中(エッチュー)フンドシが元ネタだと思われるが、やはりボクが思うに、一流レスラーというのはフンドシ姿の似合うナイス・ガイでなければいけないのではないだろうか。越中はもちろんのこと、一流と呼ばれる橋本、武藤、川田、小橋、山ちゃん、組長、天龍、船木、剛竜馬など、誰もがフンドシを粋に履きこなすこと確実と思われる。

【絵ハガキ】(土産名)
30年以上も続けている馬場さんのコレクション。「ただ大量に集めるのではなく、海外の、はじめて行った街で、1種類だけ買うと決めている。絵の好きな馬場は、観光地などでは何種類も並んでいる絵ハガキを、じっくり選ぶのを楽しみにしているのだ」(『笑いすぎだよリングアウト』菊地孝・著より)。猪木が文房具を見てニヤニヤしちゃったりするように、馬場さんも絵ハガキを見てニヤニヤしちゃったりしてるんでしょうか。

【FBATL(エフバトル)】(フォーラム名)
大手パソコン通信「ニフティ・サーブ」で開かれている、プロレスファンのためのフォーラム(同好会)。試合結果速報やちょっとしたインサイド情報など、ステキな情報が満載。団結力が強く湿度の高いファン(やはりU系に多いんだけど)の間で交わされている、「熱い」バトルも実に読み応えがある。『宝島30』紙上で山田編集長本人が怒っていた『フルコン編集長・シークレットブーツ疑惑』をスクープしたのもここ。ちなみに、『紙プロ』は立ち読みで済ませているという会員が多いみたい。買えよ。

【FMW】(団体名)
ジュニア・ヘビー界の片岡鶴太朗として知られた大仁田厚がカムバックし、おもちゃ箱をひっくり返したような団体を目指して、平成元年10月に旗揚げ。当初はミゼット(小人)や異種格闘技戦、無名韓国人格闘家など本当にバーリ・トゥード(何でも有り)だったが、最近はすっかり『夢いっぱいのデスマッチ』な団体と化したため、フロンティア・マーシャルアーツ・レスリングなんて正式名称は、もはや忘れられている様子。

【FULL(エフユーエルエル)】(団体名)
平成5年12月旗揚げ。バカツネこと新間寿常代表(30年連れ添ってきたのに、突如として猪木を告発した、あの新間寿の息子)が、かつて率いていたユニバーサル・プロレスを改名して復活させるも、いきなり暗礁に乗り上げてしまった団体。それにしても、新間親子のファミリー入りしているパチンカー・グラン浜田(ミスター・ポーゴの同級生)は、何かとんでもない弱みでも彼らに握られているのだろうか。この義理立てぶりはちょっと尋常じゃない。

【LLPW】(団体名)
平成4年8月旗揚げ。”華激”をキャッチフレーズとする酒飲み系女子プロ団体。ジャパン女子崩壊時、お呼びのかからなかった選手達で構成されているというウワサだが・・・・・・。”激=強さ”担当は神取、”華=ビジュアル”担当は半田&大向という感じだが、ボクはむしろ新人の山下淳ちゃんや広報の大野さんをプロレス界の華として指示したい。社長は元・グラビアアイドル・風間ルミ。

【襟足(えりあし)】(身体部位名)
【後ろ髪】参照。

【エロチック女子レスラー】(通称名)
「パブリック・レスリング」という素人レスリング集団の中で闘う、『技をかける少女』のキャッチフレーズ。その試合ぶりは見るに絶えないが、ビデオ(サインとキスマーク付き♪)は入浴シーンあり、練習(=オナニー)シーンありなので許す。本職はモデルということだったが、その後、風俗店に勤務しているという噂が流れてきたのも、まさにエロチック女子レスラーの本領発揮なのであった。女子プロのドーム大会のOB戦は、実にセクシー・ボムな名勝負であった。復活したジャガー横田は黒のシースルーでキャバクラ系の色気を振りまく。3禁制度もいいが、それを超えたところに新種の女子プロレスが存在するのかもしれない。

【演歌】(曲種名)
”ド演歌ファイター”という言葉があるように、プロレス界は演歌な世界である。よって、レスラー達は好んで自らの美声を演歌のビートに乗せて、拭き込みたがるもの。木村健吾しかり、藤原組長しかり、マイティ井上しかり。そんなオールドスクールな人達に対して世代闘争を仕掛けたのが、ニュースクールの代表格・佐々木健介である。世界初のペイント演歌歌手(デュット相手の女子が、なのだが)として、弱虫・橋本に負けず頑張って欲しいものだ。

【王貞治(おうさだはる)】(偉人名)
「巨人軍に入団して初めての練習の時だった。マウンドには、まさに雲を突く大男が立っていた。その2メートルはあろうかと思われる巨体から投げられるボールは、早実大出身の僕のプライドをコナゴナに打ち砕くのに十分な威力を持っていた。これがプロの球なのか・・・・・・。僕にプロの厳しさを初めて教えてくれた人、それが現在世界を股に掛けるプロレスラー、ジャイアント馬場だと言ったら信じてくれるだろうか?」(王貞治・著『回想』より) うろ覚えで引用したが、つまり馬場さん(元・巨人軍投手)は、王さんのプライドを打ち砕くほどの王者ということなのである。

【王者の魂】(曲名)
全日本プロレスの御大・ジャイアント馬場の入場テーマ曲。その風格はどことなくアンドレの入場テーマに似ているような。余談だが、先日の川田・田上組対三沢・小橋組の60分ドローを見て、初めて引き分けの時にかかる音楽(坂本龍一の『カクトウギのテーマ』)を聞いたぞ。これってたしか輪島のテーマだったんじゃ・・・・・・。輪島が引き分けた時にもこの曲をかけるつもりだったんだろうか?

【王道】(通称名)
王の行うべき道のこと(福武国語辞典より)。邪道を標榜するFMWと差別化を図るためなのか、UWFインターナショナルが好んで使うキャッチフレーズ。しかし『王道』という言葉には、『楽な方法』という意味もあったりする。これは青春の大発見だ!! ジャイアント・サービス刊の御大・ジャイアント馬場自身による自伝、それが上下2巻からなる『王道16文』だ。スリリングな要素がまったくない内容には、さすが王道と言わせるだけのものがある。全日本プロレスの若大将・ジャンボ鶴田が何気なく発する「オーッ!!」というシャウトにも、おそらく『王道』という意味が含まれているのであろう。

【大口野郎(おおぐちやろう)】(通称名)
謎の毒舌マスクマン・神風がすっかり大人になってしまった現在、大口野郎といえば”ミスター・ビッグマウス”キム・ドクのことだ。WAR参戦時には「最後の意地を見せる」と意気盛んだったが、自然にフェードアウト。三沢タイガー、そして平田マシンを意識してなのか、青鬼のマスクを試合後に脱ぎ捨てたキム・ドク。それでもまったく注目されなかったのは、まさにキノ・ドクとしか言いようがない。

【太田章(おおたあきら)】(偉人名)
アマチュア・レスリング全日本選手権8連覇、ロス五輪&ソウル五輪・銀メダリストなど、とてつもなく輝かしい実績を持つアマチュア・レスラー(現・早稲田大学助教授)。まさに”日本のアレキサンダー・カレリン”である。あらゆるメディアで「プロレスは八百長。文句があるなら来い、いつでも門を開けて待っている」と、プロレスラー相手に喧嘩を吹っかけている、谷津嘉章なんか目じゃないほどのスゴいヤツである。当然のごとくリングスもパンクラスも八百長と決めつけている彼だが、カレリン戦を目の前にした前田に対し「止めておいた方がいいですよ、前田さん。本当に殺されてしまいますよ」と声を掛けてくれる、ちょっぴり優しいおじさんでもある。

【オーちゃん】(あだな名)
最強最後の闘魂伝承者と呼ばれている、小川直也の佐山流ニックネーム。安直で愛嬌のある響きがとてもステキ。この「オーちゃん」というのは、どうしても『オバケのQ太郎』の弟であるO次郎(Oちゃん)とイメージが重なってしまうのは、弟分の言い分を通訳してくれる大飯食らいのデブ兄貴を連想してしまうからなのであろうか。

【オーバー・ザ・フェンス】(反則技名)
過去の新日本プロレスにのみにあった、「相手選手を場外のフェンスの向こう側に出したら反則負け」というルール。その頃の新日が金曜夜8時に中継してたからといって”金曜8時伝説”をキャッチコピーにもつバトラーツでも、まず採用しないであろう極めて理不尽なルールであった。特に、猪木vs新国際軍団の「1vs3変則マッチ」で、ラッシャー木村、アニマル浜口を仕留め、最後の寺西勇をうっかり場外ショルダースルーをフェンス越しに掛けてしまい、反則負けになった猪木。その時の悔しさはいまでも記憶に残っている。

【オールスター戦】(興行名)
かつては全日本、新日本、国際の3団体が集結した昭和54年8月26日の日本武道館決戦が、この名で呼ばれていた(当時は3団体しかなかった)。そして今は女子プロの世界で、こう呼ばれる興行が行われている。しかし『オールスター家族対抗歌合戦』にも言えることだが、本当に出演者全員がスターだと言い張るのだろうか? 馬場・猪木組や鶴田・藤波・マスカラス組(しかし相手はタイガー戸口・マサ斎藤・高千穂明久組)に匹敵するスター性を求めるのが酷なのかもしれないが、やはりこれでは看板に偽りありだろう。とはいえ、かつてのオールスター戦にも、坂口征二対ロッキー羽田戦や、セミファイナルのラッシャー木村対ストロング小林戦など、あんまりオールスターじゃないマッチメイクもあったのだが・・・・・・。かつてのオールスター戦といえば、試合後の猪木の挑戦に対し、「よし、やろう」とあっさり答えた馬場の名言で知られている。しかこれも梶原一騎というフィルターを通すと”「久々に猪木選手と力いっぱいコンビを組めて、二人の過去のイキサツはサッパリ水に流せた気がしますッ。こだわりを捨て、いつでも闘おうじゃないか!」とリング上でシャウトする馬場”となっちゃうから、なんともファンタジーである。(作/梶原一騎・画/中城健『四角いジャングル』より)

【オール阪神】(人名)
フルハム三浦(景山民夫)などの有名レスラーを輩出したフジテレビ『オレたちひょうきん族』の「ひょうきんプロレス」に、オール阪神・巨人がシャープ兄弟のパロディーレスラーとしてリングに上がっていた時のこと。試合中に股が裂けるというアクシデントを起こした阪神は、「(生理)が始まったのかと思った」と、芸人魂を感じさせるコメントを残し病院へ直行。アジャ・コングの『金網デスマッチ盲腸大流血事件』と同様に、現在もファンの間で語り草となっているのは周知の事実であろう。

【起き上がりこぼし式】(形式名)
天龍や川田が好んで使う、相手を強制的に何度も起き上がらせて攻撃する、いじめチックな攻撃スタイル。しかしその反面、技の威力は半減しているようにしか見えないのがネックであろう。ちなみに小橋が相手だと「起き上がり小橋式」になるわけでは当然ない。このスタイルの元祖は、ミゼット・プロレスだと推測される。全盛期のミゼット・プロレス(名曲『ポケバイブギ』を歌っていた頃)はハイスパートでルチャで、しかも起き上がりこぼし式攻撃までも取り入れた、非常に完成度の高いプロレスだったのである。

【おじいちゃん】(通称名)
男の年寄り、老人。日プロ入門当時のまだら狼・上田馬之助のあだ名。無口なところやニブい動きから付いたと言われる。そんなおじいちゃんが包丁を持ち出したり、マスクやヘルメットを被るようになったからといって、「ボケているのでは?」などと勘繰るのは、いささか早計であろう。御大・ジャイアント馬場よりもさらに、老練&クレイジーファイターとなったドリー・ファンクJrを見るたびに頭に浮かぶ言葉。誰か止めてやれ。これは全女の名物アナウンサー・志生野さんの場合も同様だ。

【教え子】(立場名)
ダイエー所属のプロ野球選手・湯上谷は、馳先生の星陵高校時代の教え子。馳先生は自称・闘う愛の電動コケシもとい、愛の伝道師なだけあって、プライベートレッスンの方もお手のもので、何しろそのお盛んぶりときたら湯上谷選手と兄弟分になったほどだという。(『プロレスラーみんなまとめて場外乱闘』より)

【オタク】(人種名)
その変身願望ゆえにマスクをかぶるためなのか、マスクマン達には特撮番組を好む傾向がある。ましてやジライヤなんて特撮番組をモチーフにしてキャラクター作りをするのもそうだし、それどころか『マスクマン』という総称事態が東映特撮番組なのだから、事態は深刻である。特に獣神サンダー・ライガーの怪獣マニアぶりはことに有名で、何しろ愛車の中に『ワンダーフェスティバル』(プラモ少年にとってのコミケみたいなもの)の紙袋があったほど。そしてあのウルティモ・ドラゴンも、学生時代は屋上で仮面ライダーだか宇宙刑事ギャバンだかの衣装を着て遊ぶ少年だったという。それから察するに、おそらく彼のコスチュームもイナズマンあたりがモチーフとなっているのであろう。

【落ちた】(事件名)
ジャイアント・キマラ2(当時)が技を繰り出そうとトップロープに登ったはいいものの、足を踏み外し落下するという痛々しい事件。この事件によってキマラ2は一躍カルト人気を呼び、スターダムに乗ったのは周知の事実である。これは、当時賛否両論乱れ飛んだ『プロレスニュース』の企画、”プロレスクイズ”の記念すべき第1問にもなっている。(類似品 ダニー・クロファットの【降りた】)

【おでぶちゃん】(通称名)
失礼といえばあまりにも失礼な、志生野さん流に表現したアジャ・コングの愛称。それにしても「お~っと、豊田がロープに投げて・・・、いった~!」などと、かたくなに技の名前を覚えようとしない志生野流実況スタイルも、ここまで徹底するとある意味では職人芸とも言える。最近は飛鳥とジャガーの区別もあやふやになったりと、その職人ぶりにもさらに磨きがかかった。このまま突き進め!!

【男樹(おとこぎ)】(劇画名)
大仁田がキャラクターグッズに取り入れるほどにこよなく愛する、本宮ひろし先生作の劇画のタイトル。おそらく大仁田の大風呂敷な考えというのは、アントニオ猪木がルーツにあるわけではなく、単に本宮劇画の影響なのではないだろうか。飲み屋で仲間に酒をおごるのはもちろんのこと、財布をなくして困っている見知らぬ男に対してまで「さっきから後ろで話を聞いたから事情はわかった。ここは俺にまかせろ」と言い切ってしまう天龍こそ、ミスター男樹(男気)であろう。

【男は馬之助】(書名)
昭和58年に、なぜか学研がリリースした”まだら狼”上田馬之助の自伝。そこには「オレの試合時間はまあ、平均すりゃ10分くらいで終わっちまう。これはオレがいつもプロレスをセメント(真剣勝負)だと思ってるからだ」という衝撃の発言が掲載されている。馬之助こそが早すぎたハイブリッド・レスラーだったのだ。

【男ならヤセマッチョ!!】(広告名)
生体化学理論を追求して32年。男性の肉体改造にかけては他の追随を許さない信頼と実績の、「ネスト」様の広告。これが入らないプロレス雑誌は一流のプロレス雑誌ではない。10日後に合コンがあっても今すぐ申し込めば間に合うぞ! 急げ、チョベリバな男たち!!

【オナラ】(生理現象名)
田上流パワーボム封じの秘策。しかし天龍にパワーボムを仕掛けられ、すかさず毒ガスを放った田上は、カウント3を取られたうえに「この野郎!! 臭ぇじゃねえか!!」と言われて尻を引っ叩かれるという醜態をさらした。パワーボム封じ敗れたり、である。ちなみにアンドレ・ザ・ジャイアントのクセは、寝技になるとオナラをすることだったという。これもおそらく、寝技の苦手なアンドレが開発した、関節技封じの秘策だったのだろう。

【鬼】(通称名)
かつては『鬼』と言えば”関節技の鬼”などの異名を持つ藤原喜明組長、そして鬼の黒崎健時であった。しかし、そんな組長がすっかりバラエティ方面の人となってしまった今、プロレス界の鬼といえばFMWのターザン後藤しかいないだろう。これはなにしろ、背中に大きく”鬼”の文字が書かれているぐらいだから確かである。で、彼はいったい何の”鬼”なのかというと、これが”ものまねの鬼”だったりするから驚きだ。移動のバスではいつも『オールスターものまね王座決定戦』のビデオを鑑賞し、若手にものまねを強要したりするほどに”鬼”ぶりを発揮する後藤。これはあくまで推測に過ぎないのだが、ダミアンがものまねを連発するのは、おそらくバスに揺られながらそんな様子を見て、「日本人はものまね好きな人種だ」と誤って認識してしまったために違いない。ターザン後藤、恐るべし。

【おまえは虎になれ】(曲名)
糸井重里先生詩、古館伊知郎歌唱による、初代タイガーマスクの入場テーマ曲。「ワーオ、ワーオ、ワオーッ!!」という出だしは、やはり『ジャングル大帝』の影響だろうか。ちなみにその内容は、新間寿が海外で活躍中だった佐山サトルに国際電話をかけ、マスクマンへの転向を無理強いした様子を描いている・・・・・・訳では当然ない。ちなみにタイガーは他にも『吼えろタイガー』や『ローリングソバット』、そしてアニメ『タイガーマスク2世』の主題化など、様々なテーマ曲があった。

【親指ペロリ】(仕種名)
外人レスラーの中でもケンカをやらせれば1、2と言われるディック・マードックに「ドゥ・ユー・ノウ・サカグチ・ペローリ?」と聞いたら、「オー・イエース。ヒー・イズ・ベリー・ベリー・ストロング」と答えたという伝説をご存知だろうか? つまりこの親指ペロリというのは、ビッグ・サカこと坂口征二が”その気”になってキラー・サカになる合図なのだという。さすがは世界の荒鷲である。ビッグ・サカが親指を舐めさえすれば、木村政彦、ウィリアム・ルスカに続いてグレイシーを倒した柔道家になることも可能なのかもしれない。

【オリエンタル殺法】(殺法名)
古くは終戦直後、アメリカで”日系”を名乗るレスラー(グレート東郷等)が、憎々しげにやった塩蒔きや下駄攻撃やインチキ空手殺法のこと。今ではザ・グレート・カブキが得意とする毒霧殺法やトラースキックのことを指す。しかし、そんなチンケチックな技よりも、カブキが映画『カランバ』の宣伝のため、両サイドからバスに身体を引っ張られるという拷問に数秒間耐えたという事実の方が、よっぽどオリエンタル殺法な感じがしてならない。

【オリビア・ニュートンジョン】(人名)
『フィジカル』などのヒット曲で知られるアメリカの女性シンガー。かねてからの念願だった、子供感覚丸だし、時給自足の秘密基地『むじなの目』を完成させた悪の帝王ミスター・ポーゴの憧れの人。その熱愛ぶりは『週プロ』年頭恒例の「プロレスラー写真名鑑」からもうかがえたのだが、今年(95年)でいきなり「ノリコ・アワヤ」とは? ホワイ・ポーゴ・ホワイ? 関川哲夫さんも今や44歳。ちょっとした心境の変化でもあったのだろうか。

【オリプロ】(団体名)
正式名称はオリエンタル・プロレス。平成4年7月旗揚げの『出前プロレス』が売りだったゴリラのマークの団体。創設者だったプロレスバカ一代こと剛竜馬を追放した後、高杉正彦が社長になったが、平成5年12月に消滅。いかにも現場経験者チックな所属レスラー達の面構えは、上野あたりじゃ大人気だったことだろう。

【オリャ】(かけ声名)
レスラーのジャマになる、ということで全日名物「選手への合いの手」が自粛を余儀なくされてしまったのも遠い昔のこと。久々にメジャーに復帰した谷津嘉章へは解禁の「オリャ」コールが期待されたが、皆すっかり忘れていた。

【オリンピック】(行事名)
ジャンボ鶴田、マサ斎藤、谷津嘉章、本田多聞、中西学など、オリンピック出場経験のある、もしくは出場を目指していたレスラーはけっこう多い。だが、新格闘術時代の黒崎健時先生が提唱した『腕っぷり日本一』こと元祖バーリ・トゥード、ケンカ・オリンピックに出場経験のある、もしくは出場を目指していたレスラーはおそらく皆無に違いない。そりゃそうだ。

【俺が掟(おきて)だ!】(台詞名)
映画俳優チャールズ・ブロンソンの決め台詞。映画『ロスアンジェルス』、『サンフランシスコ』などで「俺が掟だ!」と、悪人どもを虫ケラのごとくマシンガンで撃ち殺す姿は、男であれば一度は憧れるであろう。「俺がルールブックだ!」と、特別なもしくは危険な試合ではレフェリーを買って出た山本小鉄。まさにプロレス界のチャールズ・ブロンソンと言えよう。猪木の鉄拳制裁を見て見ぬ振りをするミスター高橋も、すこしはこてっちゃんを見習って欲しい。

【俺が天下を取る】(書名)
「全日プロへの戦闘宣言」との副題も付いた、藤波辰巳(現・辰爾)の手による衝撃の書。クーデター騒動の中、プロレスが誇る常識人として藤波がどんな行動に出たのかが詳細に記されている。自分の家に”葵の間”という部屋を設けるほどの徳川家康フリークな、藤波らしい大げさなタイトルだが、結果的に藤波が天下を取れたかどうかについては、あえて書くまでもないだろう。いつものことだし。飛龍革命は現在も続く・・・・・・。

【俺のパソコンは大丈夫か?】(台詞名)
新人類と呼ばれていた当時21歳の双羽黒こと北尾光司君は、立浪部屋でボヤ騒ぎがあった際、真っ先に「俺のパソコンは大丈夫か?」と尋ねたという伝説を持つ。良い話である。ちなみにビッグ・サカこと坂口征二は、地震が発生すると奥さんに電話して「俺の酒の棚と金魚鉢は大丈夫か?」と尋ねるのが常だという。これまた謎である。

【女三四郎(おんなさんしろう)】(通称名)
女子柔道マンガ『YAWARA』が登場するまでの長い間、柔道をする女子を総称してこう呼んだ。交流戦が始まって全女マットに登場した神取忍を、志生野アナはこう呼んでいた。それじゃあ渡辺智子の立場は?そしてマスク・ド・ヤワラの立場は?

【海外マット】(マット名)
大仁田がホセ・ゴンザレスに刺されちゃったりと、海外マットでは何が起きても不思議ではない。そんな海外マットの謎を解くべく、一人のインタビュアーが立ち上がった。とりあえずフットワーク出版の『OH! プロレス&格闘技』の天山”つまようじ刺しのヤマギュー”広吉インタビューを、ちょっと引用してみよう。
――  最後にもう一つお聞きしたいのですが、よく海外マットでは「この試合では負けてくれないか?」という八百長があると聞きますが、そういうことはありましたか?
天山  いえ、自分の周りではそういうことは聞いたことありません。
――  そうですか。ではどうもありがとうございました。
今回は謎の一歩手前でヤマギューに阻まれてしまったのようで、非常に残念である。それにしてもインタビュアーの大沼孝次とやらは、実に素晴らしいクレイジー・ファイターなので、ぜひ今度はマサ斎藤に同じ質問をぶつけて欲しいものだ。「こんな素晴らしい質問をインタビューの最後にぶつけて、それを天山にスカされると、『わかりました』とあっさり受けてしまえる大沼孝次という人の頭上には、きっと栄光が輝きます」(紙プロ編集長・談)

【解禁(かいきん)】(解除名)
禁止命令を解くこと(広辞苑より) プロレス界においては、長い間使っていなかったフェバリット・ホールドを使うことの意。古くは藤波のドラゴン・スープレックスが代表格であった。しかし鶴田のジャーマン・スープレックスのように結局解禁されなかったり、 ライガーのスターダスト・プレスのように使わないでいるうちに、他のレスラーにもっと上手く使われてしまうケースもある。今プロレスファンが最も興味を抱いている「解禁」は、関根勤の”馬場さんのモノマネ”なのか? 『浦安鉄筋家族』の”大巨人”なのか?

【開国路線(かいこくろせん)】(方向性名)
今パンクラスに一番欲しいもの。全日はホドホドに。

【怪獣(かいじゅう)】(空想生物名)
正体のわからない、あやしい動物のこと。(岩波国語辞典より)雑誌『宇宙船』のガレージキット講座で知られる獣神サンダーライガーや、ゼットンを倒すと心に誓った前田日明のみならず、レスラーには怪獣好きが多いもの。そもそも、かつて新日本プロレス全協力の『プロレスの星・アステカイザー』なんて特撮番組が成立していたり、『スパイダーマン』に国際プロレスの選手が大挙出演していたりするあたり、両者に何らかの関連性があるものなのかもしれない。まあ、ビガロを生み出したモンスター・ファクトリーなんて、日本語で表現すれば円谷プロみたいなものだろうし、本来ならレスラー自体が怪獣もしくは怪物的な存在なのだが。そういう意味ではマサ斎藤なんて、かなり理想的な円谷プロレスラーと言えよう。

【海賊男(かいぞくおとこ)】(謎の男名)
新日所属レスラーの多くが経験したという、悲しくとも消せない過去。87年、ホッケーマスク着用で正体不明&神出鬼没の海賊男は、体格や服装をこまめに変化させ、最終的には海賊ガスパーなる外人選手としてシリーズに参戦。しかし、さしたるインパクトも残せず今は全女直営レストラン『海賊』目黒店のオーナーとして活躍中だという(←嘘)。海賊男の流れ・・・カルガリーマット大暴れ→海賊男で大暴れ→ファンにまで暴動を起こさせといて→出馬。

【カカオ・プランニング】(会社名)
スペル・デルフィンなど、みちプロ勢のコスチュームを手掛ける会社。その社長であるカネロ・カカオ氏は、みちプロ勢よりもレスラーらしいガタイをしていることでも知られている。

【角界の玉三郎(かくかいのたまさぶろう)】(肩書名)
ジャイアント馬場の正当後継者といえる、田上明の力士時代のキャッチフレーズ。なぜだ!? 角界の玉袋筋太郎ならまだわかるのだが・・・・・・。

【格闘三兄弟(かくとうさんきょうだい)】(複数エース名)
総合格闘技団体を目指した旧W★ING旗揚げ当時、なぜかエースに仕立て上げられてしまった空手家・斎藤彰俊、柔道家・徳田光輝、グラップラー・木村浩一郎の、当然ながら血縁関係もない3人のこと。さしたるインパクトも残せないまま次々と姿を消していった彼らが、現在それなりにサヴァイブしている姿を見ると、心から「よかったね」と言ってあげたくなる。特に徳田ね。しかし、まだまだ『大将』というあだ名には確実に名前負けしているようだが、どうだろう。

【鶴藤長天(かくとうちょうてん)】(コピー名)
『週間ゴング』が付けた、鶴田、藤波、長州、天龍からなる「『俺達の時代』4人集」のキャッチフレーズ。つまり『格闘頂点』とのステキな語呂合わせ。しかし未だに頂点に立てない人が、約1名。藤波である。近頃は、すっかり若者の理解者ぶろうとするオヤジ化が進行していたが、新団体で再び飛龍革命勃発だ。ゴーゴー・ドラゴン!! プロレスも芸能活動も上手なんだけどねえ・・・・・・。

【過激な仕掛人】(肩書名)
プロレス狂ナンバーワン・竹内宏介、空飛ぶマグロ・中牧昭二などよりも遥かにメジャーな新日本プロレス元取締役営業部長・新間寿のキャッチコピー。彼がどれほど過激な男だったのか。それは、お寺の本堂の秘密練習場で、息子・寿恒とアマレスのスパーリングをするのが日課だったという衝撃のエピソードを聞けば、誰にでも理解できることだろう。

【過激なプロレス】(概念名)
それを続けると、10年持つ身体が5年や3年でダメになってしまうという、猪木がブチ上げた非常に恐ろしいプロレスのこと(村松友視さん命名)。しかし個人的には最も過激なプロレスラーだと思えたのは、SPWF2部リーグだかに所属する名も知らない男であった。茂木のコピーでしか知らない彼の必殺技『ローリング・ジャーマン』は、何度も何度も自分の頭だけをマットに叩きつけるという、ノーザンライト・ボム以上に過激なプロレス技だったのだ。このままでは彼の身体は数年でダメになること確実だが、元より大した選手でもないので、プロレス界に何ら影響はない。

【過去に通り過ぎてきた世界】(台詞名)
UWFによってシューティング・プロレスがプロレス界に一石を投じた頃、馬場さんがUスタイルを称した名台詞。「それって単に素通りしただけじゃないのか?」などという不謹慎な疑問を抱く輩は、梶原一騎先生の名作『ジャイアント台風』を熟読するように。

【ガチンコ】(勝負事名)
それはまさに下手な小細工が立ち入る隙もない真剣勝負である。ちなみにプロレス界の裏情報によれば、これをやらせるとめっぽう強いのは藤原組長でもケンドー・ナガサキでもなく、実はグラン浜田やリトル・フランキーなのだという。・・・・・・って、そりゃパチンコですな。

【カッキー】(通称名)
何かと”熱い”Uインターの中でも特に熱い男・垣原賢人。あだ名も熱いぜ。

【加藤いづみ】(人名)
歌手。ドラゴンに『橋本元年』について聞かれ、橋本が目の前にいたため「唄い込めば、もっと良くなりますよ」と答えたところには、キドクラッチ的うまさを感じさせた。

【ガッツ石松】(人名)
本名/鈴木有ニ。自身の映画『カンバック』で倉本聡の脚本に自ら手直しを入れたことで有名な、ガッツエンタープライズ所属の世界的俳優。そして何よりも勝利した後、拳を上げるガッツ独特の決めポーズがスポーツ紙に『ガッツポーズ』と命名され、それが世間にも普及したというように、社会的にも多大な影響を与えたプロボクシング・元世界ライト級チャンピオンなのである。そんなガッツはサムタイム・トキドキ、プロレス界にも関係しているのをご存知か。ざっと列挙すると猪木vsスピンクス戦のレフェリー、アリ戦を前にした猪木のスパーリング・パートナー、アノアロ・アティサノエのセコンドとして幻の右を伝授、腰痛で欠場中の藤波をコーチするため強化(狂化ではない)合宿を敢行、等々、プロレス界の節目節目に登場するのがガッツなのである。なにしろ、かつて『月刊ゴング』誌上で「青春の血潮を燃やそうぜ!!」などとアジりまくる「ガッツ石松のカミナリ人生相談」を連載していたほどだから、プロレスとの縁は深い。そんな『月刊ゴング』に「プリプリ怒った石松兄ィ」という見出しで紹介されていたガッツのコメントを紹介しよう。「世界で一番強いのはオレさまでい。あんな土人に負けるワケないさ!!」 そう、ガッツは世界有数のファンキー・ガッツマンなのである。

【割礼(かつれい)】(儀式名)
アメリカ生まれなだけあって、生後8日目に割礼を済ませたという伝説を持つワル・蝶野。ちなみに彼氏、永遠の不良少年でありながらお坊ちゃん育ちのため、実家では今でも「まさひろちゃん」と呼ばれているらしい。先日亡くなった彼のパパは元・山陽国策パルプ(現・日本製鉄)の専務で、読売など全国紙の死亡欄に名前が載るくらいの偉い人だったのだから、蝶野の育ちの良さが、そして大学を中退してこの世界に入った親不孝ぶりがわかるであろう。オラエ~!

【加藤明典(かとうめいてん)】(人名)
イロモノ分野で活躍するフリーライター。あの『加納典明』と名前が非常に似ているため、いつも名前を『てんめい』と間違われるそうだ。先日、自由ヶ丘の旧君島ブティック前を歩いていると、多数の歩行者がいるのにも関わらず巨大な4駆が強引な走りをしてきた。次の瞬間4駆が目の前に迫ってきて、歩行者が道を譲るのは当然とばかりに減速する気配もなく、身体の8ミリ横をオーバーフェンダーが通過していった。マジで危ないところだった。後方で停車した4駆から髪を撫で付けた大男が出てきた。木村健悟であった。その場で文句を言おうと思ったが、顔が怖かったのでやめたそうだ。

【紙切れ】(ゴミ名)
我々一般市民にはなんの価値もない紙切れ。ところが猪木が紙切れにサラサラッと「千円」と書くと千円札に早変わり。まさにアントン・マジック。UFO小川直也にセメントマッチを仕掛けられた腹いせに、道場に飾ってある猪木パネルを引きずり下ろした新日本勢。今のまま商業第一主義を貫いていくのであれば、”猪木パネル”の代わりに”紙切れの千円札”を飾っておくことをオススメします。

【神様】(職業名)
「お金が神様」が邸永漢、「♪この世に神様んがぁ~」が浜口庫之介であるならば、やっぱり「プロレスの神様」はミミ萩原なんだろうなぁ。ゴッチじゃなくて。

【カランバ】(映画名)
80年代前半に大フィーバーを起こした、残酷映画『カランバ』の超有名なクライマックスシーン「両手をロープで縛り、その先を2台のジープが引っ張って裏切者を八つ裂きにするの刑」。映画のキャンペーンを兼ね、当時は超人気レスラーだったザ・グレート・カブキがこの残酷シーンの再現に挑戦し、見事31秒間絶える快挙を成し遂げたのを、どれだけの平成維震軍が知っているのだろうか。そういや一人でバスを引っ張ったグレート・アントニオってのもいたが、『グレート』と『車を引っ張る』の間には、何か因果関係でもあるのだろうか? グレート草津やグレート小鹿の過去も調べてみたいものである。ちなみに、中古車のディーラーをやっているのは谷津嘉章だが・・・・・・。

【カルピス】(商品名)
黒人マークでお馴染みだったドリンクだが、マサ斎藤にとっては、「こんな美味しいものは日本にしかないなあ」としみじみ語るほどの大好物。ちなみにターザン山本の好物でもあって、マサがニューヨークの刑務所に入っていた時には、ターザンが差し入れとしてカルピスを送り届けたという。マサのことだから、おそらくストレートでガンガンとボトルぐらい空けちゃうのだと信じたい。

【ガレージマニア】(店名)
谷津嘉章がかつて経営してた、群馬の輸入自動車販売。店名はカッコ良かったし、おまけにローライダーブームの先駆けともいえるセンスも兼ね備えていたのだが、残念ながらそんなに「凄いヤツ」でも経営センスはイマイチだったのか。

【玩具店(がんぐてん)】(業種名)
新日本のレフェリー・柴田勝久が経営していた玩具店といえば、『オモチャのシバタ』である。なぜかメキシコ直輸入のマスクなども販売していたため、プロレスファンにも人気を博した。外人レスラーも来日すると、ここでお土産を買うシステムになっていたというから、なんとも抜け目のない商売である。だからといって、柴田レフェリーのことを「オモチャ野郎」などと呼ばないように。

【寛水流(かんすいりゅう)】(流派名)
真剣やクサリガマを使って組手を行うと噂される、恐怖の空手流派。その名前の由来は、猪木寛治名誉会長の寛の字と、かつて猪木に挑戦を迫った水谷征夫会長の水の字とのミクスチャー。二人が組んで新たな空手流派を作り出したため、梶原一騎による猪木監禁事件のきっかけになったとの噂もある。とはいえ、唯一の寛水流出身レスラーが後藤達俊ということの方が、衝撃の事実かもしれない。

【カンちゃん】(店名)
新日本凸凹大学校・給食のおじさんのキラー・カーンこと、小沢正志さん経営のスナック。常連に尾崎豊がいたことで有名。お願いすると尾崎のボトルの酒を適正価格で飲ませてくれるらしいが、そのボトルの中身が尾崎が死んでからちっとも減っていないという、悪質なウワサもあり。シェフはもちろんキラー・カーン氏だが、店名が示す通り、本当は『キラー・カン』と表記するのが正しい。なぜなら、「あのね、みんな俺のことカーンって呼ぶんだけど、ホントはカンちゃんなのね。ほら、ジンギスカンとかのカンと同じ」(カンちゃん・談)ということなのだ。それなら織田信長に心酔するあまり、自ら野武士チックな衣装を身に付けて海外を荒し回った、橋本真也扮するハシフ・カーンは? そしてゴジン・カーンはどうなのか? 別にどうもこうもないのだが。

【カンペーちゃん】(通称名)
新日本マットでサンペーちゃんといえば小林邦明、そしてカンペーちゃんといえばイナズマンこと木村健悟である。レコードデビュー前、自主制作盤をリリースするほどの根っからのシンガー・健悟は、テイチクレコードの担当ディレクターをして、「女心を唄う人はたくさんいるが、男の気持ちを優しく唄える人は木村健悟さんをおいて他にない」と言わしめたという。まるで『開けチューリップ』を大ヒットさせた間寛平のようではないか。なにしろ、「もしレコードが売れてテレビ出演やステージの回数が増えても、私はプロレス第一でいきますよ。でも今年の12月31日は空けておきます」とまで、健悟はデビュー時に公言しているのだ。均整のとれた体は最も猪木に似ているし、顔も良い。しかも歌までうまくてスター性は十分だと言われていたそんな健悟も、いつのまにやらすっかり「髪の毛を賭けるのは止めた方が・・・・・・」などと弱気な発言しか目立たなくなってしまった。つくづく可哀想なお猿であろう。

【甘味王(かんみおう)】(称号名)
ようかん20本一気食い、あんこのカンヅメ常時携帯など、数々の伝説を残した馬場さんが逝った今、佐山”太っても天才”聡こそ甘味王選手権王者であるのは、衆目の一致するところであろう。アントンにダイエットを命じられても一向にやせる気配をみせないそんなブタイガーであるから、「モンブランってケーキの一種ですか?」と、ジャングルTVで発言するような前田と決別したのも仕方のないことである。

【巌流島(がんりゅうじま)】(地名)
宮本武蔵が佐々木小次郎と決闘を行った記念すべき地。倍賞美津子と離婚直後の猪木が、マサ斎藤と文字通り長時間に渡る死闘を繰り広げたことで知られるが、元はといえば武将好きの藤波が「俺の故郷、大分と長州の生まれ故郷、下関の中間地点に当たる巌流島で、長州と闘ったらゴキゲンだろうなあ」と、発案したものなんだとか。そんな藤波の卓越したセンスは、かおり婦人へのプロポーズの際に放った「キミと手をつないで八百屋に行くのが夢なんだ」という言葉にも表れている。

【キース・リチャーズ】(人名)
言わずと知れたローリング・ストーンズのギタリスト。なぜか菊地毅が、「自分、ストーンズはあんまり詳しくないんスけど、キース・リチャーズにはすごい印象があるんスよ。普通のギタリストなんスけど、それでいてすごい威圧感があるんスよ」などと、過剰なまでに意識していることでも知られている。もしかすると菊地のレゲエ趣味もストーンズ経由なのだろうか。

【北尾道場(きたおどうじょう)】(道場名)
平成6年1月に旗揚げした、北尾光司塾頭(塾長と記すとチンケになるので注意)を中心とする礼儀正しい武闘派集団・武輝道場のかつての名称。母体はオフィス北尾。団体オフィシャルグッズのリストバンドには黒地に『武』の文字がプリントされてたりと、ちょっと『ドラゴンボール』が入ったセンスも好評である。そんな北尾の光ちゃんは、真樹日佐夫先生に「俺と闘うか?」と聞かれた際、礼儀正しく「何をされるかわからないから嫌です」と答えたというから、その礼儀正しさも筋金入り。

【きのこ】(通称名)
ジャングルジャックの女天龍(言われてないか?)こと、最近復帰してジャガー横田らと雷電隊を結成したバイソン木村の昔のニックネーム。引退後は「普通のOL」をしていたというバイソン。偶然同じ職場にいたという人の証言によると、「デカイ図体のねえちゃんが、泣いてばかりいた」んだとか。真剣にこれからを応援したいものである。

【ギブUPまで待てない!!】(番組名)
視聴率の低下を挽回しようと、司会に山田邦子を持ってきたり、スタジオに猪木の人形を置いたりとバラエティー色を強く打ち出した、今のファンは絶対に信じてくれない、実在した「ワールド・プロレスリング」の最低バージョン。なんだか馳が番組中に激怒していたような気がするんだが。「無表情のまま猪木コールを叫ぶ男闘呼組の高橋一也」というのも、屈指の名シーンであった。

【キャシー中島】(人名)
往年の女子プロレスラー然とした名前と体格を持った、俳優・勝野洋の嫁。こがなぜか男の中の男・天龍源一郎の好きな女性のタイプだったりする。もしかして源ちゃん、デブ専?

【キャッチフレーズ】(呼称名)
「燃える闘魂」、「不沈艦」、「人間魚雷」など、一流レスラーはたいていキャッチフレーズを持っている。中にはアンドレ・ザ・ジャイアントのように、「大巨人」、「人間山脈」、「一人民族大移動」等と複数持っている場合もある。ほとんどのレスラーの場合は終生変わらぬことが多いのだが、「白いギターの若大将」→「怪物」となったジャンボ鶴田のように変化していく場合もあるが、この場合は成功例。失敗例の代表といえば、言わずもがなの「青春エスペランサ」→「最強」の高田延彦であり、さらに師・猪木から「最弱」の烙印を押され、高田ほど山あり谷ありなレスラーも珍しい。同じ「青春」を名乗る「青春の握り拳」小橋健太の場合も、行く末が非常に気になるところである。また、「赤いパンツのガンコ者」田村潔司は・・・・・・どうする、どうなる!?

【キャバレー・ロンドン・キック】(技名)
全日本のリングで初めて行われた、長州力の異種格闘技戦の相手、トム・マギー。パワーリフティングの他にレスリングもやっているという触れ込みで格闘家色も匂わせたが、それってただのレスラーじゃないの? この試合で「ああっ、長州がリフトアップされて投げられる!」と不安がったファンは、何人いたのだろうか。そんな彼がリズミカルに繰り出すキックは、こう呼ばれて親しまれた。

【キューバ・アサシンズ】(コンビ名)
キューバに敵対するアメリカ人を殺すためにプロレス入りした、カストロの忠実な兵士。チェ・ゲバラの配下として殺戮を繰り広げるも、規律が厳しくて息が詰まるため軍隊をを脱走し山賊になったが、逆にカストロの軍隊に追われてアメリカへやってきた。元ゲリラ&山賊ゆえ、大の風呂嫌い。レストランの料理も嫌いで、いつも豆やビーフの缶詰を持ち歩き、野戦料理をとるのが常なのだ。もちろんホテルにも泊まらず、寝袋を使って木陰で寝るのを好む。電車にも乗せてもらえないので、移動には中古のジープを使用。金がなくなるとリングに上がるという、ヒッピー的な生活を送っている。(以上、昭和49年の『月刊ゴング』の記事を要約) なお現在は山賊経験を活かし、「SUN族」新宿店の店長として、380円のカルビ丼作りに精を出す毎日だとか。(←嘘)

【教師型(きょうしがた)】(レスリングスタイル名)
教師型プロレスの流れ・・・・・・高校教師→プロレスラー→有名格闘技先生の娘と結婚→離婚して有名タレントと結婚→出馬。ふざけるな。でも、なぜかビギナー・ファンには人気があるんだから。

【恐怖のエピソード】(伝説名)
講談社発行『悪役レスラーワースト100』という単行本のワンコーナー。しかし、中には全く恐怖を感じさせないエピソードも・・・・・・。(例)「スピーディーな悪役を目指すイワン・コロフは、短期間で20キロも減量したことがある」、「サモアンズは長く自然の中に育っているので、試合中でもルールを忘れて本当の喧嘩をやってしまうケースが多い」、「ジョージ・スチールも以前は、大学教授という事実を隠して赤い仮面をかぶり、ザ・スチューデントと名乗っていた」 他。

【キラー】(通称名)
キラーといえばトーア・カマタにカール・クラップ、バディ・オースチン、アントニオ猪木などと枚挙に暇がないが、現・リングスレフェリーの北沢幹之は新日時代、処女殺しと呼ばれていたのだとか。その理由はと言えば、ただ単に新人のデビュー戦で相手を務めることが多かったからだそうだが、それにしてもバージンキラー・・・・・・。

【キンキラキンのベルト】(ベルト名)
NWA王者時代のリック・フレアーが自腹を切って作らせたベルト。天山広吉の顔よりデカいうえに本物のゴールドでできているという超豪華版で、時価に換算するとかつての猪木の借金全額に匹敵する、という説もある。ただこのベルト、特定の団体名(NWAなど)が刻まれていないのをご存知か。そのため、NWA世界ヘビー級、WCWインター、果てはフレアーの私物など、都合に応じて使いまわされるカワイソーなベルトでもある。ちなみに現在は、WCW世界ヘビー級として成金ホーガンが保持。

【キング・オブ・スポーツ】(概念名)
今も新日本プロレスの獅子マークに刻まれるキャッチフレーズ。これはおそらく「(新日本)プロレスはスポーツの王様である!!」という明確な意思表示なのであろう。そこまでデカい表現をしても、他のスポーツ選手やJAROに文句をつけられないで済んだのは、キング・イアウケアが王様じゃなかったり、プリンス・トンガが王子様じゃなかったりする、プロレス特有の曖昧さゆえなのであろう。きっと。

【欽ちゃんキック】(技名)
往年の名お笑いコンビ、コント55号の萩本欽一が「なんでそうなるの!」と、両手足を前後にジャンプする姿。全日の三沢がよく欽ちゃんキックを披露するが、「これって本当にきいてるのか?」と、絶えずプロレスマニアの議論の対象となる技である。ちなみにアーケードゲーム『ストリートファイター2』の、ブランカの斜めジャンプ小、中キックも欽ちゃんキックと呼ばれ、初期のころは、”相手を転ばす→欽ちゃんキック→かみつく”、というハメ技もあって、威力、判定ともに三沢のそれを大きく上回るものであった。

【キン骨マン(きんこつまん)】(超人名)
『週間少年ジャンプ』に連載されていた、超人プロレスマンガ『キン肉マン』に登場する悪役超人。もし新日本マットにキン肉マンが生まれていたら、やっぱりキン骨マンは保永がやったんだろうか? そしてイワオはヒロ斎藤がやったんだろうか? 一度誰かに聞いてみたいッス。

【禁じられた愛】(曲名)
ジャパン女子時代の蹴撃エンジェル・風間ルミ(現・LLPW)が入場時に用いていたボン・ジョヴィの曲。なんか気になる曲名だが・・・・・・。

【キン肉マン】(超人名)
『週間少年ジャンプ』に連載されていた、超人プロレスマンガ。ゆでたまご先生作。タイガーマスクの後釜を狙った新日プロが、某選手をキン肉マンとしてデビューさせようとしたらしいことは、一部ファンの間では有名。マスクを取ったら、ドブ川を清流に変えてしまった原作のキン肉マンと比べると、マスクを取っても、そんなに変化がなかった現実のキン肉マン・○田は気の毒。なお、当時の『月刊ゴング』には「新日プロに”筋力マン”登場の噂」とかいう非常にトンチンカンな誤報がスクープされてたりする。

【金杯(きんはい)】(競馬レース名)
毎年、中央競馬で1月5日に行われる新年初の重賞レース。前日は東京ドームで新日の試合の合間に予想し、翌日はウインズ後楽園で馬券を買って、2日続けて水道橋通いをしてる人はどれくらいいるのであろうか? 少なくともターザン山本はそうに違いない。

【金髪のパンク野郎】(通称名)
”モンスター”テリー・ゴディとファビュラス・フリーパーズを組んで暴れまわっていたマイケル・ヘイズのキャッチフレーズ。なぜだ!?

【クーデター】(もめごと名)
権力者階級の一部が、政権を奪い取る目的で行う武力行使。(岩波国語辞典より) 生き馬の目を抜くプロレス界では、もはや恒例の出来事。ちなみに猪木が社長職を追われ、新間寿氏が追放された新日クーデターの事件はというと、新間氏の著書『プロレス仕掛人は死なず』によると、「山本小鉄の犬も食わぬ男の嫉妬」だったという。そしてその失敗の原因も、「山本小鉄を担いだのが彼らの失敗だ」、「どこまでもゴネる山本、大塚(直樹)が山本を見捨てた」ためなんだとか。そんなにとんでもない男なんでしょうかねえ、こてちゃん(キューティー鈴木流)って男は?

【空拳道(くうけんどう)】(流派名)
元祖理不尽大王・北尾光司に、人としての礼節を叩き込んだというだけでも評価に値する空手流派。何しろ主催者は6歳で滝に打たれたという、元ゲイリープロ所属の大文字三郎(プロカンフー会長)だ。横綱時代は親方婦人を突き飛ばしたり、新弟子の足の裏を火あぶりしたり、プロレス時代には「この八百長野郎!!」、「骨法の技術は入りません。格好だけ教えてください」などと暴言を吐きまくっていた北尾を改心させることぐらい、大文字にとっては簡単なものなのだ。その秘訣は、日夜強いられたという漢字の書き取りにあるとみたがどうだろう。やはり大文字なだけに文字なのか・・・・・・。

【クソ】(排泄物名)
一般的には単なる排泄物の名称に過ぎないが、プロレス界では怒ると相手にぶっかけたり、他人を誹謗中傷する言葉の接頭語になったりするものとして用いられる。特にクソ使いの巧みなレスラーといえば、もちろん「クソ馬鹿野郎!!」、「クソ垂れやがって、クソたわけ野郎!!」、「UWFもマスコミも、みんなくたばったら墓にクソぶっかけてやる!!」などのブルシットなクソ絡み名言で知られる、長州力に決まっている。

【首投げ】(隠語名)
プロレス界の隠語でSEXのこと。選挙後は、再びセンセイになっているかもしれない馳ピーの得意技。ちなみに選挙時のキャッチフレーズは『国会に首投げ』だったとか、そうじゃないとか。

【首を洗って待ってろ、この野郎!!】(台詞名)
今となっては冗談としか思えないが、エル・サムライとJJ・JACKSが新種の三銃士として売り出されようとしていた時のこと。『プレステージ』の番組上で闘魂三銃士らにケンカを売らせるという企画があったのだが、なんだかすっかり緊張しまくったJJは、思わずこれほど不似合いな台詞を吐くに至ったのだ。まるで最近の山ちゃんを見るようで、JJちょっと気の毒。

【熊殺し(くまごろし)】(肩書名)
USA大山空手出身の、ウィリー・ウィリアムスのキャッチフレーズ。猪木や前田と死闘を繰り広げた強敵である。なんと『地上最強のカラテ』の中では、立ちすくむ熊に対し得意の中段突きで応戦しているウィリーの勇姿を拝めるのだ。実際のフィルムが証拠として残っているほど、肩書としてリアリティなものはないであろう。あまりの熊のリアルさに決してぬいぐるみではないと断言できるのだが、「飼いならされてる熊じゃないのか?」という問いに対してはノーコメントとさせていただこう。

【組長(くみちょう)】(通称名)
藤原組親分・藤原喜明の愛称。猪木が危険地帯に行く場合は、必ず用心棒として同行させられたというエピソードもスジモノっぽいが、近頃は「テレビに出るのが好き」、「万年泥酔状態」、「アダルトビデオ業に進出」等々、その仕事師ぶりもめっきり組系に近づきつつある様子。浪曲に盆栽、土佐犬飼育など妙に趣味人だったりするも、まさに組長。

【グラウンドを芝生に】(公約名)
街のさわやかクン・高田延彦スポーツニュースキャスター(選挙での肩書は団体役員)が参院選立候補時に掲げた公約。名簿9位の鈴木健統括プロデューサー(選挙での肩書は会社社長)の本職は立派な消しゴム屋さんのため、学校の事情にはちょっとうるさいそうなので、全国の校庭を芝生化することだって可能かもしれない。頑張れ、さわやかクン!!

【グラップラー刃牙(ばき)】(漫画名)
週刊少年チャンピオン連載の格闘技漫画。原作者・板垣恵介氏は板垣組を結成し、日夜執筆活動に励んでいる。当初のグラップラー刃牙では、堂々と『プロレス=八百長』という構図で描いていた、非常にけしからん漫画であった。しかしながらマウント斗羽が出てくるようになると、『プロレス=真剣勝負ならば最強』という構図になってきて、猪狩寛治らプロレスラーが大活躍するのである。八百長から最強へ、このあまりの変貌ぶりは何なのか。板垣氏は熱狂的なプロレスマニアから脅迫でも受けたのであろうか?

【グリーンボーイ】(通称名)
キャリアの浅い新米レスラーを表す言葉だが、リバプールの風になった新日若手時代の山田恵一が、緑のタイツで試合をしていたのはとても良い思い出である。

【狂い咲く悪の華(くるいざくあくのはな)】(キャッチフレーズ名)
女子プロ・オールスター戦に唯一参加できなかった女子プロ団体、オリ・プロ女子部で頑張っていた元J女・GUREN隊のダーティ大和(四谷三丁目在住)の当時のキャッチフレーズ。今何処に?

【グレイテスト・18(エイティーン)・クラブ】(ベルト名)
アントニオ猪木のプロレス生活30周年を記念して制定された、猪木史を飾るにふさわしい錚々たるメンバー18人が名を連ねるチャンピオンベルト。しかし、その18人が他団体で仕事しちゃったりしているので、あっさり封印されてしまった。類似品として石立鉄男らが名を連ねる『なんたって18クラブ』や、工藤静香らが名を連ねる『グレイテスト17クラブ』があるとかないとか。

【グレート】(称号名)
グレート草津、グレート東郷、グレート・アントニオ、グレート・カブキ等々、自らグレートを名乗る輩ほど、逆にグレートじゃじなかったりするのがプロレス界の常というもの。したがって往年の名レスラー、ラッキー・シモノビッチにしても、別に”幸運な下半身商売女”というわけではないのである。

【クレヨンしんちゃん】(漫画名)
双葉社『漫画アクション』連載の人気作品。紅夜叉の元舎弟、長島美智子が熱狂的なファンとして知られている。なお、同居している巨大なしんちゃんに話しかけるのが、長島の日課なんだとか・・・・・・。元いじめられっ子、家庭不和、そして病弱というバックボーンを背負った彼女には、あまりにもハマリ役すぎるエピソードで、ちょっと泣ける。

【黒乳首(くろちくび)】(恥部名)
黒い乳首のこと。その昔、とあるトークショーの質問コーナーで現・パンクラスの鈴木みのるが佐野直喜について聞かれた時、「ああ、佐野さんですか。乳首が黒いっスよね」と答えたという。なぜに佐野の乳首はメラニン色素分泌しまくりになってしまったのか? 想像するとコワイ夢を見ちゃいそうなので、この件に関してはあまり追求(エモやん流に表現すると『ズバリ追及』)しない方が身のためであろう。

【クロネコ】(あだな名)
リングネームがブラックキャットだからあだ名がクロネコなのか、あだ名がクロネコだったからリングネームがブラックキャットなのか? それを考えると夜も眠れなくなっちゃって。山崎の新日参戦による「クロシロねこ対決」も楽しみだが、それを考えて夜眠れなくなることはないよな。

【軍隊】(職業名)
一定の組織で編成されている軍人の集まり。フライデー別冊『ザ・プロレス』で、なぜか井上義啓や大槻ケンジ、森本レオらと最強のレスラーについて誌上討論会を行ったサダハルンバ谷川。誰もが鶴田や高田が最強などと熱く語っている中、「ボクはヴォルグ・ハン。技がいっぱいある。軍隊にいる。それになんと言っても手がデカイ。これは以外と知られていないんですよ」などと、よくわからないことで自慢していたというのが、ちょっといい話。それなら海上自衛隊出身だった国際プロレスのデビル紫や、自衛隊のアマレス王・本田多聞の立場はどうなるのか? 教えてくれサダハルンバ。

【痙攣(けいれん)】(病状名)
筋肉が引きつること。(現代実用辞典・講談社より) レスラーに突き飛ばされてレフェリングが不可能となる、ジョー樋口の”失神”と同じく、うつ伏せ状態で片足をピクピクさせる、ジャンボ鶴田の”痙攣”は全日名物と言えよう。しかしこのくらいしなければバランスが取れないくらい、当時の鶴田は圧倒的に強かった。昔からの全日ファンならば、今の若い全日ファンに対し「全盛期の鶴田は、三沢や川田なんか比べ物にならないくらい強かったんだぞ!」と、誰しも一度や二度は言ったはずだ。

【ケーフェイ】(隠語名)
引っくり返すと「フェイク(FAKE)」、つまりニセモノ、ヤラセという意味。レスラーが聞かれちゃまずい話をしている最中に、部外者などが来ると「ケーフェイ」と言って、話を止める合図に使ったりする。そういや四代目タイガーマスクまでデビューさせちゃった、本コーナーでお馴染みの佐山サトル(現・聡)さんも、こんなタイトルのプロレスの悪口本書いてたんですけどね・・・・・・。

【ゲームセンターあらし】(漫画名)
その昔、コロコロコミックに連載されていた人気漫画。アニメ化にもされたが、あまりの出来の悪さ&視聴率の低さで一瞬にして打ち切り。しかしながら、血、よだれ、鼻水をまき散らしながらテレビゲームに命を賭けるあらしの姿は、今も伝説となっている。それに負けず劣らず『あしたのジョー』では、矢吹丈が試合中にゲロをまき散らしながら闘い、そして減量のために下剤を飲んだあげく、サウナを下痢グソまみれにしてしまう場面が見られるのだが、良い子も観るアニメ版では当然ながら修正&カットされている。

【外道学園(げどうがくえん)】(作品名)
『うろつき童子』でお馴染みの、前田俊夫原作エロ漫画。これがアニメビデオ化される際、なぜか記者会見上に邪道&外道が乱入するというゴキゲンな出来事があった。その手の営業仕事が好きな我々(豪軍団&石井バー)が台風の中、会場となる六本木のディスコに向かうと案の定『ミス外道コンテスト』の最中に彼らは乱入。「俺らに無断で外道を名乗るなんて許せないぜ!! なあ兄弟。よ~しヒンむいちゃえ~!! なあ兄弟」などと言うなり、彼らは女の子の衣服を剥ぎ取り、二人で抱え上げて見せたのだ。「冬木軍団に入ってから彼らは変わった」などという輩もいるが、彼らは猪木の選挙の旗持ちや、FMWの看板持ちをしていた頃から全く変わっていないのである。

【けろくらぶ】(店名)
ケロヨンに似ていることからあだ名が付いたという、ケロちゃん経営のスナック。店名は同名のファンクラブからいただいたというが、かつて肉声テープやケロケロ新聞、ケロちゃんTシャツなどがもらえたという『コール・ボーイ&ガールズ/ケロくんズ』なるファンクラブが存在したことは、当然ながらあまり知られていない。

【ゲロ・スパーリング】(試合形式名)
SWS時代、酔って道場に現れ、若手にからみはじめたジョージ高野をこらしめるため、お笑い校長・ドン荒川がジョージ相手にスパーリングを開始。ぐるんぐるん回されて、ついにはゲロをまき散らしたジョージだったが、校長は手をゆるめず二人してゲロまみれになりながら、壮絶なデスマッチが繰り広げられたという。見た目だけではなく、嗅覚でも感じされてくれる試合形式として、国プロあたりでやれば「これぞ究極のデスマッチ!」と評判になるのは間違いない。ただし、屋台の売り上げは保証できないのが難点か。

【現役最古参(げんえきさいこさん)】(キャッチフレーズ名)
ひたすら合掌。第一級障害者レスラー、本名・出口一、リングネーム・ミスター珍。ちなみにバー(編者)は、息子さんと同級生でした。

【喧嘩(ケンカ)オリンピック】(大会名)
新格闘術主宰・鬼の黒崎先生企画による、元祖アルティメット大会とも言うべき素人喧嘩自慢大会。警察の手前、『腕っ節日本一選手権大会』を名乗らざるをえなくなったが、香港カンフーの達人、キックの選手など、凶悪なメンバーが集結した、と劇画『四角いジャングル』にはあった。しかし映画版『四角いジャングル~格闘技オリンピック』を見る限り、木にぶら下がって地面に刺したマッチ棒を見つめてパンチを避ける特訓をする予備校生など、のんきな若者が多数参戦しているようにしか見えないから不思議。その大会後に思わず感涙に咽んだという黒崎先生が、アルティメット大会に対して「喧嘩という言葉は、そんなに軽々しく使うものではない」とか言ってるから、なお不思議。

【謙虚(けんきょ)】(性格名)
控えめで素直なこと。(現代実用辞典・講談社より) 「200%男を改めます。謙虚イズベスト! これからは謙虚・安生でいきます」と、謙虚宣言をした安生洋二。高田延彦が傲慢になってしまったのは、安生が謙虚になってしまったことの裏返しなのであろうか。「高田君が勝つ! なぜなら彼は謙虚だから。謙虚な人間は強いよ」と、ゴング・格闘技でヒクソンvs高田戦を予想していた黒崎健時先生。そんな黒崎先生の意向を無視したがために高田は敗れさったのであろうか? ”いい奴”山ちゃんならばヒクソンに勝てるのであろうか?

【元気ロック】(音楽ジャンル名)
シングル『GAN GAN』で歌手デビューした怪獣王子、または世紀末覇者・佐竹雅昭。「空手のトレーニングも歌のトレーニングも同じだね」と言いきる彼氏、自らの音楽ジャンルをこう表現していたのだが・・・・・・。誰か佐竹に注意してあげる勇気のある奴はいないのか? ギャグにうるさいサダハルンバはどう思っているのか? 疑問である。

【献血は、君にもできるボランティア】(コマーシャル名)
96年の冬頃にあった献血促進のコマーシャル。今は亡き御大・ジャイアント馬場さんが王者のガウン姿で、コーナーサイドに座っていてこう呼びかけていた。これを機に皆さんも献血なさっては?(ちょっとマジメ)

【現実逃避(げんじつとうひ)】(夢想名)
厳しい現実に目を背けること。英語では「カイザーイン」。TVヒーロー『プロレスの星・アステカイザー』では、戦闘中に「カイザーイン!」と叫ぶと、実写映像が突然アニメに切り替わる。これは、アステカイザーの必殺技・カイザークラッシュの実写での映像化が不可能だった為の苦肉の策であり、まさに現実逃避な必殺技であった。


【剛軍団(ごうぐんだん)】(軍団名)
バカみたいにテンションの高い、厚木の英雄・剛竜馬が、アメリカのプロレスバカ、ジェシー・バーと組んだ軍団のこと。風貌てきには二人ともなんともいえないジューシーな感じがして、その筋のマニアにはバカ受け。なお、『週プロ』の「やっぱり剛はバーが好き』という写真のキャプションに我々が感激したため、”豪軍団&石井バー”を名乗らせてもらうことになったという、剛軍団秘話もあったりする。

【ゴーストライター】(影武者名)
公表されている名の通った作者とは別の作者が、当人に代わって記事や作品を仕上げること。「”ケーフェイ”を書いたのは(ターザン)山本さんであって、僕は関係ないんですよぉ~」、「僕はあんなこと(過去の橋本・小川戦に筋書きがあった)言ってないのに、フライデーの人が勝手に書いちゃったんですよぉ~」と、問題記事が出る度に、かたくなにゴーストライター説を唱えていた佐山サトル。UFOから離れた彼が、再び暴露記事を披露したあかつきには、再びゴーストライターが活躍することが予想される。

【コーラ】(飲料水名)
馬場が巨人軍時代に多摩川のほとりでイッキ飲みし、劇画「四角いジャングル」で試合後にアントンがラッパ飲みしたことで知られる清涼飲料水。最もすごい逸話を持つのが、地方巡業中に立ち寄った寿司屋で、「試合前だからビールは控えねぇとな」と言いつつ、コーラを4リットルも飲み干したディック・マードックであろう。まさに「骨のあるヤツ」(日明兄さん・談)である。

【後楽園サウナ】(施設名)
「笑点」の聖地、後楽園ホールと同じビルにあるサウナ。小さいながらもキレイでサービスも充実。特に足つぼマッサージは痛気持ち良くて絶品である。後楽園ホールからの帰りに非常階段を利用して降りた場合、「ぷ~ん」とただよってくる悩ましげ気な石鹸の匂いに、「の、納見がシャワーを!?」と忘我の境地に陥り立ちすくむファンをよく見かける(?)が 、あれはどこかのおっさんが入っているサウナの香りなのである。それと同時に、競馬とサウナをこよなく愛するターザン山本のフェロモンも混じっているかもしれない。

【ゴールデンタイム】(時間帯名)
言わずと知れた金曜8時。日プロも新日も、それぞれの全盛時にはこの時間帯で、なんとプロレスの生中継をしていたのだ。ちなみに全日のゴールデンタイムは土曜の7時からだった。日曜の午前0時30分から「1時間」がゴールデンだと思ってるキミ、間違ってるよな~。

【国際的スター】(肩書名)
かの有名な007の出演オファーに対し、「2時間で一千万円」というギャラを提示して断られたというジャイアント馬場は、やはり世界の巨人。これには『がんばれベアーズ』出演の猪木や、チャック・ノリスと競演したビッグ・サカも完敗であろう。ましてやテレビ朝日系の番組『警視庁殺人課』の刑事役として出演した剛竜馬や、『池中玄太80キロ』出演の荒川真に至っては、即時負け確実である。

【国際プロレス】(団体名)
昭和41年10月、日本プロレスの営業部長だった吉原功(故人)が、ヒロ・マツダをエースとして旗揚げ。出身レスラーには剛竜馬、アニマル浜口、鶴見五郎など「味」のあるレスラーが多い。日本で最初の金網デスマッチを行ったり、アンドレ・ザ・ジャイアント(当時のリングネームはモンスター・ロシモフ)発掘の遠縁となったヨーロッパ・マット界との交流など、弱小団体ではあったがそのユニークなセンスとバイタリティーは、現在の良質インディー系団体の先駆けとなるものがあった。

【極道コンビ】(コンビ名)
今は亡き大熊元司と、「大日本がターザン後藤に負けたら腹を切る!!」とまで言い切った大日本プロレス社長、グレート小鹿のコンビ名。ちなみに晩年、グリコポーズやピンクのパンツ着用などで、ヤクザ路線から足を洗おうとしていた大熊とは対照的に、小鹿はヤクザとの黒い交際が噂されちゃったりと、私生活でも極道コンビだったようで非常に好ましい限り。引退後、パチンコ店経営やパチスロ販売業に乗り出したり、映画『修羅の群れ』にヤクザ役で出演したりというのも、人生に筋が通っている。

【こっちが新宿、こっちが南青山・・・・・・】(台詞名)
84年6月、新団体UWFへの移籍を決意した藤原喜明が、移籍か残留かに悩む高田伸彦(現・延彦)の前で見せた「名演技」。テーブルの上に割り箸を立てて、「こっちに倒れたら新宿(UWF)、こっちに倒れたら南青山(新日の事務所)・・・・・・、やっぱりこっち(新宿)に倒れるよなぁ・・・・・・」と純朴な(今でも純朴そうだが)高田青年の前でやって見せたわけです。これにはさすがに高田も、猪木の靴下の匂いを嗅いでいる場合じゃねぇ、と思ったんでしょうなぁ。

【このケンカはオレに任せてくれないか】 (タンカ名)
札付きの不良外人、キラー・カール・クラップが、地方の旅館で外人係のミスター高橋 と一触即発になった。その時正義のヒーロー、ペドロ・モラレスが「ピーター、このケンカはオレに任せてくれないか」と言うと、クラップをボコボコにしてしまったそうだ。また後年、ザイール・ピコと殴り合いになる寸前、ダイナマイト・キッドがやはり「このケンカはオレに任せてくれないか」と言い、ピコを・・・(以下略)。浪速の喧嘩師・前田日明が聞いたら「一発やらせたってもええで」とばかり、ジュンとなりそうな逸話である。

【この中にタイガーがいる!】(コーナー名)
編者(バー)が未だに愛読している、古本屋で買ったケイブシャ刊『プロレス大百科』のタイガーマスクの章にあるコーナー。小林邦明、斎藤弘行(ヒロ斎藤)、栗栖正伸、佐山サトルの顔写真が並んでいて、「マスクの中には、この中の一人の素顔がある!!」と書いてあるのだが、前の所有者が思いっきりマジックで佐山の顔の上にタイガーマスクの絵を描いていて微笑ましい。

【コマーシャル王】(肩書名)
「僕にも弾けた」、「誰が見ても変な形」、「馬場もまるどり」、「ワンダホー」などの名セリフで知られるジャイアント馬場の影響なのか、若手時代のターザン後藤は知られざるTVコマーシャル王だったのだ。トラクターのCFでは赤覆面を被ってジャンボ鶴田のヤラレ役を演じ、またマルサン豆乳のCFでは「マルサン豆乳ウンパッパ」の掛け声で、桂文珍と共に変なガニ股歩きを披露していた。蝶野のパワートレーナーのCFの100万倍くらい恥ずかしい内容である。

【怖い夢】(概念名)
長州力は馬刺しが嫌い。その理由は「食べると怖い夢を見るから」だという。なんだそりゃ?

【コンドルが飛んでいく】(曲名)
どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っていた初代タイガーマスクは、一人になるとよくスペイン語でこの曲を口ずさんでいたのだという。祖国を思い出し、ちょっと涙ぐんだりしながら・・・・・・。という話を小学校の頃に子供向けのプロレス本で読んだのだが、非常に夢のある話であろう。好きな言葉が「僕から甘い物を取ったら何が残るって言うんですか」、口癖が「よろしくお願いしま~す」という御方が正体というのでは、あまりにも夢がなさすぎるし。ねえ、ジャガー?(志生野さん調)

【こんなプロレス知ってるかい】(書名)
『ウソとインチキと女好き』のキャッチフレーズで知られる、元ホテル王、ユセフ・トルコ氏の手による、梶原一騎テイスト溢れる素晴らしい本。全編が”ペリカン野郎”猪木と、初代ターガーマスクの悪口で埋め尽くされている前代未聞の内容だが、入手は困難。ちなみに推薦文を安岡力也兄ィが書いているのもポイントだ。

【サーベル】(凶器名)
タイガー・ジェット・シンには欠かすことのできない凶器。盟友・ブッチャーは「シンのサーベルの使い方はなっていない。どうせなら剣の部分で相手を刺すくらいのことをしなければな」と言っていたが、あのふにゃふにゃサーベルならば、剣よりも柄の部分の方がダメージを与えることができると思うのだが。しかしかつてのシンは、サーベルが使えない状態の時に観客の傘を奪って眼を突き刺し、失明寸前にまで追い込んだという事件もあったからマジで恐ろしい。

【最強】(旗印名)
いちばん強いこと。(三省堂国語辞典より)「地上最強の空手」、「世界最強タッグリーグ戦」など、格闘技・プロレス関係が使う旗印。これを巡って争いが起こることもある。「埼京線」は無関係。特に200%団体が好んで使う旗印。もういいよ。「あのな、最強だ何だって言うんならな、拳銃を持った奴が一番強いだろうよ。な?」(上田馬之助談)

【サイセンだ! サンセン!!】(台詞名)
コロコロ負けるコロコロした体格のIWGPチャンピオン・橋本真也が、マッチョドラゴン・藤波辰爾の一瞬の返し技で負けた直後に言い放った台詞。口が回らず「再戦だ! 再戦!!」と言えなかった。ズバリ言って、やはりあの身体は世界に出しても通用しねえです。

【堺屋太一(さかいやたいち)】(政治家名)
現・経済企画庁長官 。自称・昭和29年来のプロレスファン。一番好きな団体はJWPで、後楽園ホール大会の度にヤマモからチケットが送られてくる程の熱烈ファンであり、「ずっとこんな選手が出てきて欲しいと思っていた」尾崎魔弓が一番のお気に入りだそうである(タニマチ説は否定)。「今の低迷する日本経済を救うには、プロレス的な発想が必要」と口走るのは、やはり昭和のプロレス者ならではの猪木イズム伝承者なのであろうか?

【佐川急便(さがわきゅうびん)】(会社名)
新日本プロレスのタニマチとして、全面バックアップし続けた有名宅配便会社。猪木スキャンダルと佐川急便スキャンダルがほぼ同時に襲ってきたためか、両者も最近は疎遠になっているような印象を受ける。それにしても、プロレス留学生のハシリでもあった、ネコさんことブラックキャットが新日で大ブレイクしなかったのは、ズバリ言って佐川急便の手前、クロネコという名前では問題ありだったのであろう。それならアリやユセフ・トルコにペリカン野郎と呼ばれた猪木はどうなのかという話もあるが、そんな小さいことを気にしちゃいけない。

【桜玉吉(さくらたまきち)】(漫画家名)
週刊ファミ通の連載漫画、『しあわせのかたち』の著者。仕事上、プロレス・格闘技関係の興行に招待されることが多い。K-1終了後、立ち寄った喫茶店で偶然にも骨法師範・堀部正史氏とターザン”ウンコをする天才”山本氏を目撃。さらに玉吉氏が小をしている最中、ターザンがトイレに駆け込んでの激しい脱糞シーンをファミ通誌上で再現。しかしながらいざ単行本が発売されると、なんとその脱糞シーンがキレイさっぱりなくなり、別のシーンに入れ変えられていたのだ。(しあわせのかたち・第5巻 211参照) 天下のアスキーにまで圧力をかけることができるとは・・・・・・ターザン山本、恐るべし。

【酒癖(さけぐせ)】(悪癖名)
酒に酔ったときに出る癖。(三省堂国語辞典より)酔っ払って赤井英和と殴り合いをしたり、極真のとある有名選手に引っくり返されたりしてしまう最強な御方がいるように、プロレスラー(特に新日系選手)の酒癖の悪さは天下一品。真剣を使って組手をするという伝説で知られる寛水流空手出身者のためか、宿舎で酔っ払って日本刀を振り回し「猪木をここに連れて来い、コノヤロー!」などと叫び、付き人生活の不満をぶつけるべく大暴れした後藤達俊。宿谷で酔っ払って大喧嘩となり、その後何故か仲良くフリチン姿になった、前田、高田、武藤の通称・フリチン三銃士。彼らと同行して同じフリチンスタイルでタクシーに乗り、繁華街に繰り出した船木誠勝。どいつもこいつも酒癖の悪い奴らだが、猪木会長自らも酒の席で、女性ファンを寸止めハンドパワーによってエクスタシーに導いたという伝説を持つのだから、しょうがないのかもしれない。(参考資料『プロレスラーみんなまとめて場外乱闘』他)

【ザ・悪役(ヒール)】(書名)
ジャパン女子所属期にリリースされた、愚連隊時代の尾崎魔弓の自伝。「文章が汗を流し、熱気を放っている。僕は、尾崎魔弓は体で文章を書いている、と思った。彼女のリングにおける白熱ぶりに似て、メリハリがあり、痛快に読ませてくれる。これはすごい、とびっくりした。尾崎魔弓というギャルの生き方がビンビンと伝わってくる。いつか僕の強敵となりそうだし、それを願っている」という、常人には理解不能なメッセージを志茂田景樹先生が寄せていることでも有名。しかし当然ながら、「尾崎は正面を睨んだままでハッキリと言った」などと第三者的な視点で書かれているこの本を、尾崎魔弓というギャル自身が書いているわけがない。

【寂しい同士で】(曲名)
東京オリンピックの日本代表選手として知られるサンダー杉山が、自慢の喉を聴かせる珠球の名曲。彼のロンリー・ハートな心情を吐露したかのようなこの曲を聴いて、当時別居中だったサンダー杉山婦人が、杉山の元に帰ってきたという「プロレス界、ちょっといい話」を生むキッカケにもなった。これが阿修羅・原&榎本三恵子のデュエット曲『恋遊び』だったら、そう上手くいかなかったこと確実であろう。言うまでもないが『デュオ・ランバダ』や『マッチョ・ドラゴン』でも同様だ。

【サブミッション】(技術名)
服従、降伏、従順などの意味を持つ英語だが、プロレス用語では関節技のことを指す。某ホモ雑誌や芳本美代子とは一切関係があるわけもない。本来の意味から連想されるものは『犬』であろう。したがって、ゴッチ先生、藤原組長、鈴木みのるなど、サブミッションを得意とするレスラーの誰もが犬をこよなく愛するのは当然なのだ。ちなみに藤原組長は愛犬の散歩中、飼い主のいない犬を発見すると「お前はあの犬をやってこい! 俺は飼い主をやってやる!」と言ってけしかけ、罪もない犬を血だるまにさせるのが趣味だっとか。なるほど、組長もパグなどにも似た犬顔ではある。

【サムソン】(薬品名・雑誌名)
旧約聖書『士師記』のイスラエルの伝説的勇士。愛人デリラの裏切りで怪力の宿る長髪を失い、ペリシテ軍に捕らわれるが、神助で復讐をとげる。(講談社『日本語大辞典』より)サムソン冬木(現・冬木弘道)が髪切りデスマッチに挑みながらも、かたくなに自慢の長髪を切ろうとしなかったのは、ズバリ言ってこの故事に由来しているのであろう。冬木やクツワダばかりがサムソンじゃないゾ。『アサヒ芸能』などでお馴染みの強壮剤『サムソン』のイメージキャラクターには、何故か”虎の爪”ケリー・フォン・エリックが起用されていたので爆笑。200%肖像権侵害に違いないが、このあたり、さすが”呪われたエリック一家”の血筋と感じるのだが。後楽園ホールに『ホモ雑誌サムソン冬木』との落書きがあるように、サムソンとはマッチョ・ボディーを賛美する某ホモ雑誌の名称でもある。冬木がリングネームを変えたのは、己がホモ文化、つまり『さぶカルチャー』の中に組みこまれることに対する無言の抵抗だったのであろうか?

【侍ファクトリー】(団体候補名)
遂に山ギューにまでエッチュー呼ばわりされたあげく、”長州対全員”なんてエキサイティングなカードまで思いついちゃうサムライ・シロー。”平成維震軍”なんて冴えない名前よりも、最初に予定していた”侍ファクトリー”の方が、いかにも零細工場の工員っぽいメンバーのイメージにぴったりだったのではないでしょうか?

【さらばアントニオ猪木】(書名)
猪木の神のお告げのためなのか、袂を分かち猪木告発側にまわった過激な仕掛人・新間寿が満を持して放った「私自身に偉大な夢を与えてくれたアントニオ猪木に感謝を込めて、プロレスとアントニオ猪木に決別するため、様々な思い出を綴ってみよう」という前口上から始まる、訣別の書。・・・・・・のはずだったが、「坂口さん、奥さん、本当にありがとう」、「藤波辰爾に栄光あれ。かおり婦人と共にいつまでも仲良くあれ」等々、なぜかプロレスの面々に感謝の言葉を綴っただけだったという今世紀最大の奇書だったりする。

【三協映画(さんきょうえいが)】(会社名)
『地上最強のカラテ』、『四角いジャングル』、『あしたのジョー』などのヒット作で知られる、梶原一騎先生が設立した映画製作会社。だが、真樹日佐夫先生と白氷氷(パイ・ピンピン)主演の『カラテ大戦争』を製作したり、あのチチョリーナを初来日させたり不可解な活動をしていたことは、あまり知られていないはず。

【SUN族(さんぞく)】(店名)
レストラン『海賊』、カラオケボックス『しじゅうから』などの副業によって多額の借金を生み出したと噂される全日本女子プロレス。その本社ビル2階に存在する直営レストランが『SUN族』である。”山賊”と”太陽”をミクスチャーさせた独自のネーミングがステキ。追っかけの女子が入り口近辺にたむろしてたりするが、従業員はデビュー前後の新人なので、マニア達の先物買いの場にもなっている。そして友達がいないためなのか、レジー・ベネットが一人で憩う姿もよく目撃されている。トイレの便座が暖かいのもポイントだ。

【サンボ】(格闘技名)
『武器』、『不所持』、『自己防衛』という3種類のロシア語を組み合わせた造語。馳、飯塚、プラムなどが得意とするロシア名物の格闘技。中でも有名なのは、81年の世界選手権3位という記録を持つサンボ浅子選手だが、その大会に出場していたのはわずか4人であった。なお、プロレス界でサンボをやらせたら最強だと噂されているのは、JWPのリングアナ・千葉道夫氏だったりする。ちなみにかつて馳浩は、ビクトル古賀先生の娘と結婚していたが、現在、高見順(ノッポさんじゃない)の娘と結婚しているところをみると、あのヒゲ先生、単なる有名人の娘フェチなんじゃ・・・・・・。

【サンボ浅子の店】(店名)
渋谷名物・浅子シェフ経営の飲み屋だが、いつのまにか消えてなくなっていたのはご存知か。しかし「潰れたのではなく、もっとデカいことをするためにやめただけ」とは本人の弁。

【三本指(さんぼんゆび)】(アピール名)
時の内閣総理大臣・宇野宗佑氏が「一月これでどうだ?」と三本指(30万円)を愛人に提示したことで有名だが、我々プロレスファンは3カウントを奪った後に三本指を立てて、信じられない顔をしてレフェリーに再確認する藤波の姿が思い浮かばれる。確認の結果、カウント2だった時の藤波の表情は本当に悔しそうだ。

【試合、おっと芝居を(笑)・・・・・・】(台詞名)
プロレス界久々の椿事であった初代タイガー。ティグレこと佐山サトルの新日マット復帰戦(94年5月3日)。試合前は「猪木さんへの恩返しを・・・」だの「夢のある試合をライガー君と・・・」だのと、殊勝なことを抜かしていたくせに、直後のシューティング興行では手のひらを返したようにこの発言。それでも「自家用セスナ」に乗りたいばっかりに、ファンクラブへ入会を希望するヤングが後を絶たないってんだから不思議だよね。

【CCガールズ】(芸能集団名)
その構成員・原田徳子が、かつて前田日明ファンクラブ『クラッシュボーイ』に所属していたことは有名である。だが、『全日本プロレス中継』の副音声ゲストに呼ばれた彼女たちのことを、御大・ジャイアント馬場が「なに、潮干狩り?」と聞き間違えたことは、あまり知られていない。

【C・W・ニコル】(人名)
彼のことを単なる”自然を愛する作家”もしくは”外人版ムツゴロウさん”のように思っている人も多いようだが、非常にそれは間違いである。実はムツゴロウさんが無類のマージャン狂であったりするように、ニコルさんにもコワモテな一面が存在するのだ。空手を学ぶために来日したニコルさんは、日本空手協会でブラックベルトを獲得。その後、プロレスの大会に出場しただけでなく、悪の密猟者を自らのゴッドハンドで死に追いやったというウワサもある、まさに”海外版マス大山(自然派)”とでもいうべき御方なのだ。そう言われてみるとウィリアム・ルスカにも似た風格があるし、ニコルさん恐るべし。

【JJ・JACKSのヘンな髪型の方】(自称名)
?@わかっているならそのうざったい髪の毛を何とかしてくれ、野上。それは佐伯玲子のイタズラなのか? ?A女子プロ好きをアピールしたり、井上京子風パンツを履いてみたり、かと思ったら急に黒パン一丁で気取ってみたりといまいちスタイルが定まらないJJ・JACKS。しかし、実際のところ『日本の陽気な奴ら』なのは野上だけだよな。何となくコンビ仲が良くなさそうな気もするし。飯塚ちょっと気の毒。

【JWP】(団体名)
ジャパン女子の分裂後、平成4年4月旗揚げ。LLPWとは対照的なアイドル路線で男子ファンを釘付けに。そしてキューティー鈴木、尾崎魔弓、プラム麻里子、福岡晶と続いたセミヌード路線でも、男子ファンを釘付けにしている、非常に抜け目のない団体。

【シェイプアップ】(減量名)
最強の肉体を作り出すためには、無駄なゼイ肉を落とさなければならない。対橋本戦に備え、見事にシェイプアップされた肉体を披露した小川直也。そんな彼にボコボコにされたのがよほど悔しかったのであろうか、書泉ブックマート(紙プロのバックナンバーを置いてある偉い本屋さん)にて『船木誠勝・ハイブリッド肉体改造法』を手に取りレジに向かう橋本を、多数のプロレスファンが目撃。生まれ変わった破壊王を目の前にするのもそう遠くはないだろう。心して待て、新日ファンよ!

【ジェットセンター】(ジム名)
劇画『四角いジャングル』、そして俳優としてもお馴染み、マーシャルアーツの貴公子ことベニー・ユキーデ経営のマーシャルアーツ・ジム。残念ながら近頃、閉鎖されてしまったという話だが、打倒・藤波に燃えていた頃の木村健吾が、非常に無意味なキック特訓を行ったことでも有名なジムだった。それにしてもベニー。あの奥目がどうにも宜保愛子ライクな気がしてならなかったのだが、彼の自伝『格闘技に生きる』によると、ベニーは「格闘技に必要な要素は、肉体的、精神的、心的、そして霊的な闘いである。ズバリ言って、私は実際に神に出会ったことがある」とか言い出すような宜保系のガイだったのだ。とりあえず「そんな『闘う宜保愛子』にキックを習っても無駄だぜ、健吾。らしくもないぜ」と言っておこう。

【ジェニー伊藤】(中性人間名)
アレキサンダー・カレリンが『人類最強の男』ならば、以前インターハイのアマレスで鳴らした彼(彼女?)は『人類最強のおかま』かもしれない。う~ん、相手がインディー系ならばいい勝負か?

【四角いジャングル】(書名)
梶原一騎先生原作の格闘ドキュメント漫画。赤星潮君を主役とするちょっとストーリー物っぽかった前半から激変し、なぜか後半はセミ・ドキュメント形式となり、アントニオ猪木の異種格闘技戦シリーズに限りなくリンク。しまいにはミスターX(虎の穴のダンディーな悪徳マネージャーではない)なる謎の覆面空手家を、漫画から現実のリングに上げてしまった。しかも「ミスターX偽者説」なんてあっぱれなオチまでつけて。これこそ、現実と虚構の間を巧みに描いた梶原マジックの真骨頂ではなかっただろうか。

【仕事だろ!!】(台詞名)
ジャパン女子当時、某ペントハウス誌でセミヌードを披露した元アイドルレスラー・風間ルミ。それに対し、リング上で剣舞子がペントハウスを手にして「お前、それでもレスラーか。ジャパン女子の恥だ」と叫んだ時、風間があっさりと言い放った言葉。しかし、剣舞子が怒った気持ちもわからないでもない。なにしろ、そのタイトルが『必殺の乳房』だったのだから強烈すぎ。殺人級の乳房だから、セミヌードという寸止めにしておいたのだろうか。確かに女社長の乳首を見たら、石になっちゃいそうな気はするが。

【自己防衛術(じこぼうえいじゅつ)】(技術名)
「グレイシー柔術は自己防衛技術に過ぎない」と論破されがちだが、自己防衛技術をナメてはいけない。それは日本が誇るサンボの帝王・ビクトル古賀の著書『秘密の自己防衛術』と、鬼の黒崎健時の著書『自己防衛術の秘術』を読めばわかる。例えば相手が空手の有段者だった場合、ビクトル古賀はこうアドバイスしている。「まず相手をほめてしまおう。闘わずして身を守る、口車という技である」と。そして黒崎先生の著書は、「現在では正常に見える人間が、いつ発狂するかわからないという状況に誰もが置かれていると言える」、「歩行中、例え気狂いが走ってきたとしても、後にいる人達が騒ぎ出すであろう」、「狂った現在の世相を反映してか、錯乱したものが刃物を振り回し、多くの人にケガを負わすということがたまにある」、「喫茶店の中といえども、いつ包丁を持った気狂いが乱入してこないとも限らない」と、なぜかどこにでも気狂いが登場するという『気狂い対策マニュアル』と化しているのである。ビクトル古賀は多数の痴漢経験者に話を聞いてこの本を作ったというし、自己防衛の世界は実に深い。

【事情はうしろで聞いていた】(台詞名)
とある編集者が酒場で財布がないのに気付き、頭を抱えていた。すると後ろからパーマ頭のデカイ男が現れ、「ここは任せろ、事情はうしろで聞いていた」と、その飲み代を払ってくれ、そのうえ「困ったときはお互い様だろ、これでタクシーで帰りな」と、ポケットに3万円もねじ込んだという。見知らぬ人間に金を渡すという、そのふとっぱらな男は天龍源一郎。さすがは義理人情男・ゲンちゃん。男に生まれたならば一度は言ってみたい台詞であろう。ちなみにこれはSWS時代の逸話であって、今の新日での前座扱いの天龍が同じようなことをしてくれるとは限らない。くれぐれもたからぬように。

【視線】(癖名)
三沢光晴の試合中の視線は絶えず相手の足元。ヒクソン・グレイシーの試合中の視線は絶えず相手の眼。そして、金髪美女をくどく為に英語(ベッド・イングリッシュ)を習得したマサ斎藤は、実に悠長に話せるため、ワールドプロレスリングでもしばしば外人レスラーの通訳をしてくれる場面が見られる。しかし通訳の最中、マサの視線が絶えず1点を見つめているのは何故だろう。

【舌心(したごころ)】(店名)
UWF系の聖地・用賀に存在する、元・スポーツキャスターの高田延彦(最強)経営の飲み屋。『くいものや道場』というキャッチフレーズも付いていることだし、とりあえず安生選手は『舌心』の道場破りから始めるべきだったのではないでしょうか? 「道場破りしてもいいかな?」「どうじょう」(清水伯鳳・談)

【失神(しっしん)】(生理現象名)
?@意識を失うこと。気が遠くなること。(三省堂国語辞典より)?A「近頃のプロレスはリングアウトやフェンスアウト裁定がなくなったので、面白くなった」とはよく言われるが、ジョー樋口が失神しなくなったことによって、全日本プロレスは何か大事なものを失ったような気がしてならない。「全日はどうもマンネリ気味で、最近は見ていない」という声も多いのだからこそ、マンネリ打破のために失神レフェリー・ジョー樋口の復活が望まれるのだ。三沢、小橋、ウィリアムスらが死闘を繰り広げている中、一人で失神しているジョーなんて、素晴らしすぎるじゃないか。今は体力的な問題があるというのなら、カイル・マクラクランとジョージアのCMに出ていたジョー樋口Jr.にまかせればよい。樋口Jr.よ、今すぐ俳優なんて辞めてレフェリーに転向しろ。君こそ”あしたのジョー”なのだから。

【自転車泥棒】(犯罪名)
自転車ドロの常習で名高いのは、本誌元編集員・笹井コージ氏だが、「格闘探偵団・バトラーツ」の岡本魂も昨年末、自転車ドロで捕まったそうだ。逮捕された警官に対し「いや、これは拾ったんですよ」と言い訳したがあえなく御用。岡本容疑者は窃盗罪で捕まったにも関わらず、当日のバトラーツの興行にはしっかりと参加。そのプロ根性にバトラーツの器量の大きさを見た気がする。そしてこの年の『週プロ年鑑』に「岡本魂・趣味は自転車を拾うこと」という一文が載ることになった。これぞ風車の理論!! それとも紙プロイズムか!?

【竹刀ごっちゃんです】(台詞名)
”スパーリング・フラッシュ”前田日明の練習生時代の逸話。「コーラ色のションベン」が出るくらい厳しく、途中でヘタった練習生には鬼コーチ・山本小鉄(通称こてっちゃん)の容赦ない竹刀制裁が待ち受けている道場トレーニング。前田はややもすれば挫けそうになる自分に喝を入れるため、自ら「竹刀ごっちゃんです!」と小鉄の竹刀制裁を希望したのだ。「これを僕は『ゴッチャンです人生』と言ってるんですけどね(笑)。うほ、うほほほ」(島田浩・談)

【ジミー鈴木】(ライター名)
いろんな雑誌を転転とするフリーライター。別名ライター界のアルティメット・ウォリアーといったところか? そういえば、ジミーといえば“ブギウギ”ジミーバリアントは今何処に? そしてジミー大西は、無事にスペインで画家になれたのであろうか?

【~じゃあ!!】(口癖名)
涙の料理人・大仁田厚が好んで語尾に用いる口癖。しかも彼の風貌は、ケミカルウォッシュジーンズに理由なき長髪なのだから、オタク系男子のハートをガッチリ鷲掴みにするのも当然であった。そのため、一時はFMWの会場にケミカル・ピープルが続出したものだが、レスラーという肩書なしで『無意味な長髪』、『ケミカル・ウォッシュ』それで口癖が「~じゃあ!!」では、単なる”代々木駅で落書きしてそうなヤバい人”でしかないのである。(例)「邪道で何が悪いんじゃあ!!」

【ジャイアント・サービス】(会社名)
プロレスのグッズ類を販売している関連会社。その名の通り”でっかいサービス”がモットーなのであろう。

【ジャズ空手】(格闘技名)
日曜お昼『スーパージョッキー』のガンバルマンコーナーですっかりお馴染みとなった、沢村先生主宰の”ジャズ空手”はまさにカラテダンス! オゥ、ワンダフ~ル! なんて思っていたら、いつのまにか”ユンボ整体”とか”カミツキ整体”とかの先生になってしまった。それにしても『ジャズ』と『カラテ』という現代のオシャレ系アイテムを融合させたのにも関わらず、入門希望者は減る一方だとか。

【蛇精(じゃせい)】(店名)
「プロレスラー、プロ野球選手のスタミナ作りは、ウチのラーメンが絶対!」と豪語する、ピーターことミスター高橋経営のマムシ・ラーメン店。王や長島も虜になったという鹿児島名物の頑固なラーメン店を、ピーターに頼まれたアントンが間に入って口説き落とし、横浜にのれん分けしたものである。ちなみにお値段はオープン当時で千円から百万円までと、非常にリーズナブル。そして、このマムシ・ラーメンを食べると発揮される力のことをピーター・パワーと呼ぶのだろう。

【ジャニーズ事務所】(アイドル事務所名)
プロレス中継に出演したら「帰れ」コールを浴び、高校野球の開会式のイベントに出たら「野球と関係ないイベントだった」と言われ、JRAのCMに出演したら「競馬とどういう意味があるの?」という批判を受けるなど、肝心の内容とズレた仕事をアイドルにさせている事務所。

【ジャパン女子プロレス】(団体名)
大場久美子や松本伊代、本田美奈子を擁する芸能界事務所・ボンドと、おニャン子成金・秋元康の完全バックアップのもと、昭和61年8月旗揚げ。しかし、あまりにも儲からないため彼らは手を引き、相次ぐ社長交代を経て、平成4年1月の崩壊へと到る。しかし、男子をターゲットにした経営方針や、芸能活動の強化、水着でなく試合用コスチュームの作成など、今の女子プロレスの「型」となる原点ともいえる団体でもあった。

【ジャパンプロレス】(団体名)
長州力、マサ斎藤、アニマル浜口、谷津嘉章など維新軍団の面々が新日を離脱して設立した独立団体。昭和59年12月旗揚げ。「我々5人は一蓮托生。今度揉め事があったらプロレス界から足を洗う」(長州力・談)と言いながらも、昭和62年3月の長州離脱を経て、同年10月崩壊。近頃、新日(平成維震軍)マットで維震軍団が復活しそうな勢いだが、今度復活するのはカーンか、永源か、栗栖か、新倉か。もしそうなったら、確かに革命的な出来事ではある。

【ジャンパー】(コスチューム名)
レスラーの入場時のコスチュームは、ガウン派、ジャンパー派、裸派、その他派の各派に分類される。特に全日系のレスラーはジャンパーを好んで着ているが、小橋のそれはちょっとヘン。誰のイタズラだ?

【ジャンボ鶴田ぶどう園】(ぶどう園名)
山梨県出身の世界一強い大学院生・ジャンボ鶴田が、じつに「らしさ」をフルに発揮した副業。ジャンボの肩口がジャンボ軍団なのは有名な話だが、ぶどう園経営者が股間に巨砲を保持しているのも当然、という訳なのだ。

【JEAN MICHEL JARRE】(アーティスト名)
世界的なフランス人シンセ奏者。闘うマジシャン、ヴォルグ・ハンの入場テーマとしてファンに好評な「ランデブー2」はこの人の作。98年サッカー・ワールドカップで高阪剛でない方のTKとユニットを結成し、発音が「ジャン・ミシェル・ジャール」ということがようやく分かり、長い間のファンの謎が解けるに至った。

【シューティングを超えたところにプロレスがある】(台詞名)
UWFの発生により、存在自体が危機にさらされていた昭和59年当時のプロレス界は、御大・ジャイアント馬場のこの発言によってその窮地を脱したともいえる。今にして思えば、「試合、おっと芝居を(笑)・・・」とか言っちゃう奴(ティグレ)に、プロレスが翻弄されていた訳なのだが。

【シュート】(隠語)
?@『撃つ』、『射殺する』などの意味を持つ英語。「このシュートというのは、プロレス界の隠語として、レスラーの間では別の意味で使われている言葉なんだよ。ようするにプロレスの世界では『本気でやる』とか『真剣勝負』という意味なんだ」(佐山サトル・談) しかし『射精する』という赤裸々な意味を持つため、”シューティング”という名前に対して、ゴッチさんは批判的であったという。西日本プロレス所属・ホッパーキングの息子の名前。

【ジュードー・スリ】(誤植名)
99・3・13、みちプロ矢巾町大会のローソンチケットに書かれていた、ジュードー・スワの誤字表記。以前にもジュードー・スモーなどと、身も蓋もない名前になっていたこともあったらしいッスワ。さらにこのチケットには、なぜかみちプロ所属選手の名前が書かれておらず、スリなど参加選手名の他、『その他強豪選手多数参加!』と書かれていた。ローソンでは、みちプロ所属の選手はその他扱いなのであろうか?

【16文】(通称名)
これを馬場さんの足のサイズだと思い込んでいる人も多い。しかし、その真相はこうだ。「僕の足にピッタリのアメリカ製のタウンシューズを履いていたんです。その底にサイズは『16』と書かれたラベルが貼ってあったんですね。これはアメリカの靴のサイズの単位のインチ(1インチ=2.54センチだと思います。(『16文の熱闘人生』より) つまり彼の足は16文(約38.4センチ)ではなく、正確には16インチ(約40センチ)だったのである。どこまでもスケールの大きい御方だ。

【取材拒否】(行為名)
維新軍団時代にマサ斎藤と合流した時、長州は語った。「今日は徹底的に飲むぞ!! 新聞記者もチャンコを残したら、今後は取材拒否だ!」と。取材拒否の理由なんてそんなものなのか。全日や長州、SWSといった様々な対象に取材拒否されてることで『週プロ』は大きくなっていった。『紙プロ』もUWFインターナショナルあたりに取材拒否でもされたなら、爆発的に売れることができるのだろうか。期待してます。

【身障者プロレス『ドッグレッグス』】(団体名)
障害者手帳を持つレスラーって、ミスター珍だけじゃないんだぞ。バンド活動(つめ隊)までこなしちゃうハイパー障害者・獣神マグナム狼狽クン(現・欲獣マグナム狼狽)が所属する団体『ドッグレッグス』なら、身障者同志の対戦はもちろん、健常者vs身障者のセメントマッチまで観れちゃうのだ。これなら応援したくなっちゃうよね。?A大の猪木信者で、「田中ケロは好きじゃない」という狼狽クンは、プロレスラーなのに全女の会場でアジャに追いかけられて、ドキドキものだったんだっていうから、ホントおかしいよね。

【松竹梅(しょうちくばい)】(お笑い集団名)
『お笑いスター誕生』からデビューした、プロレス好きなお笑い3人組。中でも梅ちゃん(ワハハの梅垣ではない)のプロレス好きぶりは尋常ではなく、なにしろ川田の必殺技『ストレッチ・プラム』を考案したのも梅ちゃんだというから、かなり衝撃的。これはつまり『冬木スペシャル』を考案したのも梅ちゃんということになり、ゆえに梅ちゃんは「フットルース」の師匠格ということにもなる。実に衝撃的な事実である。

【賞金150万円】(金額)
名曲『デュオ・ランバダ』、『孤独』などで知られる歌手の木村健吾が、レコードデビュー前の昭和52年暮れに某TV局で行われた、プロスポーツ歌合戦で優勝して掴んだビッグマネー。デビューシングル『愛の夜明け』は発売前から六千枚の注文がきたという伝説もあるというし、これらの実績を活かして、本誌「プロレスラー勝ち抜き歌合戦」との2冠王になるものも可能なはず。健吾よ、キミは歌でならIWGPチャンプの破壊王にも負けやしない。ちなみに歌といえば、木戸修が唄うのはフランク永井オンリーだそうである。それがどうした。

【しょっぱい試合ですみません】(技術名)
どこの誰だか誰もがみんな知っていたスーパー・ストロング・マシン。遂にマスクを脱ぎ平田淳嗣となった平成6年SGタッグの、準決勝に敗れた後に言った台詞がこれ。結局マスクを取っても、見通しは明るくならなかったなぁ。「それって日本語で言うたら、”むっちゃ強い機械”てな感じでっか?」(タコヤキ君・談)

【城(しろ)】(建造物名)
藤波辰爾やジャイアント馬場を例に上げるまでもなく、レスラーというものはみな城郭や戦国武将、歴史小説や時代劇などを好む『三枝の国取りゲーム』チックな輩ばかりである。これは全日も新日もインディーだって関係ない、レスラー特有の共通点と言えよう。やはりレスラーが集まると、誰もが「オレなんかアグレッシブルだから武田信玄寄りだと思うけど、キミはけっこうセコいから徳川家康入ってるよね」なんて『プレジデント』系の会話をするものなのだろう、きっと。ちなみに藤波のフェイバリット武将は徳川家康だそうである。ダメだこりゃ。

【新格闘プロレスリング】(団体名)
反選手会同盟(現・平成維震軍)を円満脱会した青柳政司が旗揚げした「勝負論」重視の団体。平成6年2月に旗揚げ。「勝負論」を重視するあまり「ここじゃ勝負できん」ことに気が付いたのか、主の青柳が出奔してしまい、その後おそらく自然消滅。しかし、「勝負論」ってのはWWFのアリーナ大会で居合抜きの刀をスッポ抜かしてみたり、クモの糸を飛ばしてみたりすることだったのか青柳? そして非常に素材な疑問だが、誠心会館ってどうなったんだろう、その後・・・・・・。

【真誠藤光(しんせいとうこう)】(通称名)
『鶴藤長天(かくとうちょうてん)』から10年後、週刊ゴングが放った新時代の旗手4人(橋本、船木、武藤、三沢)を、文字ったコピー名。なんでも『新生闘功(新しく生まれし闘いを成す)』という意味らしい。小佐野編集長(当時)独特のトンチンカンなセンスの光る素晴らしい作品。さすがプロレスマスコミ界の志村けん! と思っているのはオイラだけ?

【新日の受身は世界最高】(誉め言葉名)
アレキサンダー・カレリンとの対決を目の前にして、記者から「カレリンの投げをどう防ぐつもりか?」と聞かれ、「自分を育ててくれた新日の受身は世界最高だから大丈夫」と答えた前田日明。これぞ原点回帰か? 『ジョジョの奇妙な冒険』・シュトロハイムの「ナチスの科学力は世界一ィィィイ!!」以上のインパクトがあり、この台詞に感動したプロレスファンも多いだろう。旧UWF当時、リング上から客席に向かって「八百長が観たかったら新日へ行け!」と怒鳴った男とは別人のようである。

【新日本プロレス】(団体名)
海外の主力選手を呼べない、テレビ放送がないなどのハンディキャップをバネに大成した、昭和47年3月旗揚げという日本プロレス界の老舗。そんな老舗を凸凹大学校呼ばわりする失礼極まりない『紙プロ』は、まったくもって愛がないと言われてもしょうがない雑誌である。猪木理事長&坂口校長、もとい猪木会長&坂口社長の黄金コンビは、山口会長&柳沢社長に匹敵する名コンビだというのに・・・・・・。

【新日本プロレス学校】(学校名)
かつて、あの新日本プロレスが『元気が出るテレビ』のプロレス予備校みたいなことを、大々的にやっていたことがあったのをご存知か? 入会金2万円、月謝1万5千円で新日の精鋭たちがプロレスを教えてくれるという、ありがたいシステム。しかもキャラクター商品の割引特典や、シェイプアップや健康相談、人生相談等の各種コースもあったというから、至れり尽せり。そして、会員資格その4に「入墨をしていない方」というのがあるから、ビガロもレイスも入れない程に厳しい学校なのである。何しろ鬼軍曹・山本小鉄の責任指導だ。これならショーグン・ニシムーラやSATO等の日本を代表するビッグレスラーが続々誕生したのも当然、なのか?

【新間親子(しんまおやこ)】(親子名)
お寺の息子だからかなのか、常にスケールの大きい発言を繰り広げた、自称・プロレス仕掛人の父・新間寿。いなくなってからわかることだが、彼のいないプロレス界は退屈過ぎてならない。彼と、そんな父親に憧れて『”スポンサーが100%新間寿な団体”ユニバーサル』を旗揚げしたバカツネこと新間寿恒は、実にプロレスに縁の深い親子である。このバカツネがじつに興味深い発言をしているので、ちょっと引用してみよう。「親父を見ていて、裏切りって非常に怖いんで、怖いって言うか嫌いなんで、やっぱり信用できる人間で固めたかったから、フロントはUCLAに留学していた頃の後輩だし、リングアナは高校の後輩だし、もう1人のフロントは中学時代の仲間の後輩で、完璧に身内で固めてますよ」(レッスルボーイ2月号より)。まあ、心配しただけ無駄だった、ということであろう。まさに呪われた親子である。とはいえ、息子のスケールはやや小さすぎるきらいもあるが。

【スケルトン】(英語)
骨格、骸骨のこと。平成4年にUインターの最強男・高田と対戦した、元オリンピック選手・デニス・カズラスキー。試合前のインタビューに自信たっぷりに答えて、曰く「タカダのスケルトンが見えた」。レントゲンじゃないんだから骨見えてどうするんだオイ。なんて爆笑してたら、案の定その後いなくなっちゃったなぁ・・・・・・。

【すごいヤツになる】(台詞名)
車のディーラー業でも知られるSPWFの谷津嘉章の名台詞。モスクワ五輪のアマレス代表として、鳴り物入りで新日入りしたエリートの谷津に対し、「ダメなヤツ(谷津)になるな!!」と自慢のアントンジョークをブチかましたアントニオ猪木。それに少しも動じず「ハイ、すごいヤツになります!!」とあっさり言い放った谷津は、はたして凄いヤツになれたんでしょうか?

【世界のプロレス】(番組名)
ロード・ウォリアーズやロックンロール・エクスプレスなんかが毎週活躍していた、テレビ東京系の直輸入プロレス番組。「お前をこの四角いリングに力一杯叩きつけてやるぜ、ガーッハッハ!!」などとダミ声でアピールしまくる試合前後の日本語版インタビューが、非常にゴキゲンだった。

【ステーキハウス『リベラ』】(店名)
ウォリアーズが愛用しているバギーパンツや、タイガー・ジェット・シンのブルゾンなどの通信販売事業も行っている、目黒のステーキ屋さん。店内に貼られた木村健吾夫人の選挙ポスターが、マニアにはたまりませんね。

【スパーリング・フラッシュ】(曲名)
UWF(旧)時代の前田日明のテーマ曲。つのだ☆ひろがボーカルをつとめるファンキーな名曲だ。なお、つのだ☆ひろは『アサヒ芸能』でターザン山本批判したりするほどの前田信者だったりするが、かつての前田日明後援会長のタモリ、そして副会長の山口良一は今も前田ファンだったりするのだろうか?

【スペース・ローン・ウルフ】(通称名)
UWFの新日参戦で揺れる新日を救うため、急遽凱旋帰国させられてしまった武藤敬司君のキャッチフレーズ。不恰好なヘルメットを被せられ、胸に610(ムトウ)の文字を入れられた大宇宙の一匹狼は、心なしか本当に寂しそうだった。この時の恨みつらみが、後にムタという形で大爆発する・・・・・・のか?

【スポーツスクランブル】(幻の番組名)
1984年4月の水曜夜8時、銭形平次の後番組とされたが没になってしまった。もしこの番組と共に(旧)UWFが成功してたら、フジテレビはKー1を中継してただろうか? それと共にラッシャーのマイクも見られなかったかもしれない。

【スポーツ平和党】(政党名)
スポーツを通じて平和を訴えるアントンの政党。あの沢野慎太郎氏が公設第二秘書として働いている事実だけでも、その類稀なまでのスケールの大きさぐらいはうかがい知れる。

【相撲軍団】(団体名)
日本相撲部監督・坂下博志を団長に、突如WARマットに現れた謎の覆面・ペイント力士集団のこと。別に相撲出身者の多い全日系レスラーを総称してこう呼ぶわけではないゾ。それにしても”覆面力士”嵐って、ホントは有名会社の社長じゃなかったのか? 女子社員が驚くから覆面を被っていたはずなのに、ダンク・タニの方がよっぽどびっくりしたぜ、なぁ兄弟。

【聖鬼軍(せいきぐん)】(軍団名)
もうちょっとカッコいい当て字考えましょうよ。馬場さん。

【政府公報(せいふこうほう)】(CM名)
金曜夜8時の『ワールドプロレスリング』開始前に、視聴者を落ち着かせるため(?)にあったミニスポット。「ちょっと、お知らせ」のフレーズを聞くと、士気が高ぶった人は相当いたはず。『8時だよ全員集合!』でいうところの「宝石はミヤコヤ。ミヤコヤの宝石なら安心です」と言ったところか。

【セメントマッチ】(試合形式名)
相手の技を受けずに、ショー的な要素を完全に排除して闘う、いわゆる「本当の真剣勝負」のこと。この場合の「セメント」とは「ガチガチに固い=ガチンコ」という意味で使われているのだろう。ちなみに上田馬之助は、セメントのことを「冷たい」と表現する。どこかのインディー系バカ団体がいかにもやりそうな、リングの周囲に生コンクリートを敷き詰めて行うデスマッチのことではない。もしホントにやるんなら企画料くれ。

【専修大学(せんしゅうだいがく)】(学校名)
あの長州力を輩出した名門大学。そしてあの不可思議な後ろ髪を保有する男・松浪健四郎を教授として雇っちゃうほどにも懐の大きい大学である。そんな「いつも自分の身なりを意識している」松浪兄ィの単行本『「ワル」の行動学』(ごま書房)は非常に素晴らしいので、みんな読むように。なにしろ「オレは今までいろいろなワルに会って、”ワル修行”をやってきた」という兄ィが、「世の中には二種類の人間が存在する。自分では何もできないブタと、自分を目立たせるワルの二種類だ。このオレを見てみろ。男ならビッグになるワルになれ」などと、いきなり前書きから俺節うならせまくる名著なのだ。「毎朝同じ時間に起きる奴はブタ」、「出かける10分前に起きるワルは緊張感がある」、「電車に乗ったら美人を探して近寄れ」、「時には左手で箸を持て」、「Tシャツの似合わないスポーツ嫌いな男に、大きな仕事を成し遂げることは不可能」、「ワルの部屋は乱雑であって当たり前」などと、あくまで自分(=ワル)を基準にした価値基準の数々に、もう射精寸前。そしてとどめがこれだ。「ズボンのベルトを毎日同じ方向から指すのはブタ。オレはワルだから今日は右、明日は左と変えている」。これはつまり、「日本男児のほとんどはブタだが、オレはワル」という兄ィの明確な意思表示なのであろう。違うか?

【センズリ】(行為名)
上田馬之助のアメリカ修行時代のエピソード。次の試合会場までの長いドライブの間、助手席でおとなしくしていたダニー・ホッジを見かね、「居眠りでもしてたら?」と気を使った上田。それに対しホッジは「今日のオレって爆発しそうなくらい元気いっぱい。居眠りなんかしてスタミナためたら相手のレスラーが可哀想・・・・・・」と威勢の良いところを見せた後、やにわにバッグからエロ本、ズボンからムスコを取り出し、シコシコやり始めたという。「ジュニア・チャンプのジュニアが、瞬く間にヘビー級になっていったんだよ・・・・・・」という上田のコメントも秀逸だが、コトを終えたホッジが「これでよし!」とニッコリ上田に微笑みかけたあたり「いやはや鳥人だ」というよりほかない。

【善戦マン】(謎の別名)
怪物・ジャンボ鶴田の別名とされたが、起源は伊東四朗が今でも踊ってくれる電線音頭の「電線マン(中にオフィス北野の森社長もいた)」からきている。今ではプロレス界より競馬界でよく使われる(勝ちきれないのがファンの人気を呼んでる)。

【全然「決起」しないので解散させました】(台詞名)
ゲンちゃん&阿修羅の天龍革命に対抗して、仲野信市、高野俊二(現・拳磁)ら若手を中心に結成された「決起軍」のあまりの不甲斐なさに、思わず記者会見で飛ばしてしまった馬場の面白ギャグ。

【全然「決起」しないので解散させました・後日談】(台詞名)
ちなみにこのネタが『紙プロ・RADICAL』の載った後、高野拳磁自ら抗議の電話を入れてきた。拳磁曰く、「俺は決起したんだよ! 決起しなかったのは三沢!」だそうである。さて真偽の程は?

【仙波記者(せんばきしゃ)】(人名)
”狂”の付く猪木ファンでありながら、『週間現代』の猪木告発記事を担当したことで知られる、アントンに「バカな仙波」と呼ばれていた講談社の名物記者。その反面、佐藤久美子元秘書のことを夢想して夢精しちゃった(と言われた)りするカワイイ一面を持つ。そして『フライデー』のデスクとして活躍中の今も、「毎月「『紙プロ』を送っていただき、ありがとうございます」というお礼の電話を寄こすマメな男でもある。

【全日本プロレス】(団体名)
昭和47年10月旗揚げ。その名の通り、全日本くまなくサーキットする老舗プロレス団体。履き込みの深いパンツ愛用者が多く、徹底した鎖国主義でもあるため暗いイメージも強いが、純粋培養ゆえ、選手のセンスの良さは特筆もの。音楽を例にとっても、本田”ラモーン”多聞が『月刊DOLL』を愛読するほどパンク好きなのは有名だし、菊地”バクハツ”毅はレゲエ愛好家である。だがしかし、好きな歌手が和田アキ子で、好きな映画が『釣りバカ日誌』という田上明の趣味の良さには、誰もかなわないだろう。あなどれないぜ、全日!

【全日本女子プロレス】(団体名)
昭和43年6月旗揚げという、日本一歴史の古いプロレス団体。歌謡ショーから、ミゼット・プロレスまでというファミリー向けの興行が売りだったが、近頃はすっかりスポーツライク。3禁制度も有名だが、ファッションにうるさい選手が多いことでも知られる。なお購読雑誌は、ブル中野&下田美馬が『エル・ジャポン』、三田英津子が『キャンキャン』、井上貴子が『アンアン』、豊田真奈美が『エッセ』&『レタスクラブ』&『オレンジページ』、そして堀田祐美子は『ポパイ』&『ホットドック・プレス』というのが見事なオチであろう。

【ターザン】(人名・雑誌名)
ジャングルの英雄の名前。当然ながら『プロレスJUNGLE』とは無関係。ミスター最強・高田延彦が好んで表紙を飾りたがる、マガジンハウスの肉体派雑誌。大仁田の女房役だった麻原尊師似のプロレスラー。しかし大仁田は、実生活でも夫婦が別居中というだけあってか、プロレス界との女房とも家庭不和になってしまった様子。なぜなんじゃ~、後藤~!(涙) プロレスファンのバイブル『週間プロレス』の編集長、山本隆司氏のペンネーム(?)。「平成の定義王」、「落武者」などの他にも数々の愛称を持つ。現在のプロレス界は『週プロ』とターザンによって動いていると言っても過言ではないほどの影響力を持っている。その結果、長州力、全日本プロレス、SWS、前田日明、いしかわじゅん、そしてWARと団体、個人を問わず一触即発ムードを作ってきたのも事実。しかしファンはターザンを支持し、彼を「カリスマ」としてきた人も多い。悪い噂が多いのは、もはや存在が巨大なフィクションと化しているから仕方のないことだろう。最近の口癖は「はい~」他。趣味はサウナと競馬。競馬は年間2000レース全て買い、年収の10倍の金を賭けているらしい。

【大巨人(だいきょじん)】(キャッチフレーズ名)
けっこう勘違いしている人が多いのだが、『大巨人』はジャイアント馬場のキャッチフレーズではなく、故アンドレ・ザ・ジャイアントのキャッチフレーズであり、馬場はあくまでも『東洋の巨人』である。エル・ヒガンテの出現により『大巨人』の名が崩れかけてしまったアンドレだが、馬場よりもデカイ東洋人レスラーが出現しない限り、『東洋の巨人』がくつがえされることはない。週刊少年チャンピオン連載の「浦安鉄筋家族」では、大巨人と国会議員が大活躍している。プロレスマニアを自称するのであれば、一度は読むべし。

【大将】(尊称)
「FMWは家族なんじゃ~(涙)」と、ことさらにファミリー意識の強かった大仁田。自分のことを大将と呼ばせていたのは、やはり欽ちゃんファミリーへの対抗心だったのか、どうか。中村もすっかり悪い看護婦になっちゃったし、ツッパリ・マックなんて単なるワルオだし。

【退場シーン】(演出名)
プロレス観戦には欠かせないもの。憧れのレスラーに触れるチャンスとばかりに群がるファンも多いが、その汗だくの体臭によって「ウッ」と引いてしまうファンも多い。

【太鼓の乱れ打ち(たいこのみだれうち)】(技名)
長州が率いた旧維新軍が、、一時期好んで用いた荒技。ただ3人がかりで相手の背中を殴るというシンプルかつちょっぴり卑怯な技なのだが、ドラムではなく太鼓というところに維新軍のイメージとマッチして、大和魂を感じさせた。

【大日本プロレス】(団体名)
平成7年3月旗揚げ。英語表記するとビッグジャパン・プロレスリング。世間とプロレスするグレート小鹿社長、そして気のいい喧嘩屋ケンドー・ナガサキのもと、無名選手が若干名所属している。旗揚げ戦には、ジャンボ尾崎や長島茂雄などの大物からも花輪が届いていたが、これも全て実業家・小鹿社長の交際術によるものなのだろうか。

【大日本プロレス】(幻の団体名)
梶原一騎(劇画原作者)、吉原道明(元プロレスラー)、豊田秦光(プロ野球解説者)、ユセフ・トルコ(日本人)といった各界の大物たちが昭和53年、1億5千万円の現ナマを集めて、本当の大人の鑑賞に耐えられるようなプロレスリング・ビジネスをやろうと計画した。放送はフジテレビ、エースは高見山&千代の富士とまで決まっていたが、何者かが金を使いこんだりしたためお蔵入りになったとの噂、やはり「大日本」という大それた名前は、こんな大物たち、そしてユセフ・トルコにこそふさわしいよなぁ。

【高田延彦ファンクラブ】(FC名)
なんだかよくわからないが、UWFインターナショナルの統治プロデューサーである鈴木健(『週プロ』の、ではない)が会長をしていた謎の集団。しかしファンクラブの会長が左右する団体というのも、いったいどうしたものか。とりあえず「頑張れ、Uインター」とでも言っておこう。

【ダジャレ王】(称号名)
「国家コーラ」、「あんじょうせいよ」などの我が道を行くアントン・ジョークで、すでにダジャ協(アサヒ芸能)の殿堂入りを果たしたとの噂もあるトニー猪木。彼のダジャレ・チャンプぶりは、ルー・テーズなみに年季が入っているんだとか。何しろ大口では世界規模で定評のあるモハメド・アリに毒づかれた時、「お前の名前は日本語で言えば、赤ん坊にも踏み潰される蟻だ。俺はお前を踏み潰してやる!!」とダジャレで噛みつき返して、松葉杖までプレゼントしちゃったというから、もう筋金入りであろう。

【闘え! ファイアージェッツ】(曲名)
全女の堀田祐美子&西脇充子による黄金コンビ『ファイアージェッツ』が、仮面ライダー顔負けのプロテクターとコスチューム装着で、ポニーキャニオンからリリースしたシングル。しかし営業活動中には、ガキから「黄金虫」とか言われたりと散々な目にあっていた。

【辰っつぁんに対するジェラシーだよ】(本音名)
数ある長州の名言の中で、プロレス界の歴史を変えることになる「噛ませ犬発言」をするに至った長州の本音。今思えば長州があの時「噛ませ犬発言」をしていなかったら、藤波は未だにシンデレラ・ボーイのままで、名ばかりの飛龍革命が続いていたのであろうか。そして全日のレスリング・スタイルも、ぬるま湯の中のオナラのままだったのであろうか。その答えは俺と長州と、そして輪島が知っているんだよ。(←天龍風)

【打倒プロレス】(目標名)
力道山の昔から、あまたの格闘家が掲げてきたこの目標も、青柳政司が今更言い出してみると、非常に重みがあるんだかないんだかサッパリわからない。見ている俺らですらわからないんだから、本人はもっとわからないんだろうなあ・・・・・・。頑張って欲しいんだけど。

【タバスコ】(香辛料名)
ミスター・タバスコことアントニオ猪木氏が、かつて自身の会社『アントン・トレーディング』と通じて輸入していた商品。アントンのエネルギーの源でもあった。暴走集団ロード・ウォリアーズの凶悪ぶりをアピールするためには欠かせないドリンク。何しろ彼らのビデオには、タバスコを一気飲みして勢いづいたアニマル&ホークが、何やら叫び声を上げながら走行中の車の前に立ちふさがって車を奪い、そのまま去って行くシーンがあったほどである。やはりタバスコはプロレスラーには欠かせないパワーの源なのであろう。

【ダブル・ジョイント】(関節名)
「私は関節が二つあるんですよ」と語るだけあって、いくら極めても極まらない、人知を超えた猪木の関節。神取言うところの『タコ関節』。これは猪木の七不思議の一つなのだ。あとの6つは知らないけど。

【WAR】(団体名)
SWS崩壊後、レボリューション道場主であった天龍源一郎を中心として、平成4年7月に旗揚げされた”カラッと激しいプロレス”を信条とする団体。今をときめく理不尽大将・冬木弘道、今をときめかないナンバー2・北原光騎など人材も豊富だ。メジャー団体のくせに、なぜか『週プロ』での扱いが剛軍団よりも小さいのが特徴。

【WWF常任理事(じょうにんりじ)】(役職名)
こんなたいそうな役職に日本代表として就いていたのが、税金党の活動で知られる野末陳平だったあたり、昔のプロレス界は実に深い。

【ダブル・クロス】(隠語・会社名)
「ダブルクロスって、裏切りって意味ですか!」と高野拳磁が我が社に電話してきたように、プロレス界で裏切り、2重契約を意味する隠語。『世の中とプロレスする雑誌』を作っている会社。カッコ悪いふりしながらも、実は社長以下全員でマックを使って仕事をしていたり、名刺に書いてあるくせにいつまでも『馬之助(競馬で世界を制覇する雑誌)』が出なかったりするあたりが社名の由来では? と筆者(石井バー)は睨んでいるのだが。

【田中正悟(たなかしょうご)】(人名)
稀代のゴンタくれ・前田日明の師であり、ハリウッドスターでもあるショーゴ・タナカ。公園で練習中、偶然に佐山と知り合い、それがきっかけで弟子であった前田のプロレス入りが実現。ゆえに前田はもちろん、高田、佐山からも「先生」と呼ばれていた。空手は自称・天才。「格闘技を生活の糧としない」が信条だとか。彼の書いた『背中合わせのアキラ』は文句なしに面白い。「ゴッチさんをノックアウトしたゾ」など、笑わずにはいられない迷作だ。「その本まだ売っとるんやろ? どこにあるん? ほら絶版じゃない!!」(前田日明・談?) ちなみにアキラ・オナシス君(前田)によると、「ロックフェラー田中先生の文学知識は大学教授なみ」だったという。たしかに15歳の時点で「エルトン・ジョンが好きだったんです。スティービー・ワンダーもプレスリーもビートルズも。サルトルを読んでました。シェークスピアもちょっと勉強しました」というだけあって、文才もかなりのものだったのだが・・・・・・。(なぜ過去形?)

【男性ファンの霊】(心霊名)
マッチョドラゴン藤波を引退寸前にまで追い込み、著書『ドラゴン・炎のカムバック』の執筆へと向かわせた椎間板ヘルニア。その原因は、藤波を診察した心霊治療の先生によると「男性ファンの霊のしわざ」だったとか。プロレスファンのマナー低下の関しては、様々なメディアで問題となっているが、これこそ真にマナーの悪いファン像であろう。ちなみに藤波を霊視したお上人様によると、人気商売にはつきものの妬みで、腰には10人くらいの霊が憑いていたという話。犯人は誰だ? すごいヤツか? ランバダ君か?

【男プロ(だんぷろ)】(ジャンル名)
女子プロレスラーは、いわゆる男子プロレスのことをこう表現する。ラジオ番組『だんしんの健康しんだん』で知られる芸能人・団しん也の所属事務所『団プロ』とは、当然ながら一切関係ない。

【チェ・ゲバラ的存在】(形容表現)
ハウンド・ドッグの影響なのか、プロレスに興味もない輩が「これってキテるよね」などと言い出したりと、多数のバブルファンを生みだした第二次UWF。しかしその兆候は、旧UWFの時からあったのだ。UWFのテーマ曲集のライナーでは、藤原喜明のことを『チェ・ゲバラ(キューバのゲリラ的革命家)的存在』なんて表現してるんだから、馬鹿丸出し。まあ、藤原組の小坪選手がレンジャー出身(あくまで自称)だから、決して間違いではないのかもしれないが。

【違いのわかる男】(男名)
95年3月、誰も知らないところでひっそりと行われていた、中京格闘技連合CMAタイトル戦。まむしデスマッチで十分毒抜きを済ませたのか、突如リングネームをポイズン澤田から元に戻したホーデス・ミンが試合後に残したのが次のコメント。「今日は甘かった。ポイズンが出てしまって・・・・・・」って、違いがわかるのはお前だけだぞ、絶対。

【チキン】(英語)
鶏肉のこと。臆病者。プロレス界ではもっとハードに「腰抜け野郎」といった意味で使われる。チキンハートとも言う。アメリカンレスラーが相手をなじる時に必ず言う言葉であり、うまく使いこなせなければ一流とは呼べない。日本人チキンレスラーといえば、煮ても焼いても食えない男。やっぱり高田か!?

【地上最強の霊長類(れいちょうるい)】(キャッチフレーズ名)
ロシアのアマレス王、アレキサンダー・カレリンの当初のキャッチフレーズ。しかしながら少々オーバーと気付いたのか、いつのまにか『人類最強の男』に変わっていた。これならヒクソンの『400戦無敗』の更に上をいくキャッチフレーズで、十分意味を持たせることができた。この由来は、「奴に勝てるのはゴリラくらいのものだ」という、カレリンの圧倒的強さによって語られたものだというが、ゴッドハンド・マス大山は、金的を蹴り上げてメスゴリラを倒したという伝説を持っており、[マス>ゴリラ>カレリン]という図式が成り立つ。世界最強を目指す男達の道は、遠く険しい・・・・・・。

【血ぬられた王者】(映画名)
もはや誰も知らないと思われる、ジャイアント馬場主演による幻の自伝記録映画。当時はまだテレビ慣れもしていなかったためか、ちょっとした撮影にもすぐ緊張したりと、馬場さんもトゥー・シャイ・シャイ・ボーイであった。なお本人曰く「ボクは寛ちゃん(もちろんアントンの素敵な別称)なんかより、ずっと純情ないいヤツなんだ」とのこと。?Aこのオオゲサなタイトルには馬場さん自身も、「題名自体がちょっと恥ずかしく、くすぐったい。大見栄きって王者と言われ、嬉しがるほどボクは思い上がり者ではないのだ。これはプロレス用語だから気にするなと言われたのだが・・・・・・」という感想を洩らしたとか。だからプロレス関係者の皆様も馬場さんを見習って、何を書かれても「これは”プロレス用語大辞林”だから気にしない」ってぐらい大人になってほしいものである。

【ちびっこハウス】(施設名)
タイガーマスク(伊達直人)の育った孤児院だが、ここにいるケンタ君が後に全日本に入団し、死闘の末に頂点に立つ・・・・・・という話は当然、ない。

【血みどろブラザーズ】(兄弟名)
後藤軍団の参戦に始まり、「次はブッチャ―が来るらしいぞ」とか「いや、越中が出るらしいゾ」など、予想外の急発展をみせているIWAジャパン。しかし、『オヤジ』中牧&『あんた誰?』小野チンがひそかに結成した”血みどろブラザーズ”は、ほぼ予想通りあまり目立っていないのが悲しい。まあ、いろいろあるよね。

【ちゃっかり屋】(通称名)
プロレス界で『ちゃっかり屋』といえばテリー・ファンクなのだという。なにしろ子供向けプロレス本に「ちゃっかり屋のテリーは学生時代、大学のキャンパスの拡張計画があると聞くと、値上がりを期待して大学周辺の土地を買い占めた」という記述があったのだから、もう本物。しかし、これに『ちゃっかり屋』という表現を当てはめるのは、どう考えても不適当である。むしろ『金の亡者』とか、もっと他に的確な表現があるよなあ。怒るだろうけどさ。

【チャンピオン】(肩書名・店名)
優勝者、選手権保持者のこと。(講談社・現代実用辞典より) 東京・水道橋にあるプロレスショップの店名。質、量ともに周辺のプロレスショップに比べて群を抜いている。プロレス関連のチケット、雑誌、ビデオ、衣類、小物などのあらゆるプロレスグッズが揃っていて、マニアにとってはヨダレタラタラものである。地方に住んでいる者にとっては、ビデオの宅配レンタルは嬉しいサービスであろう。そのプロレスグッズの中でも圧巻だったのが、『ターザン後藤のコスチューム・未洗濯(3万円)』である。こんな汚ったねぇの買うヤツいるのかよ、と思っていたらいつの間にか売り切れていた。ターザン後藤恐るべし。ターザン山本も時折この店に出没するそうであるから、同じターザン同士、この件の真相について聞いてみるのも良かろう。

【チュウ印式(ちゅういんしき)】(ダジャレ名)
去る10月、全国民に祝福されつつ結婚式を挙げた佐々木の健さん&北斗のチャコちゃん。夫婦誓いの調印式ならぬ、1分間の”チュウ印式(命名・編者)”とは、さすが史上最強カップル”ケンさんチャコちゃん”と本誌記者も思わず納得。誰も止められなかったのか? そして北斗はいつから”チャコちゃん”になっていたのか?

【超訳(ちょうやく)】(翻訳名)
外国語の文章を直訳するのではなく、訳者によって日本語向きに文章を直し訳すこと。新日の外渉担当・マサ斎藤の超訳ぶりは素晴らしいの一言。新日でのロード・ウォリアーズ初参戦時に、彼らは『世界のプロレス』を回顧させるほどに数分間にわたる長いマイクアピールを行った後、マサが一言、「あいつらね、全員ぶっ潰すと言ってますよ」 恐るべし海外プリズン・マサ斎藤。ちなみに『志村けんのだいじょぶだあ』での、志村けん&石野ようこ&外タレの”通訳コント”は、超訳時のマサを髣髴させるものがある。

【珍法(ちんぽう)】(格闘技名)
前田日明が打倒・骨法の為にあみ出す予定の格闘技。彼らの因縁は、堀辺正史氏の自伝で「船木を骨法から追放したのは、UWFで前田と八百長試合をしたため」と、書かれたことに由来する。しかしながら、とあるパーティー会場で前田とバッタリ出会ってしまった堀辺氏が、ゴンタ顔で迫る前田に対し平謝りしていたということから、すでに決着は着いている。

【通路をあけてください!】 (アナウンス名)
レスラーの入場に群がる観客にアナウンスする言葉だが、会場で不意に便意をもよおした時に、客をかきわけながらトイレに走りつつ、頭の中で半鐘のように鳴り響く言葉でもある。「通路をあけてください!(た、頼むからよ~)」

【ツバ】(体液名)
ツバといえば、常盤貴子にも洗礼を受けた永源遥のイニシエーションとして有名だが、なぜか気合を入れるたびにツバやヨダレを放出するジャンボ鶴田もかなりのもの。ハンセンも結構ツバ関係はイケる口だし、そう考えると全日ってスゴイ。しかもそれをスーパースローで見せちゃったりするんだから、もっとスゴイんだが。

【鶴田友美(つるたともみ)】(人名)
プロレス・ビギナーが初めての全日本プロレス観戦時、パンフレットを見ることによって衝撃を受ける事実。

【データロボ】(ロボット名)
悪の華・尾崎魔弓との最強タッグで知られる、パチンコ屋在住のロボット。別名パチンカーZ。なおロボカードさえあればJWPの試合の割引特典も受けられるとのことなので、今すぐキミもロボとタッグ結成だ!!

【Tシャツ】(衣類名)
レスラーが自腹を切って会場に投げ込むもの。ブル様のスレイヤーやナパームデス、アジャのパンクス・ノット・デッド、本田多聞のラモーンズなど、ロックなTシャツを着こなす選手も多いが、ダンプ松本着用のクランプスTシャツが最もハイセンスであった。そしてミスター・ポーゴのTシャツ選びのセンスは、実にイイ。馳や武藤が試合前に脱ぎ捨てる、アピールに欠かせない小道具。体臭やシミ付きだったりすると、買い取り価格も数倍アップだと、好事家の間ではもっぱらの噂。

【TPG】(軍団名)
正式名称は『たけしプロレス軍団』。暴動の原因にもなったためプロレス史の汚点などと言われがちだが、邪道&外道&デルフィンを発掘し、未知の強豪だったビッグ・バン・ベイダーを招聘したりと、今にして思えば功績も大きかった。当時、外人接待係だった浅草キッドの玉ちゃんが「あれは猪木さんがすべて悪いんだけど、そこがまた好き♪」などと発言していたが、真相はそんなものだろう。つまりTPGは、篠原涼子や市井由利を輩出したはいいが、本体はどうにもパワー不足というTPD(東京パフォーマンスドール)みたいなものだったのかもしれない。もしくはTDG(東京デザイナー学校)ね。

【帝王の剣(ていおうのつるぎ)】(武器名)
大仁田引退を記念し、それまで使用していた最終兵器『二枚ガマ』、『大王刀』を封印した関川さん(ポーゴ)が、新たに開発した新兵器。ちなみに作者は「凶器製造秘密工場(ポーゴ・談)」のボス、ポール・スミスのトレーナーを着た謎のオヤジ(悪党面)だ。ワカマツと並ぶスオペリオーレな言語感覚を持つ関川さん(ポーゴ)ならではのネーミングと一部マニアを唸らせたものだが、その後ファン公募により『ヤマタノオロチ』という、これまた絶妙な名称に変更されてしまい、ちょっと残念。

【デカビタC】(飲料水名)
コーナーポストに登って、客席に向かい両手を挙げて声援に応えるという、久しく観ていないシーンが見られる高田延彦主演CMの飲料水。「さっきはゴメンな。チュッ♪ チュッ♪」というのが、最近の流行りである。以前の三浦カズ主演のCMでは、カズが「ババダァーー!!」と叫んでいたが、これって本当に「ババダァーー!!」で言っているのか?

【テキサス・ロングホーン】(ポーズ名)
スタン・ハンセンが勝利の雄叫びをする時、手の人差し指と小指を突き出すアレである。元ネタは杉浦茂の漫画から(←違うっての)。リック・ルードの腰クネをマネるヤツは多いが、ハンセンのこれをマネるヤツは一人もいない。やはり制裁が怖いせいか。となると、冬木の地団太をマネるヤツが少ない理由も何となくわかる。うっかり親指も突き出しちゃうと、『侍バサラ』もとい『サバラ』になってしまうので要注意。

【鉄人】(尊称名)
74歳で引退試合を行ったりと、老いてなお盛んなルー・テーズの呼称。ルー大柴、風間ルミと並ぶ世界の3大ルーとも呼ばれる彼氏だが、やはり鉄人なだけあって「ある時は正義の味方、あるときは悪魔の手先」だったりするのだろうか。そして、今なぜか鉄人への挑戦をブチ上げた、リチャード・クレイダーマンの流麗なメロディーに乗ってバラとともに登場する伊達男、悲しき天才セッド・ジニアス(UNW代表)とは何者なのか? 試合会場の座席に”ファーストクラス”や”傍聴席”などと名付ける特異なセンスは、PWC出身ゆえ自然と身に付いたものなのか? 教えて高野拳磁。

【鉄柱】(備品名)
鉄の柱(広辞苑には載ってない)。リングの四隅に立っている鉄の柱。?B「しかし、あいつ(泉田)の頭はカタイな。鉄柱にぶつけたら鉄柱の方が壊れちゃうかと思ったよ。鉄柱が冷や汗かいてたよ・・・・・・あいつをヒモに吊るして鐘を鳴らしたら、いい音するんだろうな・・・・・・」(『週間ゴング』95年7月20日号より)・・・・・・なんかスゴいぞ、川田。

【手鼻(てばな)】(行為名)
プロレス界では、スパーリングを始める前に必ず握手をするものだというが、これがUインターの「み」の付く人の場合、握手の前に必ず手鼻をかむのだという。これには、「さすがUインターの頭脳」と言わざるを得ない。

【テロリスト】(呼称名)
長州を札幌で襲撃したことから名付けられた、藤原組長のキャッチフレーズ。しかし任侠道をプンプン感じさせる組長には、やや不釣合いな感もある。むしろパーマ時代の阿修羅・原の方が、あのゲリラチックな風貌的にもジャストフィットしていたと思うのだが・・・・・・。

【デンジャラスK】(キャッチフレーズ名)
不精ヒゲ、ハンパな襟足、そして欠けた前歯でお馴染みの全日聖鬼軍・川田利明の危険なニックネーム。それはどうでもいいが、相方・田上明のキャッチフレーズ『ダイナミックT』ってのは・・・・・・何?

【天ぷらそば】(料理名)
キムチ、焼肉と並ぶ力道山先生の好物。何しろ出前を頼むと、ものの3分で待ちきれなくなって「バカヤロー、何してんだ!」と、店に怒りの電話を入れちゃうほど。ちなみにエビ天は衣だけ食べ、身はそのまま残す主義だったというから、実にグルメ。ちなみに大木金太郎は、冷や麦に砂糖をかけて食べる主義だったというからさらにグルメである。

【東京タワーズ】(コンビ名)
世界の巨人・ジャイアント馬場と、世界の荒鷲・坂口征二による日本最大のタッグ名。これがいま日本最大の社長タッグとして復活したなら、やはり名前は『新宿都庁ズ』になるのであろうか。それはちょっとステキ。

【トークショー】(イベント名)
レスラーとファンの友好を深めるためには欠かせないイベント。普段は決して聞けない裏話が聞ける絶好のチャンスだが、中でもパンクラス・鈴木みのるのトークは一級品。「○○○○は八百長団体」、「○○はホモで何度も迫られた」等と、あることないことブチまける『噂の真相』顔負けの毒舌トークで、ついには某格闘王の逆鱗に触れることになるのであった。「鈴木! オマエが出てこいや!!」

【闘魂列伝(とうこんれつでん)】(ゲーム名)
プレイステーション御自慢の、フルポリゴンによる新日プロ公認のプロレスゲーム。妙にツルツルした、コケシ顔のレスラーがちょっとブキミ。”ケロちゃん”で闘える裏技もあるらしい。ちなみに『ファミ通』から出ている必勝本は、我らが西村アメリカ君他多数名の『紙プロ』関係者による、フェロモン出しまくりなコラム満載の豪華本。まさに”買いorDIE”だね!

【同士打ち(どうしうち)】(テクニック名)
味方同士で争うこと。(福武国語辞典より) クロスライン攻撃に失敗し同士打ち→頭を抱えるマシン。相手を羽交い締めにしてラリアットをかまそうとするが失敗し同士打ち→頭を抱えるマシン・・・・・・あぁ、ブロンド・アウトローズよもう一度!!(マジで)

【どうして女性は僕を馬鹿にするんだろう】(台詞名)
本誌ではZORROの名前で活躍していた板坂剛さんが、名著『東郷健の突撃対談~他人には読ませたくない著名人の身の下話』(雑民の会出版部発行)で発した言葉。以前、雑民党から立候補したこともある板坂さんらしく、この本には50歳のおじさんとのホモ初体験話や、「僕は尺八はしないですよ」といった衝撃的発言も掲載されていたりと、さすが高橋紅茶(元・本誌編集員=ブス)をSMに誘った男だと唸らずにはいられない。いや、マジで。

【当然、達成しなくてはならない目標】(目標名)
「マイク・タイソンやイベンダー・ホリフィールドと闘うのは絶対に夢ではなく、当然、達成しなくてはならない目標なのだ。ここ2、3年のうちに誰もが知っている最強のプロボクサーと対戦することを、この場を借りて断言しよう」などと自伝『最強の名のもとに』に力強く明記した、ミスター最強こと高田クン。ちなみに自伝のリリース日時はバービック戦後の93年5月末だったため、もはやあと1年も残っていないのだが、どうするノブ?

【動物好き】(性癖名)
秋田犬「大五郎」や「熊五郎」を飼う、トップ・ブリーダーとして知られる動物好き界の雄、それがラッシャー木村だ。彼は海外遠征中、英語を喋れないため休みの度に動物園へと出かけ、象や猿と遊んでいたためガードマンともすっかり仲良くなり、「ウチで一緒に働かないか?」と誘われちゃったというから筋金入りのブリーダー。なお「ゴリラをジーッと見ていると、向こうもジーッと見てくれるのが楽しくてしょうがない」、「できることなら熊を飼いたい」、「でも猫は人の顔を見てチョロッと逃げるから嫌い」、「引退したら動物に囲まれて生活するのが夢」と語るだけあって、好きなテレビ番組も「動物が出ているもの」だったりするから、本当に徹底している。「狩猟なんて無鉄砲なことはできない」というギャグまで飛ばすラッシャー木村さん的には、本誌編集長・山口昇のような犬殺しなんて、最も許しがたい存在なのであろう、きっと。

【ド演歌ファイター】(呼称名)
平成維震軍の独身エース・越中詩郎のキャッチフレーズ。本来、音楽的にはビートルズを愛好する彼氏がこう呼ばれてしまうのは、やはり『男はつらいよ』が大好きだという実直さや、どうにも苦労が滲み出てしょうがないその風貌ゆえなのか。個人的にはサムライ・シロー君には、エル・サムライやグレート”ハラキリ”小鹿、西日本プロレスの野武士軍団あたりと対戦し、誰が真のサムライなのかゴチャゴチャ言わんとハッキリさせてほしいものなのだが・・・・・・。でもやっぱサムライだから、どんなにサムライ界のトップを取って偉くなっても、ショーグン・ニシムーラの帰国によって頭が上がらなくなっちゃう可能性もあり。

【闘強導夢(とうきょうどーむ)】(大会名)
ケロちゃん命名による、ヤンキーテイスト溢れる東京ドームの当て字。ヤンキー出身の蝶野や飯塚なんかにはお似合いだよね~。

【東京プロレス】(団体名)
猪木をハワイで口説き落とした豊登が、昭和41年10月に旗揚げするも、記録的な不入り、新橋焼き討ち事件、告訴合戦などを繰り返して半年足らずで消滅した幻の団体。名前のセンスは東京スカパラダイス・オーケストラなどにも似て、ちょっとステキだったのだが。ダンク・タニを日大相撲部で口説き落とした石川敬士が、平成6年7月に旗揚げ。オリプロ崩壊によって、呪われたゴリラのマークをまたもや使用したことによって、すでに崩壊は約束されたようなものだと一部で噂されている。

【闘魂ショップ】(店名)
六本木にある新日本プロレス直営のオフィシャルグッズ専門店。先日、天山のツノとIWGP指輪を買いに行ったところ、「受注生産なので1ヶ月ほどかかる」との返事だったが、わざわざツノのためにオーダーメイドとは・・・・・・。なお、CD『橋本元年』やジュニア時代の馳グッズなど、レア物がおつとめ品と化していることも多いので、マニアには嬉しい。

【道場・激(げき)】(道場名)
現在、高野拳磁と夢のように果てしない抗争を繰り広げている将軍KYワカマツが、SWS在籍時に主宰していた「団体内道場」。所属レスラーには谷津嘉章、ケンドー・ナガサキ、鶴見五郎、仲野信市、維新力など、じつに「イイ顔」揃いでもあった。もちろん、その後身となるのが「宇宙パワー道場・元気」・・・・・・ワカマツのセンスは底無しだ。

【ドク】(人名)
ポイズン澤田のことではなく、元タイガー戸口の意。もちろんベトちゃんドクちゃんの意でもない。ちなみに日本人女性にはシビレを感じないというキム・ドクが好む女性タレントは、浅草キッドに土下座せたことで知られるジュディ・オングだとか。さすが「趣味はオシャレ」と豪語するだけのことはある。

【毒霧(どくきり)】(反則技名)
グレート・カブキが考案した、カラフルな霧を拭き掛ける目潰し攻撃という新手の反則技。後にグレート・ムタやグレート・ニタも使用することになるが、もしかすると毒霧はグレートな人しか使ってはいけないのであろうか? 疑問である。?Aちなみに当然ながら、毒霧といっても本当に毒物が混入されてるわけではない。

【徳光和夫(とくみつかずお)】(人名)
日本テレビ”オモシロ真面目”アナウンサーの”オモシロ”の方。黄金期全日中継の実況、リングサイドレポーターとして活躍。いかにも試合に熱中している風な「単なる近所のオヤジ」的視点でのレポートは、当時のファンに妙なリアリティーを感じさせた。数年前、ゲスト解説者として登場した徳さんが、悪役レスラーの横暴ぶりに立腹して一喝したという事件もあったが、これはやはり”デストロイヤーの4の字固め”を受けきったという自信がなせる行為だったのであろう。しかし徳光といい古館といい、今でもプロレス好きなんだろうか? 一度尋ねてみたいものである。

【トヨタ・トヨエース】(車名)
”ミスター最強”改め”うるさいなオマエら!”高田延彦氏が、参議院選挙出馬前にCM出演していたトラックのこと。CMの中で「主役はもらった」とおっしゃっていた延彦氏であったが、選挙ばかりが10・9では武藤にも負けてしまう。やはり元スポーツキャスターでは、元主演映画俳優にはかなわなかったということか。CM対決でも「ボクの体に喝!!」の武藤さんに凱歌があがるのか? ところで武藤さん、『スーパーガーリック21』ってなんですか?

【ドラゴンボンバーズ】(軍団名)
「これからのプロレスは部屋別対決だ!!」とばかりに、マッチョドラゴン・藤波がライガー、越中、飯塚、ネコさんらを従えて90年8月頃に作り上げた幻の軍団。当然ながらこの飛龍革命も短命に終わったが、これはやはり角界一の酒豪・南海竜を契約選手第1号としてしまった先見の明の無さゆえか。今にして思えばプレ平成維震軍みたいなものだったと思われるが。

【トランプ】(娯楽用具名)
西洋かるたの一種。ハート、ダイヤ、スペード、クラブ各13枚とジョーカー1枚からなる。またこれを使ったゲーム(福武国語辞典) プロレス界ではトランプをめくって、出た数字の数だけ腕立て伏せをしたりする、ゴッチ直伝の練習法が有名。ところが、これが実は「どう、グッドアイデアでしょう。考案者はもちろんこのボクですよ」と、和製アメリカンドリームことロッキー羽田が豪語していたりするから衝撃的。しかし「それだと回数が3倍くらいになる」と選手には不評だったため、下火となってしまったとか。羽田は10年早かったのかもしれない。

【ドレスアップ・ワイルドファイト】(試合形式名)
JWP流ストリートファイト・デスマッチのこと。しかし、ジーンズ姿のどこがドレスアップなのか? これでは看板に偽りありなので、できればパーティドレスでも着て試合してほしいものである。

【とんねるずの生でダラダラいかせて!!】(TV番組名)
元横綱であり元全日レスラ-である、輪島大士の魅力を最大限に引き出した名番組。この番組によって「輪島→天然ボケ→面白い」という図式がお茶の間に見事にインプットされたといえよう。レスラ-時代はいまいちファンに不評だったが、「ナチュラルパワ-」、「尋常じゃなく面白いキャラ」と、平成プロレスが失いつつあるものを見事に兼ね備えた男・輪島。今、こんな男が出現したら我々は諸手を挙げて歓迎するであろう。出てこい、第二の輪島!(最有力候補・田上明)

【なあ、金沢!】(呼びかけ名)
週刊ゴングの金沢編集長(その髪型は長州のマネ? 単なる散髪嫌い?)は、何かにつけ長州力からこう呼ばれることを、己のアイデンティティーとしている。長州がこのセリフを言うたびに、自己顕示欲とインタビューの行数が稼げる嬉しさがあいまって、心の中で「ちっちゃいガッツポーズ」を繰り返すのであった。また最近、類語として「真鍋さんは、どう思う?」が華麗にデビュー!

【なあ、山本!】(呼びかけ名)
元・週刊プロレスのターザン山本編集長を、長州力が呼びかける場合はこう言う。「なあ、山本! Uはお前が作ったんだからお前が潰すんだ!!」と、事あるごとに発言していた長州も、今や天敵・前田日明と仲良く対談しちゃったりするんだから世の中わからない。革命戦士の面影は何処へ・・・・・・。

【NOW(ナウ)】(団体名)
正式名称はネットワーク・オブ・レスリング。平成4年8月に旗揚げするも、いきなり中心人物の高野兄弟が離脱。馬カラス&栗カラスの活躍やシン親子の加入、社長の座を賭けた試合に勝利する上田馬之助などで話題を集めるも、今度は新エースの維新力が離脱し崩壊。くじけることなく新生NOWとなるも、これまた崩壊。名前に反して最後までナウな存在にはなれなかったとはいえ、花くまゆうさく氏を始め、一部ではやたら評判が良かった惜しまれる団体であった。

【中島”タイイク”千太】(人名)
松本こーせいの『プロレスらんど』より150倍(推定)面白い、『週プロ』の「あぶない木曜日」マンガコーナーのレギュラー投稿人。メジャーデビューしている、との噂もあり。『週プロ』読者の間では同じくメジャーデビューしている、花くまゆうさく(投稿体験者)以上に知名度があるだろう(推定)。

【中州通信(なかすつうしん)】(ミニコミ名)
本誌編集員・斎藤雄一らが自らの持てる編集技術をフル活用して、「人生こんなに楽しくていいじゃないか!」をモットーに取り組んできた、歴史に残る地方発ミニコミ。懐かしいネタや、お笑い、競馬、スポーツ関係、そして力道山、女子プロレス、ターザン山本など、特集も無節操かつ独自。本誌遺族派編集長・山口昇が原稿を落としつつも連載していたり、本誌遺族派発行人・柳沢忠行がターザンに3時間インタビューを敢行していたりと、まるで『紙プロ』の源流を見るようで、今読むとまた楽しめたりもする。

【中田英寿(なかたひでとし)】(サッカー選手名)
元ベルマーレ平塚、現セリエA・ペルージャ所属の、サッカー日本代表主力ミッドフィルダー。彼の公式HPからは、彼が普段利用しているファッションや料理のHPの他、極真やリングスのオフィシャルHPにリンクが張っており、隠れ格闘技マニアぶりを知ることができる。どれほどの格闘技通かと思っていたが、3月31日のブラジル戦のため来日した彼のボディガードには、極真松井派の黒帯2人が含まれていた。中田はあくまで実用主義の男だ。

【中山秀征(なかやまひでゆき)】(プロデューサー名)
平成の次郎を目指す、元お笑い芸人or元ABブラザース。タカラジェンヌを意識した稀代の名キャラクター、ジェンヌゆかりを生み出した、プロレス史に残る名プランナーでもある。何しろ彼女のセコンドを務めた時には、思わずリングに上がっちゃうという芸人魂も見せたほど。しかし悲しいことに、女子プロレスファンにはとことん嫌われている様子である。

【中・西男(なか・にしお)】(あだな名)
昔は日本のスターナー兄弟、今は世界のクロサワとして、WCWで活躍中の中西学。オリンピック出場経験アリ、という”前科”が災いしてか、他のヤングライオンたちのチェックが異常に厳しいことでも有名。特にアマレス仲間、石沢のグレコローマンを感じさせるねちっこいマークぶり(『週プロ』のプロレス選手名鑑を参照のこと)は、もはや一芸の域に達している。センスいいゾ、石沢!

【長渕剛(ながぶちつよし)】(シンガー名)+
一本気で硬派なボーイズのフェバリット・シンガーいえば、オザキではなくナガブチだったりする場合も多い。中でもパンクラス山田(親分)のナガブチ好きは有名で、クルマに積んでいたナガブチのCDをごっそり盗まれてしまった苦い経験があるほど。それ以外にも全女のチャパリータASARIを始め、藤原組の池田大輔、WARの板倉広、そしてアステカ(あんた誰?)までもが支持を表明している。やはり、あの暴力が魅力なのか。それとも『家族ゲーム』時代のプロレスラーチックな、長渕の髪型(トップは短めでツンツン&後ろ髪長し)が魅力なのか。

【長渕(ながぶち)の必殺技】(技名)
フェバリット・シンガー長渕剛は、テレビドラマで北尾光司顔負けのカカト落しを披露できるほどの格闘家である。長渕の必殺技として、桑田圭佑に「オレのファンは怖いぜ」と脅しをかけていた長渕マウス。『HEY!HEY!HEY!』収録中に松本人志に披露した長渕キック。自分で落した信仰宗教○○○○の数珠をADに探させ、見つけられなかったとして抵抗できないADに食らわせた長渕パンチが有名。

【謎の覆面レスラー】(レスラー名)
覆面レスラーといえば正体不明、と日プロの昔から決まっていたものだが、最近じゃ逆に正体不明の覆面レスラーを探す方が難しい。むしろ、名前も顔も分かっているのに「あんた誰?」ってヤツが増えてたりするので困る。

【雪崩式(なだれしき)リング・イン】(得意技名)
”無我”藤波辰爾が創始し、”驀進野郎”こと武藤敬司が継承している技。技と言いつつ単にタッグパートナーからタッチを受けた後、ポストに昇り「パチン」と手を叩きジャンピング・インするだけなのだが、ファンは「とてもカッコイイ」派と「意味ねぇじゃねぇか」派の2派に分類される。武藤の場合はキレが甘く、この後いつもラリアットを食らってしまう傾向がある。こんなことじゃ辰っつぁんに、「甘い!!」と叱られちゃうぜ!

【納豆】(食料名)
よく煮た大豆を納豆菌で発酵させた食品。ねばって糸を引く。(福武国語辞典より) ミスター・ポーゴとアントニオ猪木の大好物。猪木はウィリアム・ルスカに、「私の故郷は世界的チーズの名産地で、チーズを食べているからこんなに強くなった。もし猪木も強くなりたいのなら、チーズを1カートン贈ってやる」と言われ、「私は納豆を食べてるからいい!」と答え、某食品メーカーから納豆を山ほど贈られたことがあるという。誰でもいいからポーゴ様にも納豆を贈って差し上げなさい。なお、納豆にセロリやにんじんなどの野菜をたっぷり入れるのが、アントン独自の食べ方である。

【何か!!】(台詞名)
新日に再び殴り込み、山崎隊を結成したりと意気上がる山ちゃん(山崎一夫さん)。彼が試合後、「何か一言お願いします」と言われた際、堂々と「何か!!」と言い放った名台詞。さすがにトンチが利いてるよね。

【なにしとん】(台詞名)
2代目タイガーマスク(三沢)が、川田にマスクを脱がせた歴史的ワンシーンより。TV中継の解説席に着いていたグレート・カブキが、マスクに手をかける川田を見て発した台詞。「なにしとん、なにしとん・・・オイ、なにしとん・・・・・・」 視聴者こそがカブキに問いたい台詞であろう。「なにしとん、解説してくれよ」 あげくの果て自身がSWSに移籍。「オマエがなにしとん」

【涙のカリスマ】(カリスマ名)
「泣くな!」(by長州力 91年8月G1クライマックスでのコメント) だそうです、大仁田さん。

【成り上がり】(身分名)
低い身分から急に高い地位を得たり、貧しいものが急に金持ちになること。(福武国語辞典より) 高野拳磁&グレート・サスケの座右の銘。そしてなぜかプロレスリング世界ヘビー級チャンピオン・高田延彦の大好きな言葉でもある。これって矢沢栄吉ファンの前田日明兄さん的には、いかがなもんでしょうかねえ?

【ナンチャン】(プロレスマニア名)
『カルトQ』プロレス編に予選パス、完全シードで出場したという、ウワサの実力者。本誌姉妹誌の『プロレスファン』(笑)にロングインタビューが掲載されているので、ナンチャマニア(ナンチャン・マニア)の方はぜひそちらを参照し、二度とこちらを参照しないように。頼むから。

【なんでもアタック】(コーナー名)
かつて『週間ゴング』の巻末を飾っていた、ゴングシスターズ(なんだそりゃ)こと日高のり子が、士道館1日入門や、高野俊二(現・拳磁)とチャーハンの食べ比べなどをする謎の体験コーナー。「さて、今日のアタックのお相手は、久々のギャー人さんであります。二枚目との評判高き、ドス・カラスさんどぇーす(原文ママ)」 これだけ読んでも、如何にノールス(赤塚不二夫流)なテンションのページだったことがわかるであろう。いかにも”ゴング的”なセンスがグッドだったが、今では誰の記憶にも残っていないところがミソ(何の?)。

【なんとかしてください】(台詞名)
昭和62年、海賊男の乱入で放火暴動騒ぎとなった『INOKI闘魂LIVE2』で、ファンが猪木(将棋5段)にひざまずき発した一言。?Aそれで実際、なんとかなったのでしょうか?

【ニーチェ、お前もわかっとるやないけ】(発言名)
格闘技界で一番高いマック(8110/AV)を持っている男、前田日明の本誌第13号インタビューでの注目発言。ところで『前田にマックを教えてくれるギャル』の応募はあったのか? 「MACUSER」でも応募していたのだが・・・・・・。

【ニーパット】(保護道具名)
自分のヒザを保護するゴム製のパット。「俺がイナヅマ・レッグラリアートを本気で打つと相手に大ケガをさせてしまう。その為にニーパットを付けて威力を半減させているんだ」 BY闘うシンガー・木村健吾。そろそろその封印を解いてもらって、キムケンの真の実力を平成のプロレスファンに見せつけて欲しいものだ。菊地をコーナーポストに追い詰め→反対側のコーナーポストに陣取り→ニーパットを外し「オー!」と一声→ドスドスと菊地に向かって走りジャンピング・ニーパッドを狙うも→菊地にかわされムキ出しの右ヒザを痛打し→ヒザを抑えてもんどりうつジャンボ鶴田がもう観られないのは、寂しい限りである。

【2月14日】(日付名)
プロレスファンならマサ・サイトーの引退を、競馬ファンならサイレンススズカの逃げ切ったバレンタインステークスを思い出す。しかし真のプロレスファンならば、即座に猪木と幾多の死闘を繰り広げた、ジョニー・バレンタインの名を思い浮かばなくてはいけない。

【西日本プロレス】(団体名)
みちプロの成功にうっかり触発され、平成6年12月に旗揚げした熊本を拠点とする団体。しかし高野拳磁をエース格に揃えるも、もちろん早々と離脱。続いて島田宏、ホッパーキング、木村浩一郎らを中心にして、シューティングとも交流したりの格闘スタイルに進むかと思えば、彼らも離脱。今は徳田光輝とポイズン澤田が中心という、味わい深い野武士系プロレス団体へと変質した。ちなみに中期の主力メンバーは現在、シューティング北関東ジムで活躍中。なぜだ!?

【西の聖地】(聖地名)
プロレスファン憧れの地。特にマニアックなファンが集まり、中身の濃い興行が行われる会場を「聖地」と呼び慣わす。「東の聖地」といえば後楽園ホール、「西の聖地」といえば博多スターレーンのことである。なお獣神サンダーライガー夫人を名乗る、デルフィンマニアがよく出没するという名所でもあるそうだ。

【20世紀のプロレス】(概念名)
今はその動向がパソコン通信(FBATLE)でしかわからない、大田区を中心に活躍する団体『UNW』。世間で昭和vs平成なんてプロレス・イデオロギー闘争をやっている間に、大田区では20世紀のプロレスを終わらせてしまっていたのだった、すげぇー。果たして21世紀のプロレスは、バラをくわえワイン片手に「オリーブの首飾り」で登場するというエース”テーズの直弟子”セッド・ジニアスが狙っていくのであろうか? 乞うご期待! この興行「有罪か無罪か ~リングの上での裁判~」は平成7年9月に開催。この日、自称・20世紀最大のレスラー、鉄人セッド・ジニアスはルー・テーズ道場の刺客軍団と3試合連続で闘うも、最後にボディスラムで敗れたため20世紀のプロレスが終わってしまったのだ。これでいいのか、20世紀のプロレスは!?

【2代目クラッシャー】(称号名)
前田日明は若手時代に「クラッシャー」と呼ばれるほど、対戦相手を壊し続けたことで有名だが、実は彼氏、2代目でしかなかったという。ちなみに初代は木村健悟、3代目は保永だというからマット界の衝撃再び、である。

【日米レスリングサミット】(興行名)
90年4月、WWFが日本発進出を記念して開催した、全日と新日との合同興行の名称。ハンセンvsホーガン、馬場とアンドレの大巨人タッグ結成などエポックメイキングな出来事も多かったため、サミットなる大仰なタイトルが付けられたのであろう。なおその卓越したセンスは、自分の団体にUNW(国際レスリング)と名付けるセッド・ジニアスが、今も過大解釈して受け継いでいる様子。

【ニックネーム】(別名)
通称、あだ名。(福武国語辞典より) ボックウィンクル。アントニオ猪木を「シャベル・フェイス」と命名したフロリダのニックネーム王、それがカール・ゴッチ先生だ。ちなみに宮戸優光には「スカンク」というステキナニックネームを授けたのだというが、その由来は「体臭がキツいから」だったというのも、これまたストレートでステキ。これには夢枕獏先生でなくても、思わず『カール・ゴッチとは何か?』を制作したくなること確実だ。古くはプリモ・カルネラの「人間山脈」、ブルーノ・サンマルチノの「人間発電所」から、高野拳磁の「人間バズーカ」まで、人間+無機物、というパターンのレスラーの通り名はけっこう多い。どれも「恐竜戦車」みたいな豪傑さがあって素敵なのだが、ビル・ロビンソンの「人間風車」だけは、強いんだかのんびりしてるんだか今でもよくわからない。

【日光江戸村(にっこうえどむら)】(観光地名)
千葉ちゃんと欽ちゃんの魂が今も息づく、高齢者向けテーマパーク。なぜか近頃、芸能活動にも熱心な山ちゃん(山崎一夫さん)が、たまに飛び入りすることもあるという噂。

【200%バカ】(落書き名)
ミスター200%・安生との対戦を前にいきり立つ蝶野が、『週ゴン』の表紙に書き殴った文句(586号参照)。いかにもレスラー魂を感じさせる小学生レベルの落書きに、ツッコミを入れる隙もなく、気が付いたら10・28代々木で四の字固めで負けていた。

【入場シーン】(演出名)
プロレス観戦には欠かせないもの。憧れのレスラーに触れるチャンスとばかりに群がるファンも多いが、この時は肩を触るのがマナー。間違っても背中にモミジを作ったり、女子レスラーの胸やケツを触ったり、ミスターポーゴが入場してきた時に足を引っ掛けてたりしてはいけない。そんな不埒なファンは、ポーゴと若手に殴る蹴るの暴行を受け、髪の毛を鷲掴みにされ会場からツマミ出されてしまうぞ!

【ニュースステーション】(テレビ番組名)
テレビ朝日の看板ニュース番組。メインキャスター・久米宏氏の色が濃く出ており、様々な問題発言が飛び出したり、中曽根元総理の地元では取材拒否されたりと、ちょっとターザニズムを感じさせる番組である。そのニュースステーションで、過去一度だけプロレスがニュースとして取り上げられたことがあったのだ。藤波辰巳の飛龍革命の時に、控え室にてハサミで自分の髪の毛を刈る藤波に対し、「やめろよ、オイ!」と制止する猪木の姿を番組内で放送したのである。そのニュースの後、「プロレスですかぁ~」と、鼻で笑いながら次のニュースに移った久米さんの姿が印象的だった。

【人間発電所】(肩書名)
無尽蔵なスタミナをズバリ表現した、ブルーノ・サンマルチノのキャッチフレーズ。今にもメルトダウンしかねない原発チックな響きがステキ。近頃は老朽化のため、ちょっと冷却水漏れしてそうな様子だが・・・・・・。

【ネコさん】(愛称名)
芸能界では、料理の老人こと故・金子信雄氏、そしてプロレス界では料理の老人ブラックキャットのことを指す。両雄ともテレ朝の顔だ。

【ノーザンライト】(技名)
北極光のこと。(研究社新英和辞典より) ヒゲ議員・馳先生が得意としたスープレックス。ちなみに彼氏が「女子プロレスのあの技は受身が取れない。危険すぎる」と常々訴えていた北斗晶の必殺技は、奇しくもノーザンライト・ボムであった。二人とも、根は同じってことなんでしょうかねえ。北斗なんかヒゲ議員の相方と結婚しちゃうし。しかし、ヒゲ議員が相方の結婚式にも姿を見せないところをみると、Wノーザンの因縁はまだ続いているのかもしれない。

【野茂(のも)】(成功者名)
プロレス界の野茂といえば、新崎人生(命名・ターザン山本)やブル中野(命名・プロレスジャングル)なんだとか。しかし、ドジャースを模倣したドージョーTシャツを作っちゃう北尾光司にはかなわないことだろう。何しろ背中に”KITAO 160kg”と入っているのだから、もう本物だ。

【バーチャファイター】(ゲームソフト名)
セガが発売した3D格闘ゲーム。その見事なポリゴンキャラの滑らかな動きで、ゲーセンでも家庭用でも大人気である。その第3作目”バーチャファイター3tb”のドリームキャスト版のテレビCMでは、アキラというキャラがヒクソンをボコボコにするという普段は決して見られないシーンが見られ、日明兄さんは事の他大喜び。「ヒクソンに演技をつけてやったのは俺なんよ♪」という台詞も飛び出し、とても御満悦であった・・・・・・ちょっと情けなくないッスか?

【バーミヤン・スタンプ】(屈辱技名)
紙プロ17号の”藤原組とは何か?”の取材中において、本誌編集長・山口昇が小坪選手に掛けられた屈辱技で、マットに相手を寝かせた状態で、顔面に生ケツを押しつけるというもの。さらにこの時に小坪の陰毛を飲み込むという、悲惨な体験をすることとなった。技の由来は、ファミリーレストラン『バーミヤン』の桃のマークが生ケツに似ていることから。この時山口は、「いつか藤原組を潰してやるっ!!」と復讐を誓った。その後、藤原組は休業に追い込まれたが、その陰に山口昇の暗躍があったかどうかは不明である。

【ハイスパート・レスリング】(レスリングスタイル名)
革命後の長州力が提唱したレスリング・スタイル。それまでのプロレスがマラソンだったとしたら、これは短距離走のように一気に攻める。そういえば、昔から「女子プロレスは試合開始早々に大技を出している」と批判されていたが、これも早すぎたハイスパート・レスリングだったのかもしれない。つまり、そのスタイルを取り入れていたミゼットプロレスこそ、男子初のハイスパート・レスリングだったのである。

【バックドロップ】(大技名)
「ひねりを加えたバックドロップ」、「垂直落下式バックドロップ」、「ルー・テーズばりのバックドロップ」等々、今も昔もフィニッシュ・ホールドとして用いられている大技。中でも最強の破壊力といわれているのが、ニック・ボック・ウィンクルを倒しAWA世界ヘビー級チャンピオンベルトを奪取(日本人初)した、ジャンボ鶴田の「世界を取ったバックドロップ」であろう。かつて鶴田が、鉄人ルー・テーズ(セッド・ジニアス曰く「ペテン師」)にバックドロップを教わった際、テーズの「今のは一万ドルだな」との金銭要求に対し、「NWAチャンピオンになったら払います」と切り返す鶴田。風車の理論の元祖は鶴田だったのか?

【ババ】(方言名)
関西弁で言うところのウンコさん。「子供の頃、ジャイアント馬場って初めて聞いた時ビックリしたわぁ~。関西弁に訳すと巨大なウンコやで!」(明石家さんま・談)

【ハラキリ】(自殺名)
自らの腹を小刀で裂き、自殺すること、正式名称は切腹。今現在では「日本人は仕事に失敗したらハラキリで責任を取る」と思っているアメリカ人よりも、「フランス人は毎日フランスパンを食べている」と思っている日本人の方が多いだろう。『完全自殺マニュアル』では、「相手に与えるインパクトは最高だが、神経が最も敏感な腹部を傷つけるため、出血多量で意識を失うまでの間、激痛に耐え続けなければならない。苦痛も最強」だってさ。?C2度目のヒクソン戦の前、「高田が負けたら腹を切る!」と言い切った高田ファンがいた。まあ惨敗した高田もあの調子だから、彼らもハラキリはやめて今も元気に生きているだろう、きっと。

【腹黒(はらぐろ)】(異名名)
天龍源一郎やドラゴン浅井とお友達の、三遊亭楽太郎(弟子に伊集院光)の別名。大喜利唯一のハンサム・ガイ(って言うか他に対象がいないが)な彼は、やはり女性ファンに腹黒いことでもしているのであろうか? 古館”お~っと”伊知郎が『おしゃれカンケイ』で時折見せる表情でもあり、福沢”ジャストミート”朗が『ズームイン朝』で時折見せる表情でもある。

【パワー・トレーナー】(スポーツ用具名)
全日・福沢アナに「(放送を)やるかやらないかわからない某団体よりも・・・・・・」と評され、ことごとくゴルフ番組に潰されていた(土曜日夕方4時)ワールド・プロレスリング時代、「トーコー・文化センター」のテレフォンショッピングで、まだ白タイツ姿の蝶野が棒読みのセリフで宣伝していた。蝶野が呼びかけてる後方で、デビューしたての小原と素顔のエル・サムライがトレーニング姿を披露。彼らも過去のことは触れられたくないだろうから、ここはそっとしておこう。

【B’z(びーず)】(アーティスト名)
ベストアルバム「Treasure」、「Pleasure」によるCD売り上げ新記録も記憶に新しい、日本を代表するロック・ユニット。リングスの成瀬が好んで彼らの曲を入場テーマにしていることでも有名だが、故障で長期欠場が多い彼は、ゲン担ぎのためかコロコロ新曲に代えてしまい、彼が過去に使った曲は、バトラーツの田中がお下がりで使うケースが多い。ちなみに最新の入場テーマは「さまよえる蒼い弾丸」。リングス内の成瀬のポジションを考えると、この現実に涙を禁じ得ない。

【ピーター】(あだな名)
新日の名物レフェリー・ミスター高橋のニックネーム。その昔、「ピーターは片腕に5億の保険を賭けている」と聞いたことがあるのだが、本当だったのだろうか? 5億トルコ・リラならまだ納得できるのだが。

【ヒールホールド】(技名)
相手の膝を両足で固定し、かかとを捻ることにより膝の靭帯を破壊する関節技。容易に仕掛けられ、しかも相手に大ケガを負わせるといことで、ヒールホールドを禁止にしている団体は多い。ちなみに素人がヒールホールドを仕掛けると、膝ならぬかかとが締めつけられるだけとなり、「やっぱりヒールホールドは危険だね。かかとが痛くて立てないや」などと勘違いさせる結果となるので注意。この技の原点は、新日若手時代の佐山サトルがブラジルからの使者、イワン・ゴメスに教わったものだという。「だったらどうしてUWFでは使われなかったのか?」、「ヴォルグ・ハンはなぜわざわざヒールホールドをクロスさせるのか?」などと訴える不敬な輩は、前田兄さんに13種類のスープレックスを食らっちゃうゾ!

【広末涼子(ひろすえりょうこ)】(アイドル名)
今をときめく清純派アイドル。広末の早稲田大学入学の一件で、未だに愚民共がグダグダ抜かしている。ぜひ早稲田大学OB・真樹日佐夫先生のお力添えで、トンチキ野郎共を首チョンパしてほしいっス。

【百人組手(ひゃくにんくみて)】(修行名)
極真空手による、百人連続して組手をするという恐怖の荒行。あまりにも厳しく成功率が極端に低いのだが、フランシスコ・フィリォがあっさりと成し遂げ、その怪物ぶりをアピールした。「女房子供を殺されたら、ヒクソンが百人おったって百人組手やるよ」と豪語する前田”いくら借金をしても絶対にヒクソンとやります!”日明。ヒクソンとの対戦を未だに夢見るファンならば、前田に一刻も早く結婚して子供を作ってもらって、奥さんとお子さんをヒクソンに殺してもらおう。さすれば道は開ける。

【ファイヤープロレスリング】(ゲーム名)
言わずと知れたヒューマンのプロレスゲーム。未だに熱い闘いを繰り広げているプロレスファンもいるほど、良く完成されたゲームである。冴羽アキラ、ブレード武者、スマッシャー・ガンガン・ギガス等、ものほんレスラーのくりそつキャラが多数登場するので、とてもリアリティがあり感情移入しやすい。『紙プロ』13号では、ファイプロを作った須田剛一氏のインタビューが載っているので、興味のある方はご覧あれ。しかしながら、セガ・メガドライブで発売された『サンダープロレスリング・列伝』はストーム・ケンスケが佐々木健介とわかるくらいで、他のキャラは全然わからん。王冠かぶったインチキ貴族、セニョール・キングって誰だ?

【フジテレビ】(テレビ局名)
東京・御台場に位置するテレビ局。過去、(旧)UWFをテレビ放映する予定であったが、主力選手が揃わずに断念。もしUWFがテレビ放映されていたら、確実にプロレス界の歴史は現在とは異なっていたであろう。フジテレビK-1担当の清原プロデューサーは、パンクラスを第2のK-1にすべく「本当のリアルファイトはパンクラスであって、リングスは八百長なんですよ」と、飲み屋でスポンサー筋に耳打ち。運悪くそれが前田の耳に入り、呼び出し食らったあげく詫び状を書かされるという醜態をさらした。説教現場は女子便所ではなかったようでちょっと残念。その書面は極真・松井館長が保管しているとか。清原プロデューサーも神秘体験のひとつもあれば、つのだじろう(大槻教授をギャフンと言わせるのが夢)になれるかもしれない。

【藤波式呼吸法(ふじなみしきこきゅうほう)】(呼吸名)
カールゴッチ直伝の、1回吸って2回吐くというスタミナロスを少なくする為の独特な呼吸法。前田や藤原などのゴッチ道場卒業生のほとんどはこの呼吸法を用いるのだが、やはり藤波の「ヘヘッ、ヘヘッ」と観客にもわかるくらいの大きな音の方がインパクトがあり、この名称がついた。しかし街中で藤波式呼吸法を用いると、間違いなく変質者と思われてしまうので注意が必要だ。

【フセイン大統領】(首相名)
せっかく猪木が「平和の祭典」を開催してやったというのに、戦争ばっかりしてるイラクの大統領。かつてタイガー・ジェット・シンが「フセインは俺のいとこだ。彼を特別レフェリーとして東京ドームに招聘したい」と発言。この発端となった長州襲撃事件の前日には、シンの長男ミックが「父が精神病院から姿を消した。長州を襲うかもしれない」と東スポに連絡を入れるなど、この頃のシンの狂人ぶりは素晴らしいものがある。しかし言葉狩りが激しいこの昨今、シンの”狂った虎”というキャッチフレーズは今でも使用可なのであろうか?

【豚殺し(ぶたごろし)】(異名名)
紙のプロレス・第6号の『リングの汁』で紹介されたプロ空手家・大塚剛は、豚殺しを敢行したことで一躍脚光を浴びたが、正道会館・石井館長も大山倍達の牛殺しを検証する為、高校生時代に手始めに豚殺しに挑戦。わざわざ養豚場でアルバイトをするという念の入れようであったが、あえなく失敗。次の標的は犬。豚殺しの時と同様、下準備に余念のない石井少年は、まずは野犬を餌で手なずけ、犬殺し決行の際には特別上等なハムを与えたというから、この辺り長じてのK-1成功も肯けるマメさが伺える。その結果だが、石井少年の一撃を野犬はバックステップでかわして逃走。二度と戻らなかったそうである。これはこれでまた、いくら力を入れてもなかなか実らないK-1日本勢の・・・・・・。

【ブッチャーのテーマ】(テーマ曲名)
ピアノ鍵盤の低音の”シ”を「デンデデンデデンデデン・・・・・・」とリズミカルに押してみよう。あ~ら不思議、あっという間にブッチャーのテーマの出来上がり。ちなみにお笑い芸人・K2のうるさいだけでツマラない方(勝俣)の得意技でもあるが、なぜこいつのテレビ露出度が高いのかは、お笑い業界の七不思議である。

【フライデー】(雑誌名)
たけし軍団に殴りこまれたり、幸福の科学にいやがらせFAXを送られたりと、何かとトラブルの絶えない写真週刊誌。これだけ叩いている本誌・紙のプロレスに対しては抗議の一つもしなかった高田延彦が、去年のフライデー(高田が二度目のヒクソン戦に備えてる時)に『高田延彦、マルコ・ファス道場で素人に極められまくり!!』とスッパ抜かれた際、フライデー編集部に高田本人が怒鳴りこんでいったそうである。誇り高きプロレスラーたるもの、やられたらやり返さなくてはいけない。やはり高田は”フライデー編集部にクソぶっかけるために肥桶買ってきた”アントンに、闘魂を注入されただけの男である。

【プロレスの星・アステカイザー】(TVヒーロー名)
その昔、NET(現テレビ朝日)で放送していたプロレスヒーロー実写&アニメ混合作品。必殺技は総てアニメーションで表現され、 ヒーロー役にはジョージ高野が抜擢、その他にも猪木以下新日レスラーも登場していた。SEGA系のカラオケ屋で、特撮・アニメソングの頁に『プロレスの星・アステカイザー』の項目がある。「♪燃やせ燃やせ~怒りを燃やせぇ~!!」と、獣神ライガーのテーマと一緒に唄うのがオツである。

【プロレスニュース】(コーナー名)
新日時代の馳に「あいつはフザケ過ぎだ! ぶっ殺してやる!!」と脅されたことを受け、「他団体のレスラーにも賛否両論。プロレスニュースでした」と、風車の理論で見事に切り返した福沢ジャストミート。その後福沢アナは朝の顔となり、馳も参議院議員となった後に全日移籍となり、あれ程の議論を沸かせたプロレスニュースが過去の産物となってしまったことはとても悔やまれる。

【平成のプロレス・昭和のプロレス】(世代名)
平成と昭和で区別して考えるスポーツはプロレスのみで、野球でも相撲でも聞いたことはない。やはりそれほどまでに、プロレス界における馬場&猪木の影響は大きかったのであろう。ちなみに『ファイト』では「新プロ・旧プロ」と言ってたが定着しなかった。井上マジック破れたり、である。

【ポルシェ】(自動車名)
メルセデスベンツ、BMWと並ぶドイツの自動車メーカー。フェラーリやランボルギーニと違い手軽に乗れるためなのか、プロレスラーでもポルシェに乗っている人は多い。デカイ身体で縮こまってポルシェを運転する前田日明は、妙に不釣合だった。そのポルシェを全損させてしまったため、あれ程の”縮こまった前田”はもう二度と見られないであろう。ヒクソンとの二度にわたる試合で得た莫大なギャラ(約5000万)で、ポルシェを乗りまわしている高田延彦。試合時間は15分、2度のタップで5000万円、これだけオイシイ仕事なら、高田が「もう一度俺の挑戦を受けろ、この金の亡者!」と、ヒクソンに三度目の対戦を迫るのもやむなし、なのである。

【毎日が革命記念日】(実況名)
ワールドプロレスリング放送時における、長州コールと同時のナレーション。しかしながら現在では、藤波の飛龍革命と肩を並べるくらいに意味のないものになった。

【マウントパンチ】(打撃技名)
仰向け状態の相手に馬乗りになり、顔面を拳で殴る打撃技。いわいるバーリ・トゥード形式による試合の常套手段で、グレイシー柔術の台頭とともに広く知れわたった技術の一つである。日本人レスラーでは安生洋二が最初の犠牲者であるが、芸能界では故・三橋美智也が奥さんにくらい続けた技として有名。しかし、氏がガードポジションを知っていたかどうかは定かではない。なお亜流として、新日本プロレス格闘技ルールにおける寸止めマウントパンチ、佐山が旗揚げした掣圏道流のカメラ目線マウントパンチがある。

【前田が怒った!】 (台詞名)
97年3月28日、リングスNKホール大会にて。全選手入場式が終わった時、突然リングサイドにいた前田日明総帥 (スウェーデン)が、エプロンを「バン! バン!」と叩いて激怒。バックステージへと消えてしまった。慌てて追いかける記者やカメラマン達。ただならぬ雰囲気に館内は「前田が怒った!」、「なんやなんや!」と蜂の巣をつついたような大騒ぎとなった。真相は、この日で引退するレフェリーの北沢幹之氏の挨拶が行われるはずだったのに、すっ飛ばされてしまったことにあるらしい。が、のちほど休憩後にちゃんと挨拶はおこなわれた。前田の単なる勘違いのような気がするのだが、果たして真相は・・・・・・恥ずかしくて言えないやね。

【前田さん亡きあと】 (お悔やみ名)
「前田が怒った!」事件と同じくNKホール大会にて。アメリカ帰りの高阪剛がマイクを取り、思わず言ってしまった台詞。苦笑するばかりの前田だったが、「なんやとボケェー!」とゴンタ君になることを観客全員が期待していたのだが・・・・・・。でも案外、その後バックステージで×××な大騒ぎになってたりして。

【前高山(まえたかやま)】(略称名)
第2次UWF初期の3強・「前田、高田、山崎」の頭文字を取った略称。一部のマスコミでこの表記が見受けられたが、「鶴藤長天(かくとうちょうてん) 」のような語呂合わせにもなってないし、意味ねぇじゃんって感じ。「猪坂藤(いのさかふじ)」とか「馬鶴天(ばつるてん)」とか言わね~もんなぁ。・・・ばつるてん・・・バツルテン・・・バス・ルッテン!! ノストラダムスの大予言だったのかぁ! まいったまいった、カンカンカーン! あれ?

【マスター】(称号名)
修士、大学院で2年間研究することで与えられる称号。それ相当の単位を取り、修士過程を終了しなければならない難関であり、日本アマレス学科卒の谷津嘉章には一生縁のないもの。筑波大学院生・ジャンボ鶴田(シティーボーイ)は、わずか1年で、しかもオールAを取ってしまうあたり、さすがナチュラルパワー全開って感じ。かつて鶴田が修士課程に進学する際、ラッシャー木村に「僕は今度マスターになるんですよ」と報告。それなのに、鶴田が何度も説明しても「シェイカーは振れるのか?」、「月に1度は店に行くからな」等と、ラッシャーは鶴田がバーのマスターになるものと勘違いし続け、店が成功するよう気にかけていたという。常に渕の結婚を気にかけるラッシャー(ファミリー軍団)らしいハートウォーミングなお話である。って言うか、ハナっから大学院って言えよ友美(現プロフェッサー)!!

【またくる、ゆるさん】 (脅迫文名)
93年6月、新生W★INGを離脱してFMWに走ったミスター・ポーゴ (趣味・こっくりさん)に憤慨した松永光弘(趣味・熱帯魚飼育)が、深夜ポーゴのアパートに乱入。ドアをドンドン叩くもポーゴは出てこず、これ以上は近所迷惑だと考えた松永がドアに張った張り紙は、「またくる、ゆるさん」という一文であった。東京都墨田区にある『ステーキ&グリルの店 Mr.デンジャー』 のメニューもひらがなばかりなのであろうか・・・・・・チト心配ではある。

【豆大福(まめだいふく)】(和菓子名)
故・ジャイアント馬場さんの大好物。ニュースステーションに出演した時は、「明日この世の終わりが来るとしたら、何を最後に食べてみたいですか?」という久米宏氏の問いに対し、「やっぱり豆大福だね~、豆がたっぷり入っているやつがいいよ」と答えた馬場さん。そんな馬場さんがゲストで招かれた『タモリのジャングルTV』の時のメニューはもちろん豆大福。馬場さん用にはとびっきりジャイアントな豆大福を作ってもらってご満悦。しかしながら同じくゲストに招かれたTOKIOの国分太一君は、最後の最後、料理が出来上がって試食の段階で、「あんまり馬場さんが嬉しそうにしてたもんで言いそびれたんですけど・・・・・・僕、世界で一番アンコが嫌いなんですよ」と、申し訳なさそうに告白していた。結局一口も食べれなかった国分君、ちょっとかわいそう。

【まんこじま】(ペンネーム名)
美少女雑誌とエロ本の中間に位置するエロ雑誌『クリーム』。相当な販売部数を誇る雑誌であるが、”まんこじま”なる輩が担当する「格闘衛星プロレス・プレス」と、何のヒネリもない名前のコラムコーナーがある。内容は極めて単純、「前田、高田はボロクソに誹謗中傷、船木はバリバリOK、格闘技の仕事してるけどプロレスも大好きさ!」って感じのライターが書いている。ちなみに高田がヒクソンに敗北した時は、「いやぁ、プロレスラーがこんなに弱いとは思わなかった!」、前田vsカレリン戦にいたっては、「筑紫哲也がこの映像を見て、”いやぁ、すごい格闘技ですね”と言っていたが、アレは格闘技なんかじゃなく単なるプロレス!(笑)」と、このような内容である。さて賢明なる紙プロ読者はこの”まんこじま”が誰だかわかるであろうか? 実はリングスファンにとっての非国民雑誌・『格闘技通信』の○○次長だったのである。『格通』誌上では表現できない鬱憤を、ペンネームを変えエロ本にぶつける次長の意気込みはなんとも男らしいッス!

【みうらじゅん】(タレント名)
あらゆる分野で活躍するマルチタレント。エロ写真収集家として名を馳せているものの、あまりプロレスには縁のない人のように思えるが、彼が遭遇した面白いエピソードがある。ご紹介しよう。
『G馬場ネタにパンチ炸裂!』
とある居酒屋で、加害者S(仮名)は友人と酒を酌み交わしていた。実は彼は大のプロレスファン。その中でも大のジャイアント馬場のファンであった。
S 「猪木なんか馬場さんとやったら殺されるで。ハッキリ言って」
そんな上機嫌なSの隣でも、プロレス談義に花を咲かせていたグループ(被害者K・仮名)がいた。
K 「馬場なんてよわっちぃのぉ」
激怒したS、思わず言い返す。
S 「な、なんやとお前、もう一回言い直せ! ”馬場さん”と!」
K 「最近ジジイすぎて32文なんかできへんやんけぇ」
S 「アホ! 16文でも相手死ぬかもしれへんのに、32文なんて殺人技やからよう使われへんのや!」
とうとうSは全く関係のない客にもからみだし、
S 「馬場さんの空手チョップには、全体重がのっとるの知っとるけ!?」
K 「馬場のケツのたるみ、どうにかせぇや」
S 「あれは筋肉じゃ!!」
ブチ切れたS、そのグループ相手に大乱闘を繰り広げたのであった。

【みなしごランド】(夢の楽園名)
みなしごだった伊達直人(タイガーマスク)が夢見る、みなしごの、みなしごによる、みなしごのためのワンダーランド。ファイトマネーを貯めて、ディズニーランド以上の大規模な遊園地の建設を予定していたのである。そのことを踏まえてタイガーマスクの最終回を読むと、また違う涙がこぼれ落ちるであろう。

【宮戸のソバット】(必殺技名)
過激な中華料理人・宮戸優光の必殺技。”ローリング”を付けないところで、プロレスとの差別化を図っているのがミソ。UWFのオフィシャルビデオでダントツのキック力を示し、前田がソバットをくらってダウンするシーンを、「宮戸のソバット!」と前田自身がニコニコしながら解説するシーンは、今となってはとても微笑ましい。

【ミラクルファイター剛(ごう)】(漫画名)
1983年、小学館発行の『小学5年生』に連載されていたプロレス漫画。ブームの頂点であった新日マットを舞台に、仮面レスラー(覆面ではない)ミラクルファイター剛が、悪の獣人レスラーと闘う熱血痛快作。長州のラリアットや藤波のドラゴンスープレックスを受けても平気な獣人レスラーを必殺のミラクルタイガーアタック(単なるクロスチョップ)でKOするミラクルの姿は、全国の少年ファンの憧れであったはずもなかった。 初代タイガー引退直後の為二番煎じの感がするが、どうせならコブラの代わりに登場させた方がよかった気もするが、新間退社後のフロントの実行力不足もあり実現するはずもなかった。

【ム-ビ-スタ-】(特殊職種名)
『レスラ-から役者へ転身、その後プロレス界へ出戻り』。これを聞いてジョ-ジ高野とAKIRAこと野上彰、どちらを連想するかで、貴方のプロレス観がハッキリとわかる・・・・・・わけない。

【痩せゆく男(やせゆくおとこ)】(映画名)
スティーブン・キング原作の恐怖映画。肥満体の医師が「痩せる呪い」をかけられ死に至るという内容だが、全日のジャンボ鶴田やマイティ井上が痩せてしまったのは別に呪いのせいではない。それとは逆に、元新日の佐山サトルや前田日明が太ってしまったのも別に呪いとは関係ない。

【やるだけ番長】(肩書名)
実力の伴わない団体リーダーの代わりに、他団体などに乗り込んで自団体の優位性を示す真の実力者。安生、桜庭、高阪、高橋が『やるだけ番長四天王』と呼ばれている。勝利は自団体とリーダーに捧げ、敗北したなら己で責任を負わなければならないという、とても損な役割。けどそっちの方が、言うだけ番長の200万倍はカッコいいじゃん!

【UWFスネークピット・ジャパン】(道場名)
元Uインターの頭脳、宮戸優光が設立したシュートレスラー養成機関。その理念は、かつて英国はマンチェスターに実在し、カール・ゴッチを輩出したビリーライレージム、通称・スネークピット(蛇の穴)に倣うものであるという。しかし、体臭がキツいためにゴッチ先生から”スカンク”なるあだ名を頂戴した宮戸が代表で、安生曰く「普段は只のアル中のオッサン」ことビル・ロビンソンが常駐コーチでは、一抹の不安がなくもない。特別顧問はルー・テーズだそうだが、そうするとコーチ料はやはり1万ドルなのであろうか? 入門体験者の手記が待たれるところである。

【ヨボヨボのオッサン】(蔑称名)
高田延彦がヒクソンのことを「単なる柔術オヤジ」と表現すれば、同じく過去に惨敗経験のあるリングス・山本宜久は「ヨボヨボのオッサン」と言い表した。なんでも過去の自分と現在の自分は天と地の差があるので、現状維持のヒクソンを倒しても無意味だとか。さすがはロープを掴んで頑なにグラウンドを拒み、ヒクソンと最も長い時間試合をさせて知名度を上げた男のセリフである。しかしながら現在のPRIDEのリングでは、前田直伝秘奥義・ロープ掴みは反則である。前回の試合ではグラウンドに持ち込まれてわずか30秒で締め落されてしまったが、現在の天の位にいる山本ならば1分くらいは持ちこたえられるのであろうか?

【4トン】(重量名)
ケイブシャの『アントニオ猪木&タイガーマスク大百科』によると、初代タイガーマスクの必殺技・ムーンサルトプレスは、そのインパクト時における衝撃重量が、アフリカ象4頭分に及ぶ4トンなのだという。どうやって重さを測ったのかは謎のままであるが、「タイガーマスクの正体は佐山サトルか!?」と、最大の謎を暴露している不思議本でもある。

【ラモーンズ】(バンド名)
伝説的なニューヨークのパンクバンド。『ラモーンズ』の熱狂的ファンで知られる全日の本田多聞は、コピーバンド『タモーンズ』を結成。某スポーツ紙によると、ドイツのレコード会社からレコードデビューの話があったが断ったらしい。だったらキムケンにまわしてやりゃいいのに。しかしながら『ラ』と『タ』を入れ替えただけの見事なネーミングセンスは、ザ・ブラックハーツ(リング下で入れ替わる卑怯な奴ら)の参戦によって養われたものと思われる。

【リンクス】(ゲーム機名)
アメリカのアタリ社が発売した、世界初のカラー携帯用ゲーム機。デカい、高い、電池の消耗が激しい(単三アルカリ電池6本で2時間)と、悪いこと尽くしであったがが為に、同時期に発売されたゲームボーイによってシェアを奪われ、あっという間に消えてしまった。しかしながらガントレット等の隠れた名作もあり、今現在ではマニアの間ではプレミアがついている。?A我らが前田日明が旗揚げしたリングスも、一人ぼっちの旗揚げ&団体名がリンクスと非常に似ていることから、プロレス&ゲームマニアからは、「またあっという間に消えるんじゃないだろうな?」と、当初から団体存続が危ぶまれていた。しかしながら正道会館との提携、佐竹雅昭・角田信明の人気により息を吹き返すものの、正道会館の離脱によりプロレスファンをごっそりK-1に持っていかれるという、新日→新生UWFの逆バージョンみたいな出来事もありましたなぁ。

【リングネーム】(通称名)
強いレスラーのイメージを定着させる為には、力強いリングネームは必要不可欠でる。しかし力道山時代のリングネームは、先輩レスラーに付けてもらうという風習があったが為に、泣きを見る若手レスラーも少なくなかった。”死神酋長”というリングネームとモヒカン刈りのギミックを力道山に強制されそうになった猪木は、ブラジルに帰ることを決意したという。馬場にセメントを仕掛けたマンモス鈴木は力道山の怒りを買い、メッタ打ちの半殺しにされた上に”ゴリラ鈴木”に格下げになったという。リングネーム考案の天才児・豊登は、若手に”上田馬之助、林牛之助、高崎山猿吉”というリングネームを考案してやり、3人は「ありがとうございます」と涙を流していたが、それは嬉し涙ではなかったという。それに負けず劣らず弟子に酷い芸名を付けるのを楽しみとしているのが、ビートたけしである。”ふんころがし”という芸名に決定した夜、ダンカンは泣きながら出奔したという。たけしの弟子はみんなひどい芸名だが、”玉袋筋太郎”はワースト1では? NWA歴代王者の中に水道橋博士の名はともかく、玉袋筋太郎の名が刻まれるのは許して欲しい(国辱もの?)。

【レスラーフィギュア】(商品名)
WWFのレスラーフィギュア人気を発火点に、日本でもまず新日本が発売。これは非常に良くできたフィギュアで、人気も上々とか。しかし追って全日本が発売したフィギュアは、ハッキリ言って似てねぇ~。青春握り拳・小橋健太 (パチンコも正々堂々!)が、思わず「こんなのオレじゃないっすよぉ~!」と、ベイダーに流血させられた時以上に熱くなったという未確認情報も伝えられる。

【列夏(れっか)を駆けてゆけ】(表紙コピー名)
1998年夏発売の週刊ゴングの表紙コピー。秋山準と小島聡のツーショットにこのコピーを入れ、編集後記に「私はこの二人に共通の輝きを見た」と書いた小佐野編集長(当時)。案の定、秋山好きで小島嫌いのターザンに「ジグザグな表紙なんだよぉぉぉ!」と、『RADICAL』紙上で一喝されていた。このようなセンスの持ち主では編集長が代わるのも無理はない。なあ金沢!

【六本木(ろっぽんぎ)】(地域名)
原宿や渋谷とは対照的な、銀座と並ぶ高級的なイメージのある街。ちなみに松本人志は六本木のことを「ギロッポン」と呼ぶ。 六本木のクラブで飲んだ帰り、泥酔して極真の某選手に絡んだあげく、見事に引っくり返されてしまった某世界最強君がいたり、六本木の公衆便所で絡んできたヤンキー外人5人が、某格闘王にホウキでしばかれたりと、UWFと縁が深い街でもある。

【悪い方の鈴木健(けん)】(通称名)
UWFインター取締役・鈴木健(当時)を、週プロの鈴木健と区別する為の、『紙プロ』流の呼び名。『週プロ』の鈴木健は、ジョー・ディートンも真っ青のイイ奴なのだが、良い方の鈴木健と呼ばれないのがちょっぴり悲しい。しかしながら藤波や鶴田や週プロの鈴木健のような善人よりも、猪木や前田や悪い方の鈴木健のような悪党の方が、200倍魅力的なのはプロレス界の常である。

【ん~、お疲れっシ!】(台詞名)
さすらいのレフェリーこと、バトラーツの裏番長・島田レフェリー&広報がインタビュー等で使う台詞。「アウト! セーフ! ファイト! ファイト! ファイト! ん~、お疲れっシ!」と、吉本新喜劇ばりに使うのがポイント。本人は至って公平なジャッジをしているつもりなのだが、なぜか、パンフの顔の所に×を打たれたり、某選手夫人に逆恨みされたりと、話題に事欠かない迷レフェリーである。

プロレス例えツッコミ集

馬場と猪木が闘うみたいな

ありえない大物同士が対決する時

飛龍革命の藤波みたいだな

”おれにやらせて下さい”と名乗りを上げる人に対して

田村潔司かよ

真面目にやれよと言われた時

全日のバトルロイヤルみたいなもんじゃないぞ

これはお約束じゃないか!と突っ込まれた時

新日のサイパン合宿みたいだ

毎年恒例の行事に対して

阿部四郎みたいだな

えこひいきする人に対して

ターザン山本かよ!

手のひらを返す人に対して。ターザン山本は元週刊プロレス天才編集長。

天龍かよ!

声が掠れている人に対して

小林邦昭みたいだ

電車内で飲食している人に対して。ちなみに小林邦昭は新幹線の食堂車のメニューを全部平らげた伝説が。

猪木対ブロディの両国対決みたいな

なにかを解禁したとき

木村健吾かよ!

らしくもないことをした人に対して

ブロディ&スヌーカ組みたいなもんだな

絶妙なハーモニーを奏でた時

さりげなく日常会話に使えるプロレス名言

俺の人生にも一度くらいこんなことがあってもいいだろう

不運なことばっかりだった時に、ふと幸せな事がおきた時

よし、抑えろ!

飲み会の場所、ここにする?と聞かれた時

出る前に負けること考える馬鹿いるかよ

弱気になってる人に対して

時は来た

何かの「時」が来た時

正直、スマンかった

謝りたい時

何がしたいんだコラ

相手が何をしたいのか分からない時に

いつだって妥協しないぜ!

仕事への取り組み方を問われたとき

プロレス好きの会話でよくでてくるプロレス事件簿

スタンハンセン乱入(1981年12月13日)

当時、新日本プロレスのエース外国人レスラーのスタンハンセンが全日本の世界最強タッグの決勝戦にブロディスヌーカ組のセコンドとして付いたがテリーファンクにウエスタンラリアットで試合にも乱入。

試合後もハンセンにめった打ちにされるファンクスを馬場鶴田が助けに入り、馬場のチョップでハンセン流血。

翌年馬場ハンセンのシングルマッチが組まれ、その試合は馬場のベストバウトとしてファンの脳裏に焼き付いている。

世代闘争勃発(1987年6月12日)

https://www.youtube.com/watch?v=SjZo0VTuLXQ&feature=emb_title

猪木が初代IWGP王者になった試合後、長州力が藤波や前田に「噛み付かないのか?今こそ新旧交代だろう!今しかないぞ!」という名言で呼びかけ世代闘争を仕掛け、猪木もそれを快諾。

ちなみに前田「世代闘争で終わらさんとな、誰が強いか決まるまでやりゃいいんだよ」 と秀逸な発言で観客も盛り上げたが、最後ドラゴンが「●△□○%&`gwa,chosyujhf5#(意味不明、解読不可能)やるぞ!」とらしい形で締めた。

飛龍革命(1988年4月22日)

藤波が控え室で猪木に詰め寄り、突然近くにあったハサミで髪を切ったり、猪木に強烈なビンタ返しを行い飛龍革命がスタート。

その日一緒のホテルには帰りたくないと思ったドラゴンはキャンセルし別のホテルに宿泊しようとしたが、どこも空いておらず結局キャンセルしたホテルを再予約するというドラゴンらしい可愛らしいエピソードも。

プロレスファンの間で伝説と化している動画

佐山道場

1991年にテレビ放送された伝説のシューティング合宿。今だったら完全に放送禁止にされていたはず。前田日明の坂田亘への鉄拳制裁の動画を入れたかったんですが、18禁指定されているため埋め込みができず。。。

超暴走軍団 ロードウォリアーズ

狂いまくったプロモーションビデオ。

昭和プロレスムービー最高峰の作品!!!

”極悪アニマル”と”非道ホーク”誕生秘話。鶏の生肉で二人を手なずけるマネージャーのポールエラリングが秀逸w

ナレーションを担当している声優・塩澤兼人さんがまた最高なんです!

ハンセン失神

天龍と阿修羅原のサンドイッチキックでハンセンが失神。

その後むくっと起き上がるや否や天龍目がけて大暴走ファイト。

試合後の控え室にまで襲撃しようと暴れまくる天龍のいる控え室を探すハンセン。

危険を察知した天龍とマスコミは襲撃される前に逃げて、事なきを得る。

読んでおきたいプロレス名著

プロレススーパースター列伝

原作:梶原一騎、作画:原田久仁信というプロレスファンにはおなじみのコンビによる名作マンガ。

ファンのみならずレスラーも影響を受けた人は数知れず。

名レスラーのエピソードが満載。ただあくまでマンガということを念頭におかないと実際に会うと、あれ?スーパースター列伝とちょっと違うなぁと思ったことも多かったのはご愛嬌w

アントニオ猪木自伝 / 猪木寛至

爆笑エピソードが山ほどでてくるプロレス界屈指の名著。

浅草キッド水道橋博士は聖書と評し、ロケ等で宿泊しているホテルの書棚にこの本を置いていくという布教活動を一時期行っていた。

1976年のアントニオ猪木

モハメドアリ、ミュンヘンオリンピック柔道金メダリストのウイリアムルスカとの異種格闘技戦、パキスタンで行われた英雄ペールワンとの試合での腕折り事件など全盛期であった1976年のアントニオ猪木に焦点を絞って書かれたプロレス本屈指のクオリティの高い作品。

ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実

AKB、ももクロといったアイドルのレポートを書かせたら日本一との呼び声が高い、元週刊プロレス小島記者の週プロ回顧録。

リアルタイムに当時の記事を読んでいたプヲタにはたまらない内容。

特に大仁田や女子プロ好きな人にとっては何度も読み返したいと思える程の内容になっています。

俺が天下を取る / 藤波辰巳

あきらかに無理が生じているにも関わらず、どんな話でも城や徳川家康に例えていて、ドラゴンの無邪気さが伝わってくる名著。

紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也

自伝本ではないが、生前、橋本と親しい関係者などからトンパチなエピソードを証言する秀逸な本。

こんな規格外なレスラーもう出てこないよなと感傷に浸りながらも読んでいて爆笑してしまう事必至!

まとめ:プロレス頭を養う最高の動画配信番組は?

プロレス頭をインストールするための情報をザッとまとめさせていただきました!

いかがでしたでしょうか?

このページは「有田と週刊プロレスと」を楽しむためですので、最後にプロレス頭を養う最高の動画配信番組を紹介して締めたいと思います。

Amazon Prime「有田と週刊プロレスと」

Amazonプライムビデオで配信中の「有田と週刊プロレスと」

くりぃむしちゅー有田哲平が、1冊の「週刊プロレス」からプロレスの魅力を面白く語りながら学ぶべき人生の教訓を導き出すトークバラエティ番組。

カスタマーレビューが平均4.6という高評価。

シーズン4でファイナルとなってしまいましたが、未だ復活の声が鳴り止まない番組です。

DVD化がされていますが、アマゾンプライムで配信中ですので是非まだ観て欲しいですし、まだアマゾンプライムに加入されていない方はこれを機会に是非加入してみてください。